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共同通信【特集】慰安婦問題が今… 米の像撤去訴訟敗訴、半島は激動 / 2017.4.6

慰安婦問題については、これまでは産経新聞が歴史戦で特集の記事にして下さしました。 この度は共同通信も特集記事にして下さいました。 是非お読みください。 https://this.kiji.is/222611998047766010?c=39546741839462401SnapCrab_NoName_2017-4-6_19-26-9_No-00

日本政府 米国連邦最高裁提出 意見書要約 と 今後の流れ

GAHT最新情報  https://gahtjp.org/?p=1565 より

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日本政府が米国連邦最高裁に提出した意見書(アミカス・キュリエ・ブリーフ)の要約と、最高裁での今後の流れをご紹介します。
日本政府の意見書については 外務省公式ホームページの「 米国グレンデール市慰安婦像訴訟 日本国政府の意見書提出 」をご覧ください。

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【 グレンデール性奴隷慰安婦像撤去裁判 日本政府意見書抄録 】

連邦政府は外交において独占権を有する

2017年2月 抄録と解説担当 GAHT 細谷

日本政府の関心事
本裁判はグレンデール市が、第二次世界大戦中の慰安婦問題での日韓間の争いに合衆国連邦政府の公平な友好的に解決する様に促す外交方針であるにも関わらず、独自の見解を表明して外交関係を混乱させる事が、憲法上許されるのかの問題をはらんでいる。
連邦政府は長年に亘りこの問題に対し米国の同盟二ヶ国が外交的な解決に努める事を支持し、米国はその為に注意深く一貫してこの問題で煽動的な言辞を控えて来た。

A. 外交独占権
最高裁で下された判例は、連邦政府の外交権独占権を正当化する。控訴裁判所の判決は、最高裁の一貫した方針と裁定に全く違っている。
市-地方政府が主張する表現の自由は、憲法上保護されていなく外交独占権に違反する。

B. 控訴裁判所の判決は問題が多い、最高裁で審理されるべき
控訴裁判所が創り出した表現の自由による外交権の侵害は、(最高裁が)本件を審理をするに十分な理由がある判決は過去の最高裁の判例とも米国政府の外交方針とも一致しないし、日本政府高官が公言した碑設置に反対する声明を全く考慮していない。
判決は、(市の)表現の自由を優先する例外を創り出して外交独占権を侵害した。
グレンデール市は像を設置して外交方針を世界に発信したが、米国は統一した見解を外に発すべきである。

C. 慰安婦問題の誤解と日韓関係
像の設置前から日米韓間での外交問題であった。日韓関係は脆弱で、日韓の安保・経済協力が2015年12月の日韓合意で進展するのは米国が望む所である。
その米国が慰安婦問題で相反する見解を表明する事で混乱が生じかねない。
日本は歴史上の事実を十分に調査したが、碑文は歴史上の記述として正確でない。
昨年ジュネーブでの女子差別撤廃委員会に於いて日本の外務副大臣(審議官)が、1990年代に実施した大規模な事実関係の調査結果を発表し、性奴隷・20万人・強制連行を否定した。その全文は外務省のHPに掲載されている。
現在の日韓間外交は、米国の支援によって2015年末の日韓合意に至った。本意見書は国際的な場での批判禁止等の日韓合意に反しない。

日本にとり何にも増して重要な事は、州やグレンデール市の様な地方都市がこの慰安婦問題の様な敏感な外交問題に首を突っ込まない事であり、その為に州・市は米国がその外交方針で発信せねばならない統一的方針を侵害させない事である。

結論
上記より、請願は認められるべきである。

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日本政府意見書のポイント
・(慰安婦)問題は、像設置の2013年7月以前から日米韓での外交課題であり、人権問題ではない
・地方政府に憲法で表現の自由は保証されてない
・強制連行・性奴隷/ 20万人等を事実誤認と否定
・問題は日米韓の安保・経済に絡む敏感な外交課題
・日米韓3ヶ国は解決に向けて努力している。米国の主張は一つで地方政府が口出して邪魔すべきでない
・控訴裁判決は問題。最高裁で審理されるべき

 

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【 最高裁での今後の流れ 】
※画像をクリックすると別ウィンドウにPDFで表示されます。

最高裁での流れ2

日本政府 米最高裁に意見書提出

GAHT最新情報  https://gahtjp.org/?p=1546 より

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米国最高裁判所における上告審の進展

日本政府が我々を支援する第三者意見書を提出

 

2017年2月22日

GAHT-US CORPORATION

 

本日(2017年2月22日)は、3年続いているグレンデール市の慰安婦像の撤去を求める裁判の歴史の中で特筆すべき日でありました。

ご存知のように、第一審と第九地区控訴裁判所に於いては敗訴したので、最後の拠り所である米国連邦最高裁判所に請願書を提出し、先月23日に受理されました。それから30日以内に第三者意見書(アミカス)が受け付けられることになっていたのですが、本日、日本政府から請願者GAHTを支援するアミカスが、最高裁判所に提出され受理されました。

日本政府には以前から書面による支援を依頼していたのでが、今までは実現していなかったのです。しかし、裁判の最終段階で我々を支援する第三者意見書を提出していただいたことに、我々は深く感謝をする次第です。連邦最高裁判所に請願された案件に対しては、ほんの1%くらいしか採択されず、他は棄却されるのが今までの習わしですが、政府がアミカス提出したので、採択のチャンスが向上しました。

その他に、「日本近現代史研究会」と「史実を世界に発信する会」が共同で作成したアミカスも最高裁版所に提出されました。同時に、グレンデール市側からの請願書に反対する文書も提出されました。

今後ですが、10日以内にグレンデール市の請願受付反対書に対する当方の反論書を提出する予定です。また、グレンデール市を支援するアミカスも30日以内に出されてくると思われます。

今年の前半が勝負かと思われます。今後とも引き続き皆様のご支援をお願い致します。

以上

 

◆ 外務省ホームページ
米国グレンデール市慰安婦像訴訟 日本国政府の意見書提出

◆ 日本政府の意見書(英文PDF)
Mera Amicus Brief

◆ GAHTの請願書 [No. 16-917] (英文PDF)
Koichi Mera Petition for Writ of Certiorari

 

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<関連ニュース>

◆ China Daily 2017-03-02
Japan condemned for interference with ‘comfort women’ memorial lawsuit

◆ 京郷新聞2017.02.26
“미국 소녀상도 철거해야”..일본 정부, 미국 법원에 의견서 제출
「米国の少女賞撤去しなければ “..日本政府、米国の裁判所に意見書提出

◆ KYODO MAR. 01, 2017
Japan gives rare opinion to U.S. Supreme Court over ‘comfort women’ row

◆ JAPAN Foward February 27, 2017
The Japanese Government Weighs in with the Supreme Court

◆ 日本経済新聞 2017/2/28
政府、米での少女像訴訟で意見書 慰安婦を象徴

◆ 時事通信 2017/02/28
少女像訴訟で米最高裁に意見=外務省

◆ NHKニュース 2月28日
政府 米での慰安婦像撤去裁判 上告認めるよう意見書

◆ 毎日新聞 
連邦最高裁に日本政府意見書

◆朝日新聞 2017年2月27日
政府、米慰安婦像訴訟に異例の意見書「上告認めるべき」

◆ 産経ニュース 2017.2.25 【歴史戦】
米グレンデール慰安婦像撤去訴訟、日本政府が米最高裁判所に審理求める意見書提出

日本政府が異例の対応 米地方自治体の介入看過できず、慰安婦像撤去訴訟で

「朝日新聞集団訴訟」控訴審 第1回口頭弁論 意見書全文

2017年2月21日(火)に行われた、「朝日新聞集団訴訟」控訴審 第1回口頭弁論(東京高等裁判所 101法廷)で、なでしこアクション山本優美子が意見書を読み上げ提出しました。その意見書全文をご紹介します。
訴訟についての詳細は朝日新聞を糺す国民会議をご覧ください。

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意見書

 

平成29年2月15日

山本優美子

東京高等裁判所 御中

 

「なでしこアクション」代表山本優美子と申します。私は、海外の慰安婦問題について活動しています。

 

朝日新聞の虚偽報道が長年訂正されなかった影響で「残虐な日本軍、悲惨な慰安婦」のイメージが拡大、拡散しました。現在、海外では、「慰安婦は日本軍に強制連行され性奴隷にされた数十万の幼気な少女たち」と信じられています。

 

このイメージを中国や韓国が利用し、海外では日本非難決議が採択され、慰安婦碑や慰安婦像が既に各地に建ち、また、新たな設置計画も次々と浮上しています。その影響で海外の日本人やその子供たちの平穏な日常生活が脅かされるまでになっています。これは、日本人に対する人権侵害です。世界各地のお母さま方から不安を訴える声がたくさん届いています。

 

「なでしこアクション」は、海外の各地に「慰安婦碑反対」や「慰安婦は性奴隷ではない」という意見を送る運動をしてきました。これに賛同する多数の署名も集め、海外30カ国以上の日本人が私たちの運動に協力してくれています。また、私たちは、国連の人権委員会に訴え、ユネスコの世界の記憶に私たちの主張を裏付ける資料の登録を申請しています。しかし、私たちがそうした努力をしても、世界に定着してしまった「慰安婦・強制連行・性奴隷」という虚構のイメージを覆すことは非常に難しいのが現状です。でも、私たちは、次の世代の子供たちのために諦めるわけにはいきません。

 

韓国以外の公共の場所にある唯一の慰安婦像が米国カルフォルニアのグレンデール市にあります。私は、このグレンデール慰安婦像撤去を求める訴訟を行っている「歴史の真実を求める世界連合会」の一員でもあります。私たちは、この1月、首都ワシントンに行き、アメリカ合衆国連邦最高裁判所に上告状を提出しました。

 

その上告状では「慰安婦問題は米国・韓国・日本の外交問題である」という点も訴えています。

 

みなさまご承知のとおり、一昨年末、いわゆる「日韓合意」がありました。当時のオバマ政権が安全保障上の必要からこれを強く促したものと言われています。昨年末のハワイの日米首脳会談では、この日韓合意が高く評価され、北朝鮮の脅威がある中での日米韓の協力・連携の重要性が確認されています。つまり、現在、慰安婦問題は、衆知のとおり、政治・外交問題であるばかりではなく、安全保障問題にまで発展しているのです。

 

ところが、みなさま、朝日の英語版を見て下さい。「慰安婦comfort women」との文言の後には、必ずと言っていいほど、何と「forced to provide sex 」と書いてあります。つまり、驚くべきことに「慰安婦は日本軍に性行為の提供を強制された女性」との説明書きが英語版には加えてあるのです。この一文があるだけで、記事の意味が変わります。たとえば、日韓合意の記事では「日本軍は女性に性行為を強制する酷いことをしたから謝罪してお金を払うのだろう」と海外では解釈されているのです。

 

日本軍による強制連行を示す客観的な資料は、これまで、ただの一つも発見されていません。これからもそのような資料が発見されることはありません。なぜなら、そもそも、初めから強制連行の事実などないからです。朝日新聞は何を根拠に、しかも英語版にだけ、今に至るも、執拗に「force=強制」を使うのでしょうか。

 

これでは、私たちが懸命に米国の裁判所で戦っても、また、最前線で海外に向けて情報発信しても、後ろから石をぶつけられ、振り向けばそこには朝日新聞という有様なのです。

 

朝日新聞はもうこれ以上問題を広げないでください。犯した過ちを認め、問題の所在を認め、被害の発生を認め、自ら、広く、国際社会に向かって多言語で謝罪するよう切に求めます。

 

以上

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アルジャジーラのニュース「日韓問題をかきたてる韓国人女性達」

カナダ・オンタリオ州が南京大虐殺記念日の制定審議中。抗議のメールをお願いします!
「カナダ・イスラエル友好協会からユネスコへの意見書と協会コメント」
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アルジャジーラのインタビューを受けました。その報道がこちらです。

2017.2.2 「日韓問題をかきたてる韓国人女性達」
نساء كوريات جنوبيات يثرن أزمة بين بلدهن واليابان

 

海外メディアは慰安婦問題について偏向した報道が多い中、このアルジャジーラの報道は客観的な内容だと思います。

<動画のタイムラインと内容>

0:00 男性アナ 慰安婦像前における韓国人女性達の活動を説明
韓国人活動家たちが慰安婦像に服を着せている。
慰安婦像前で座り込みストを行っている。
彼らは慰安婦問題を次の世代へ継承することを企図している。
そのため彼らは日韓合意を認めておらず朴大統領を裏切り者とみなしている。

0:35 インタビュー 韓国人活動家ハンオンユン(?)が日韓合意に反対を語る
安倍首相は誠実な謝罪をしていない。
朴大統領はスキャンダルのため外交交渉能力がない。
日本との合意は一つだけである。

0:47 男性アナ 日韓合意について説明

1:00 男性レポーター 慰安婦像前で慰安婦像撤去をめぐる軋轢を説明
韓国政府には在ソウル日本大使館前の慰安婦像を撤去する務めがあった。
しかし実行しなかったばかりか、在釜山領事館前での慰安婦像設置を黙認した。

1:16 男性アナ 日本の大使帰国までの経緯を説明
その後の日本の抗議、大使及び領事の召還。
韓国は世論の刺激を恐れて対応しなかった。
しかも慰安婦像を観光スポットにしている。
これが日本が恐れていたことである。

1:51 インタビュー 山本優美子が同軋轢により生じ得る懸念について語る
慰安婦像の設置及びそれによって過去の歴史が掘り返されることで日本にネガティブなイメージがついてしまうことが一番の懸念。
既に戦後70年経過しており、慰安婦問題を最終的に解決することが我々に課せられている。

2:02 男性アナ まとめ
慰安婦問題が泥沼化しつつある。
アルジャジーラ・ソウル支局のファディ・サラメによるレポートでした

以上