Category Archives: 資料

【報告】慰安婦問題を巡る国際シンポジウム 2024(7月10日 星陵会館)

アクセスカウンター

2024年7月10日、東京永田町の星陵会館ホールにて「第三回 慰安婦問題を巡る国際シンポジウム2024」が開催され、約250名の参加者で盛会のうちに終えることが出来ました。

日本軍慰安婦問題について「性奴隷ではない」という立場の日本・韓国・米国の真実勢力が一堂に会して発表を行うのは、史上初の試みでした。

主催団体「国際歴史論戦研究所」の所長として、各方面からたくさんのご協力をいただいたことに心より感謝を申し上げます。

今回の成功を基に、今後もこの連帯を継続、発展させていくことが重要だと考えております。引き続き皆様からご支援いただけますようお願い申し上げます。

2024年7月11日
国際歴史論戦研究所 所長、 なでしこアクション 代表
山本優美子

************************************************************
< シンポジウム資料 >

配布した資料冊子データ(PDF)
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/07/2024.7.10_symposium.pdf
※資料冊子は↓こちら↓から購入できます。
https://irich.shop-pro.jp/?pid=181726844

シンポジウム プログラム
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/07/2024.7.10_program.pdf

************************************************************
< 動画 >
国際歴史論戦研究所 youtube チャンネル
https://www.youtube.com/@irich733

生放送アーカイブ (シンポジウム全編)

開会の挨拶 杉原 誠四郎  (国際歴史論戦研究所 会長)

第一部 基調講演

基調講演の先生方(左から西岡力、マーク・ラムザイヤー、李 栄薫)

1.西岡 力 (麗澤大学特任教授・歴史認識問題研究会会長)
「歴史認識問題としての慰安婦問題」

2. 李 栄薫(李承晩学堂校長)
「日本軍慰安婦の問題が韓国社会に及ぼす破滅的効果」

3.マーク・ラムザイヤー(ハーバード大学ロースクール教授)
「歴史問題と米国大学の問題 ― これからどうすべきか?」

第二部 研究発表
1.柳 錫春 (元延世大学 教授)
「延世大講義 名誉毀損刑事事件 第二審の争点」(通訳:朴 舜鍾)

2.福井 義高 (青山学院大学教授)
「慰安婦をめぐる事実と価値判断の間:経済分析の観点から」

3.金 柄憲 (国史教科書研究所所長)
「2023年日本国を相手にした慰安婦訴訟判決文と教科書の記述」

4.李 宇衍 (落星台経済研究所研究 委員)
「韓国メディアの慰安婦問題に関する報道動向」

5.松木 國俊 (国際歴史論戦研究所 上席研究員)
「慰安婦訴訟~日韓関係を破壊する個人請求権 復活の危険」

6.ジェーソン・モーガン (麗澤大学 准教授)
「The Comfort Women Hoax~慰安婦問題という詐欺の終焉とこれからの課題」

第三部 登壇者全員からの提言


閉会の挨拶
藤岡 信勝 (国際歴史論戦研究所 上席研究員)

国会議員挨拶
自由民主党 参議院議員 衛藤晟一 先生

自由民主党 衆議院議員 杉田水脈 先生

自由民主党 参議院議員 有村治子 先生

来賓挨拶
朱玉順 (韓国 オンマ部隊代表)

シンポジウム後の懇親会にて

************************************************************
< 報道 等 >
pennmike 2024.07.16
[問題フォーカス]「基礎的な資料も読まないまま私を攻撃」…慰安婦強制連行不正な美ハーバード大学ラムザイアー教授、日現地講演
[이슈포커스]”기초적인 자료도 읽지 않은채 나를 공격”…위안부 강제연행 부정한 美 하버드대학 램지어―교수, 日 현지 강연
https://www.pennmike.com/news/articleView.html?idxno=84440

ソウル メディア ニュース 2024.07.15
「日本軍による強制送還はなかった」…「慰安婦問題国際シンポジウム」が東京で成功裏に開催
“日軍에 의한 강제연행 없었다”…’위안부’ 문제 국제 심포지움, 도쿄에서 성황리에 개최
https://www.seoulmedianews.com/news/articleView.html?idxno=62118

世界日報 2024年7月11日
「史実を正しく伝えよ」慰安婦問題で国際シンポ
https://www.worldtimes.co.jp/japan/20240711-182910/

産経 2024/7/10
慰安婦国際シンポで日米韓の研究者らが議論 李栄薫氏「性奴隷説の実証的根拠確認できず」
https://www.sankei.com/article/20240710-HTJA5OOMMFLN5KCEAMOU2KFTRY/

協催団体「歴史認識問題研究会」シンポジウム報告
http://harc.tokyo/?p=3728

韓国人が駐韓イタリア大使へ送った意見書「像は偽りと憎悪の象徴物、慰安婦運動の宣伝道具です」

アクセスカウンター

伊スティンティーノ市に設置された慰安婦像に対し、韓国で慰安婦像撤去運動をしている「慰安婦法廃止国民行動」代表 金柄憲 氏が、駐大韓民国イタリア大使へ意見書を送りました。
韓国人がここまで正論を述べています。
日本の国会議員、政府関係者はこの意見書で勉強して、撤去を実現させてください。

**************************************
2024年6月 28日

慰安婦法廃止国民行動
代表 金柄憲

駐大韓民国イタリア大使へ捧げる意見書

尊敬するイタリア大使、こんにちは。

昼夜を問わずお忙しい中、私どもの意見書で貴重なお時間を使われることとなり、大変申し訳なく思います。 私は、ソウル鍾路区に位置する韓国駐在日本国大使館前の少女像周辺で、この30年間行われてきた正義記憶連帯の「慰安婦運動」に対抗し、水曜デモの中止と少女像の撤去を主張する集会を続けてきた市民団体「慰安婦法廃止国民行動」の代表、金柄憲と申します。

私がこのように意見書を差し上げる理由は、6月22日にイタリアのサルデーニャ島のスティンティーノ市に建てられたいわゆる「平和の少女像」が設置主体である正義記憶連帯の一方的で歪曲された主張が含まれており、イタリアと日本、そして日本と韓国の関係に深刻な悪影響をもたらしかねないという憂慮のためです。

報道によると、Rita L. Vallebella スティンティーノ市長は「残酷な戦争犯罪の被害者を称え、女性の人権に対する認識を高めたかった」と述べています。 これは正義記憶連帯が作成し、「平和の碑」というタイトルで刻まれた碑文に基づいたものと見られますが、完全に間違った認識です。 Rita L. Vallebella市長のこのような認識の根拠となった少女像の碑文は、次のように歴史的事実を歪曲しています。

正義記憶連帯の要請と寄付で設置された少女像の碑文は「第2次世界大戦当時、日本はアジア·太平洋地域で数多くの少女と女性を強制的に拉致し、軍隊の性奴隷にするなど、ホロコーストに劣らない極悪非道な反人倫的犯罪を犯した」という言葉から始まります。 日本が数多くの少女や女性を拉致し、軍隊の性奴隷にしたと主張していますが、これは歴史的事実ではありません。 日本のいかなる軍人も女性を拉致することができず、連れて行って同僚軍人に性奴隷として提供することもできません。 何よりも、このような主張を裏付ける何の証拠もありません。

また、「ホロコーストに劣らない極悪非道な反人倫的犯罪を犯した」としましたが、ナチスによって行われたユダヤ人虐殺の被害者が存在するのは歴史的事実ですが、日本軍に虐殺された慰安婦被害者はただの1人も存在しません。 「慰安婦」は、慰安所のオーナーと契約を結び、営業許可を得た後、合法的な売春空間で金を稼いだ職業人で、ホロコーストの犠牲者とは本質的に異なります。 実際、日本軍は慰安所規定に定められた料金を支払い、性的欲求を解消した顧客に過ぎません。 日本軍は慰安婦を虐殺する理由もなく、そのような事例もありません。

碑文にはまた「1991年8月14日、韓国の日本軍性奴隷制被害者金学順は日本が犯したこの残酷な犯罪に対する長い沈黙を勇気をもって破った」と記されています。 しかし、金学順は日本軍に連れて行かれたこともなく、日本軍が犯した残酷な戦争犯罪の被害者でもありません。

正義記憶連帯の前身である挺身隊問題対策協議会が発刊した慰安婦証言集『強制的に連行された朝鮮人軍慰安婦(1)』によりますと、金学順は母親によって慰安所の主人(砲え主)である養父に40ウォンで売られ、その後3年間の平壌妓生学校を卒業して妓生の営業をしようとしましたが、幼くて許可を得られなくなると、養父は金学順とまた別の養女を連れて中国に行って営業することにしました。

中国に発つ前に、養父は金学順の母親に連絡して中国行きの許可を得ており、発つ日に金学順は平壌駅で黄色いセーターを準備した母親の見送りを受けたと証言しました。 金学順の証言のどこにも日本軍による強制動員はありません。

続く碑文には「平和の少女像は日本によって軍事的性的暴行を受けた被害者を記憶する象徴」とありましたが、2011年12月14日に駐韓日本大使館前に少女像が初めて設置されて以来、少女像は平和どころかあらゆる葛藤と分裂を引き起こしています。 それはまさにこの少女像が彫刻家の誤った歴史認識と対日敵愾心が投影された偽りと憎悪の象徴物だからです。

銅像の作家は、日本軍の誘惑に乗ったり、強制的に戦場に連れて行かれた10代前半や半ばの幼い女性を作品で表現するため、11歳の自分の娘をモデルに13歳~15歳の少女の姿で制作したとしています。 しかし、日本軍の慰安婦になるためには出国前に慰安所の主人と契約を結んだ後、管轄警察署に直接出頭して身分証明書(Visaに該当)の発給を受けなければならず、現地に到着してからは現地警察署に親権者承諾書、戸籍謄本、印鑑証明書、営業許可願書、営業人調査書と共に写真2枚を提出して営業許可を得てこそ慰安婦で働くことができました。 日本軍が朝鮮のか弱い女性を騙して連れて行くこともできず、13~15歳の少女はそもそも日本軍の慰安婦になることはできませんでした。

さらに、彫刻家は作家ノートで、「日本による植民地時代朝鮮の花の年頃の少女たちと若い女性たちを騙したり、強制的に戦場に連れて行き、性奴隷にし、さらには殺しまでする無残な犯罪を躊躇なく犯した残酷な歴史を思い出させたかったのです。 それで今この場にはおばあさんたちがいらっしゃいますが、夢を見失う前の少女だった姿を形象化して日本大使館前に設置して日本政府の戦争犯罪と女性人権蹂躙の残酷な歴史的事実を広く知らせようとしました」と書いています。

彫刻家が言う日本軍の犯罪行為は事実ではないだけでなく、そもそも日本大使館の前に建てることになっていた少女像が、ある瞬間、大韓民国の津々浦々に建てられ、ついには遠いイタリアの小さな都市にまで建てられるようになりました。 一体、この銅像がなぜイタリアの地になければならないのか、正義記憶連帯のイ·ナヨン理事長とRita L. Vallebellaのスティンティーノ市長に聞きたいです。

碑文の最後にRita L. Vallebella市長は「スティンティーノ市を代表して韓国の女性およびすべての戦時と日常の性暴力被害女性に対する友情と連帯の精神で平和の少女像の建立を歓迎する」と述べましたが、これは非常に誤った認識です。 慰安婦 問題の本質は貧困です。

国が貧しく、両親が貧しくて家族のために自らを犠牲にしたり、両親がお金を受け取って子供の背中を押すなど、売春婦(慰安婦)の道に入った経路は多様ですが、皆が貧しさのために起きた恥ずかしくも残念な古き時代の痛恨です。 Rita L. Vallebella市長はこれに加えて「この銅像は人類の心に声をかけ、ジェンダー暴力に対する厳重な警告になるだろう」と評価しましたが、これは少女像の実体に対する無知に起因した無知な発言です。 少女像はジェンダー暴力とは何の関係もないからです。

大韓民国の正義記憶連帯は口を開けば正義を叫び平和を叫びますが、彼らが30年以上進めてきた慰安婦運動も、慰安婦運動の象徴である少女像も「偽り」を除けば何もありません。 「偽り」で成し遂げられる平和と正義は、この世のどこにもありません。 特に、慰安婦問題と何の関係もないイタリアの地方の島に偽りの象徴物を建てることは、イタリア国民だけでなく全世界の人々を欺く犯罪行為に他なりません。 以上のように、慰安婦 「少女像」は慰安婦運動の象徴であり、こうした少女像は結局、遠くない将来、イタリアや日本だけでなく、韓国や日本との関係にも深刻な問題をもたらすことになるでしょう。 それはまさに少女像が偽りと憎悪の象徴物であり、慰安婦運動の宣伝道具だからです。 大韓民国を心から愛する市民であり、歴史研究者の一人として尊敬する駐大韓民国イタリア大使に、スティンティーノ市に設置された少女像が一日も早く撤去されイタリアと日本、そして韓国との友好関係に少しの傷もつくことのないように格別の関心を傾けてくださることを心よりお願い申しあげます。 ありがとうございます。

以上

**************************************

慰安婦像を設置したStintino スティンティーノ市に意見を送りたい方

Sindaco(市長 Mayor)
名前: Rita Limbania Vallebella

メールアドレス
info@comune.stintino.ss.it

以上

**************************************

ペン & マイク 2024.6.27
伊「平和の少女像」設置に国内市民団体が「撤去要求」声
伊 ‘평화의 소녀상’ 설치에 국내 시민단체가 ‘철거 요구’ 목소리
펜앤드마이크 편집국
https://www.pennmike.com/news/articleView.html?idxno=83334

【情報】伊スティンティーノ市 慰安婦像 除幕式6/22

アクセスカウンター

イタリアのスティンティーノ市の公有地に慰安婦像が設置され6月22日に除幕式が行われました。
スティンティーノ市慰安婦像についての関連情報を掲載します。

***************************************************

Stintino スティンティーノ市に意見を送りたい方

Sindaco(市長 Mayor)
名前: Rita Limbania Vallebella

メールアドレス
info@comune.stintino.ss.it

***************************************************
< スティンティーノ市 参考サイト >

◆ 伊)Inaugurazione della ‘Statua della Pace’(06/17/2024)
英)Inauguration of the ‘Statue of Peace’
日)「平和の像」除幕式 のお知らせ
https://www.comune.stintino.ss.it/index.php/tzente/articoli/396

◆ 伊)Comune di Stintino
英)Municipality of Stintino
日)スティンティーノ市議会
https://www.comune.stintino.ss.it/

◆ 伊)Sindaco
英)Mayor
日)市長
Rita Limbania Vallebella
https://www.comune.stintino.ss.it/index.php/tzente/sindaco

◆ 伊)Consiglio Composizione Consiglio Comunale
英)Advise Composition of the City Council
日)市議
https://www.comune.stintino.ss.it/index.php/tzente/consiglio

***************************************************


[碑文]平和の少女像:記憶の証言
第2次世界大戦当時、日本はアジア太平洋地域で数多くの少女と女性を強制的に拉致し、軍隊の性奴隷にするなど、ホロコーストに劣らない極悪非道な反人倫的犯罪を犯しました。

1991年8月14日、韓国の日本軍性奴隷制の被害者金学順は、日本が犯したこの残酷な犯罪に対する長い沈黙を勇気をもって破りました。

他の国の被害生存者も金学順の後を継いで証言し、日本の公式謝罪と法的賠償を受けるために力を合わせました。

平和の少女像は、日本によって軍事的に性的暴行を受けた被害者を記憶する象徴であり、正義のために戦い、全世界でこのような残酷行為の再発を防ぐために絶えず努力する生存者たちの勇気を称えています。

女性と人類に対する犯罪の記憶が現在と未来世代に持続するようにすることは私たちの集団的責任です。

これを認めて記念することで、全世界にこのような残酷行為が二度と発生しないように防ぐことがどれほど重要かを全世界に厳粛に想起させることが私たちの目標です。

日本政府が引き続き「慰安婦」の存在を否定し、ドイツ、フィリピンなど多くの国で平和の少女像を撤去しようとしているのは非常に残念なことです。

日本は女性と人類に対する戦争犯罪を責任を持って認め、そのような残虐行為を記憶する上で正義の 措置を取らなければなりません。

平和の少女像は韓国の日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯の寄付で設けられました。 世の中の平和と正義のために私たち皆祈りましょう。

Rita L. Vallebella市長は、スティンティノ市を代表して、韓国の女性およびすべての戦時と日常の性暴力被害女性に対する友情と連帯の精神で、平和の少女像の建設を歓迎します。

この銅像は人類の心に語りかけ、ジェンダー暴力に対する厳重な警告になり、これを見る人々に全世界の女性の自由と尊厳性を尊重するという誓いを促すでしょう

2024年6月22日

***************************************************
< 参考 情報 >

◆韓国 正義連の声明
6/23 イタリア初の「平和の少女像」成功裏に設置 (除幕式の写真)
韓国語版 https://x.gd/NLgkJ
日本語版
英語版 https://x.gd/IZppG

6/19 正義記憶連帯、イタリアに初めて「平和の少女像」を設置!
https://x.gd/1wRBE

***************************************************

◆ 日本 イタリア大使館
https://ambtokyo.esteri.it/ja/
〒108 – 8302 東京都港区三田2-5-4
Tel.:+81(0)3-3453-5291
Fax: +81(0)3-3456-2319
Email: ambasciata.tokyo@esteri.it

◆ 在イタリア 日本国大使館
https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
代表 e-mail:giappone@ro.mofa.go.jp
領事部 e-mail:consolare@ro.mofa.go.jp
広報文化班 e-mail:culturale@ro.mofa.go.jp

『反日種族主義 「慰安婦問題」最終結論』 日本出版! 記念講演会開催 

アクセスカウンター


朱益鍾 著
『 反日種族主義 「慰安婦問題」最終結論 』
amazon
www.amazon.co.jp/dp/4163918582

2023年末に韓国で出版された『日本軍慰安婦インサイド アウト』の日本語版が2024年6月に文藝春秋から出版されることとなりました。
本書は慰安婦問題における作り話と事実を学術的に論じたもので、韓国では慰安婦問題の決定版!と評されいます。

著者の朱益鍾(チュ・イクチョン)氏は、ソウル大学にて日帝下韓国経済史研究で博士学位を取得。ハーバード大学訪問学者と大韓民国歴史博物館学芸研究室長を経て、現在は李承晩学堂理事をされています。『反日種族主義』(2019)の共著者です。

著者 朱益鍾 氏

*****************************************************************

朱益鍾著『反日種族主義「慰安婦問題」最終結論』
出版記念講演会が開催されました。
報告はこちらです。
http://harc.tokyo/?p=3713

◆ 東京研究会【令和 6 年 6 月 15 日(土)】
会場:ベルサール西新宿 Room1(住友不動産西新宿ビル 3 号館2F)

◆ 大阪研究会【令和 6 年 6 月 16 日(日)】
会場:TKP ガーデンシティPREMIUM 大阪駅前 カンファレンスルーム 4C
(大阪府大阪市北区曽根崎新地 2-3-21 AX ビル 4 階)

◆ 東京・大阪共通
開会 14 時 00 分(開場 13 時 30 分)
閉会 17 時 00 分
事前予約不要 参加費:2 千円

◆ 主催  歴史認識問題研究会 http://harc.tokyo/

◆ 問い合わせ  歴史認識問題研究会 事務局
mail:rn1002info@gmail.com
tel :090-7982-8670(長谷)

【 PDF版 】※画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示されます

*****************************************************************

< 参考 >

『反日種族主義 「慰安婦問題」最終結論』のオリジナルの韓国語版『日本軍慰安婦インサイド アウト』

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める23回目請願不採択

アクセスカウンター

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和5(2023)年2月定例会に意見書撤回を求める23回目の請願を提出しましたが不採択となりました。

2024年2月定例会、3月14日の本会議での成相 安信 議員 討論 はこちらでご覧になれます。
56分50秒~  成相 安信 議員 討論
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=12465

<成相議員が読み上げた反対討論文>
今回の請願書も委員会において全く議論されることもなく、不採択にされたとお聞きしました。
不採択ありきの現状からすれば、不用意に議論に持ち込んでも説得性のある論理も持ち得ず、矛盾点を曝け出すだけでしょうから、妥当なご判断であったのかもしれません。  しかしそれでは困るのです。
今回の請願書は、朴裕河(パクユハ)・世宗(セジュン)大学名誉教授の著書「帝国の慰安婦」が名誉棄損罪に問われた上告審判決で、韓国最高裁判所が無罪にあたると判断した判決が出されたこと、また朴教授はその著書の中で「河野談話は強制連行を認めているわけではない」と指摘していたことや、それに関連するいくつかの重要な事案について作成しました。
そのなかで、韓国の慰安婦問題においての識者2名、安 秉直(アンビョンジク)ソウル大学名誉教授と親日派のための弁明の著者である金 完燮(キムワンソプ)氏それぞれが違う場面において「日本側に安易に慰安婦問題について謝罪」しないように求めていたことなどを取り上げました。
近年、韓国でベストセラーになった「反日種族主義」の編者であるソウル大学元教授の李栄薫(イヨンフン)氏はインタビューで次のように答えています。
「慰安婦問題を放置していては、私たちの未来に希望はありません。
1910年に大韓帝国が崩壊したように大韓民国は崩壊するでしょう。
だから私は本書で慰安婦問題を「亡国の危機」と表現したのです」
これは文芸春秋2019年11月号に掲載されています。
このイヨンフン氏もパクユハ氏もアンビョンジク氏やキムワンソプ氏も、嘘の歴史認識を放置してしまえば、自らの祖国はやがて崩壊するという危機感を抱いているのです。
この危機感を私たち日本人も同様に持たなければならないのです。
以前、反対討論の場で先の大戦時、海軍中尉として戦死された宅島徳光命の詩を紹介させていただきました。
それは、自らが操縦する戦闘機に、顔も見えない様な遠くの畑の中から頭を下げてくれた子供たちのいじらしさ、その子供たちの為なら自らの命は決して惜しくないといった詩でした。
今回は宅島氏がご自身のお母様に捧げた詩を紹介いたします。

くちなしの花
昨日、俺は一番うれしいものに会った。
白いくちなしの花
かつて日盛りを病床に過ごした時、母が庭先から摘んできてくれたのを思い出す。
二ヵ月の永い病床の生活だった。
そして昨年は、母の病床に飾ってあげた白いくちなしの花だった。
いつも香りは忠実に変わらなかった。
今年も、そしてまた、郷里を離れた南の国で、こうして咲いていてくれる。

原文は文語体で分かりにくいので、口語体のものを取り上げさせていただきました。
平時ではこの詩は生まれません。
死ぬことを覚悟した兵士の悲しいまでの母を慈しむ思い、その思いを目の前の花への感謝として表しています。
平時であれば、どのような文学者も表すことの出来ないであろう、悲しさと感謝の思いを行間に滲ませています。
今の時代に生きる私たちが、このような詩を心に刻むことは、先の大戦を貴重な教訓として、平和な未来を構築していくために、不可欠なものであると考えます。
極限の悲しみの中でも感謝と優しさを忘れない人間の崇高さを、人は忘れてはならないと思います。
しかし事実無根の「慰安婦強制連行説」などを認めてしまう行為は、その人間としての崇高さを汚辱にまみれさせて恥じようともしない、醜悪なものでしかありません。
「人はパンのみにて生きるにあらず」
国家の命令と国を守るという至純の思いで命を失った多くの有望な若者たちを、ありえない罪を犯した残虐な罪人として決め付け、何ら痛痒を感じることなく、我が国に「性奴隷制度があった」などという無茶苦茶な主張を取り入れて、何の主張もなく平然としている姿は「ただパンのみにて生きている」ということです。
人はそれぞれ様々な思想や価値観を持つ自由があり、私たちはそれらを包摂する社会を目指さなくてはなりません。しかし「物言えぬ戦没者」に事実無根の汚名を着せる行為は卑劣なものであり、社会のためにならないことは明らかです。見過ごしてはいけないのです。
慰安婦問題を放置してしまえば、先の大戦から得られる大切な教訓を放棄したことになり、やがて我が国も精神の根底から崩壊して、真の平和の追求など覚束ないであろう、という危機感を持たなければならないのです。
平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

以上

*******************************************************************

【 有志が作成したチラシ 】
島根県議会の「慰安婦意見書」撤回を求めます
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_1.pdf

慰安婦問題への誤解は、日本人の人権に深刻かつ重大な影響を、将来にわたってもたらします
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_2.pdf

島根県議会の慰安婦問題における解釈は、日本政府のそれとは全く違うものです
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_3.pdf

*******************************************************************

【 撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

*******************************************************************

<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2023年12月22日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める21回目・22回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18530

2023年7月18日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める20回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18274

2023年3月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める19回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18001

2023年2月9日付
竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ
http://nadesiko-action.org/?p=17766

2023年1月15日付
「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書
http://nadesiko-action.org/?p=17728

2023年1月6日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17717

2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

*******************************************************************

<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7