賛成メール1万、反対メール300

「慰安婦は日本軍の性奴隷制」の記述を教科書に入れることに

賛成する 同じようなメール が1万通以上
33. Two e-mail petitions supporting the inclusion of “comfort women” in the draft framework (6 pages, including lists of names). The CDE received over ten thousand copies of e-mails and printed petitions with identical or very similar language in support of this subject. A partial list of submitters was provided to Commissioners.

反対する 同じようなメール が300通以上
97. Two e-mail petitions opposing the inclusion of “comfort women” in the drat framework (4 pages, including lists of names). The CDE received over three hundred e-mails that contained the same or similar language. A partial list of senders was provided to Commissioners.

これは、カルフォルニア州教育委員会が教科書ガイド改定の際に一般から届いたコメントについての報告書(March 24–25, 2016)に書いてあるものです。

報告書(ワードのダウンロード)
2015-16 History–Social Science Framework Update Index of Public Comments Received During the Second Field Review

像の設置やこういった慰安婦問題に関して、メールで意見を送ったら逆効果になるのではないかとのご意見があります。

なでしこアクションで皆様に呼び掛けた際、実際どれくらいのメールが届いているかは分かりませんが、ニュースなどによると多くて200~300メールです。

10日間の数字だったとして一日20~30通になります。1万通以上のメールが送れる慰安婦推進側に比べたら、(残念ながら)小さな力です。

皆様から、こんなメールを送りましたよ、というご報告をいただくことが良くあります。どれも資料と史実をもとに、素晴らしく纏まった意見メールになっています。

なでしこアクションで海外に意見を送り始めたころ(2011年)は、海外在住の方で連絡取れる方は数名しかいませんでしたが、その後は各地の方々から連絡いただくようになりました。

今は署名やメッセージなどの抗議活動は、現地の方と相談しながらその時に一番効果的と思われることを実行しています。

なでしこアクションでは組織動員というものはありませんし、できません。

抗議活動に参加する、しないはあくまで皆様のご判断です。

意見を送りたいと思ったときに、必要な情報が集約されているプラットフォーム、基になるサイトは必要だと思います。

また、一般メディアは報じきれない「現地で頑張っている方々の生の声」も届けていきたいです。

これからも当サイトでそういう役割ができたらと考えています。

なでしこアクション
代表 山本優美子

8 thoughts on “賛成メール1万、反対メール300

  1. 上野 紗也香 says:

    この度始めて慰安婦像反対メールをフォートリー市長宛に出しました。私も海外に住む日本人の母親として、このままでは完全に間違った歴史認識を世界中の人が信じ込み、将来子供達の生活に悪い影響が出るのではないかと恐怖を感じています。
    フランス人である夫を始め、もっと周りに慰安婦の真実を伝えて行きたいと思うのですが、常に南京事件や731部隊など他の問題も併用して話題に出されてしまいます。どれも韓国と中国のプロパガンダが絡んでいると説明をしますが、相当な歴史と国際問題や政治の知識が無ければ相手に理解されるのは大変困難で有ると考えています。
    また、どれだけ慰安婦について強制連行は無かったと資料を見せても、日本帝国軍=悪 で有るという先入観がある上結局は日本人が日本を擁護しているだけだとしてなかなか理解してもらえず歯痒い思いをしています。


    • tw says:

      横から失礼します。

      >常に南京事件や731部隊など他の問題も併用して話題に出されてしまいます。

      通州事件や通化事件、黄河決壊事件、ライダイハンのことを持ち出してみたらどうでしょうか?
      結局、反撃しなければ守勢にたたされるのは当然で、相手に押されるだけです。


      • 上野 紗也香 says:

        twさんありがとうございます。
        確かに韓国や中国が今まで行ってきた残虐行為や現在でも続く迫害行為を知ってもらう事はとても重要だと思います。韓国軍慰安婦の事ももっと世界の人に知って貰いたいですし、そもそも韓国政府が朝鮮戦争時に公娼の募集広告や新聞記事で「慰安婦」という日本の場合と全く同じ言葉を使っている時点で慰安婦は性奴隷では無い事は普通の人なら理解出来ると信じたいです。また、フランス人も第二次世界大戦中に多くのユダヤ人をホロコーストに送る、戦後ナチスの売春婦だったフランス人女性を迫害する、パリで200人以上のアルジェリア人を虐殺するなど数えたらきりが無い程の非人道的行為を行っています。本心から言えば、どの国も散々酷い事をしているのに自分達の事を棚に上げてよく日本の事を批難出来ますねと思っています。ただ、彼等の国も貴方の国もこんなに酷いことしてますよね?というアプローチの仕方が慰安婦問題の理解に繋がってくれるのか逆に聴き手の心を閉ざしてしまうのかの判断がなかなか難しい所ではないかと考えます。


        • gengoro says:

          この問題の難しさは「他人の汚点」を突かざるを得ないことですよね。日本人だったら(というか普通の人なら)相手が悪いと思ってても、相手の恥になるようなことは胸にしまっておく、逆に罵倒してしまうことでこちらの人間性を疑われるようなことはしたくないと考えます。
          ところが、中国・韓国の人たちは自分のことは棚にあげますが、平気で他人を突いてきます。他人の嫌なところを突いてくるのに躊躇しません。
          たとえ嘘であろうと「被害者」側の立場を装うことの強みとしか思えません。世間はそういう声に弱いのですよね。弱者が正しい、そこに耳を傾ける自分を肯定したがります。
          「声が大きすぎる被害者」をもっと疑うこと、冷静にデータやこれまでの経緯を再調査することを求めるしかないのではないか、という気がしてます。
          それはかの国がどういう教育をして、嘘が社会に定着してしまっていて、違う意見は抹殺されるような歪な社会であることも含めて、またそれに安易にあなたは加担するのかという疑問を投げかけるような形で、訴えるしかないのかなと思います。


          • gengoro says:

            >「他人の汚点」
            この場合は、彼らの「嘘」という意味です。


        • tw says:

          上野様
          ありがとうございます。

          相手の非をあげつらうことで、反感をかってしまうというご懸念はわかります。
          この場合伝え方において、伝える相手を非難するというスタンスではなく、日本もこれだけの被害を受けているというスタンスで、中国朝鮮が主張することに疑念を持たせることが肝心だと思います。例えば、黄河決壊事件など、国民党が自国民を平気で殺害していたこと(日本軍が中国人を救助しています)、国民党が黄河決壊事件を日本軍の行為と喧伝していたということを知れば、南京事件についても、実は国共内戦で国民党、共産党が自国民を殺害したのではないかと疑念がわきます。中国朝鮮の主張に疑念がない状態で、日本の主張を信じてくれといくら言ったところで、第三者は被害にあったと主張する中国朝鮮を信じるでしょう。日本も被害にあった、中国朝鮮も残虐行為をしているということを伝えるのは、十分中国朝鮮の主張に対するカウンターになると思います。日本人には、「被害者とみられるのを嫌う」、「他者の悪い所を批判するのをためらう(他人に干渉するのをためらう)」といった傾向がありますが、それが悪い方に出たことが、このような事態になった主因(もちろんそこにつけこんできたのは中国朝鮮ですが)ではないかと思います。



  2. 上野様、皆様

    >彼等の国も貴方の国もこんなに酷いことしてますよね?というアプローチの仕方が慰安婦問題の理解に繋がってくれるのか

    私は好んであちこちの英語ニュースサイトのコメント欄に書き込みをし、アメリカ人とバトルをすることがあるのですが、これが、案外に有効だ、という感触を得ています。

    なぜなら、アメリカでは、特定の民族を目の仇にして批判攻撃をすることはタブーのようなのです。つまり、今、ヒスパニックなり黒人を徹底的にやっつけると、次は自分たちの番だ、という心理が働くようなのです。これは、多民族がモザイク状に棲み分けをしているアメリカ社会の文化に根差したものだと思うのですが、人種対立を極端に恐れる。

    そりゃそうです。みんな拳銃を持って武装しているから、人種対立が即流血の騒動になりやすい。過去に何度もあちこちの都市で人種暴動が起きて、その度に日本では考えられないような規模の放火・略奪・暴行・殺人が自然発生している。映像になっているところでは1992年のロス暴動が記憶に新しいですが、紙の記録だけでも、ずいぶんとあります。

    だから、ブルックヘブン市で像設置を推進していた団体の代表Kelly Ahnも、SF市で像設置を推進していた団体の代表Lilian Sing, Julie Tangも、これは「日本叩き(Japan bashing)」ではなくて、「戦時における普遍的な女性の権利(universal human rights of women at war)」だという言い方をして、自分たちの案を議会通過させています。日本叩きだと主張したら通りません。特定の民族を目の仇にしてはいけないという「公民権法」に抵触します。

    ところが、碑文には日本のことしか書いていない。日本を糾弾している側の韓国軍慰安婦の件はどうなのだ、米軍慰安婦のことはどうだ、という言い方は相手の偽善を衝く、有効なロジックになります。

    ただ、韓国軍がベトナムでやった残虐行為やライタイハン、米軍慰安婦の事はずいぶんと知られてきているので、そろそろ、別の手口を考えないといけないでしょう。



  3. 本題の、

    >像の設置やこういった慰安婦問題に関して、メールで意見を送ったら逆効果になるのではないか

    ですが、「なでしこアクション」が進めてきた日本からの抗議メールの呼びかけは、これまでも有効であったし、今も有効だと思います。

    ドイツのフライブルグ市のように、像設置に失敗したケースを考えれば、それは明らかです。

    今年の6月、ジョージア州ブルックヘブン市に像が立ってしまったけれども、アトランタ周辺の11都市が設置を断って、ブルックヘブン市だけがOKだったという事情も考える必要があります。

    つまり、地元の韓国系市民団体が地元の市や町に像設置の企画をもちかける際、地元の議員がOKを出してしまう理由の一つには、非常に気軽に「人権問題だから良いことだ」と考えてしまう事情があると思うのです。ところが、抗議メールが殺到するので、「これは案外に大変なことだ」と思い直す。姉妹都市解消を言い出す松山市のようなところが現れて、韓国人のもくろみが失敗したのがドイツのフライブルグ市のケースでした。

    先頃、マリーランド州ソールズベリー(Salisbury)大学で、韓国系の学生や彼らに同調する教員らが像設置を極秘に計画していたけれども、いざ設置という数日前に大学当局が無期延期の待ったをかけた、というニュースがありました。つまり、コソコソと根回しをやっておいて、意思決定の段階をパパッとすっ飛ばすような形でしか、像は建たなくなっている、と私は見ているのです。これは、山本さんたちが多年に渡り抗議メールの送り付けをやってきた賜物でしょう。まだ意志決定段階にあり、実際の像設置まで長いリードタイムがあるようなケースでは、抗議メールの送り付けは有効であったし、今もそれは変わっていないと見ていい。

    逆に云うと、ニュージャージー州フォートリーやSF市のような韓国系・中国系の力が強いところは、抗議メールぐらいではどうにもならないと、あきらめるしかありません。そして次の問題は、設置がされてしまった後の対策が欠落していることです。SF市に像が立ってしまったことを、むしろ奇貨として、より広範かつ中長期的な視野で、その不当性を訴える手段を見出すことが肝要、と言えるでしょう。


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