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ラムザイヤー教授からのメッセージ(日本語文字起こしと韓国語訳)

緊急シンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」(2021年4月24日 星稜会館)でご紹介したラムザイヤー教授からのメッセージ(日本語)、文字起こしと韓国語訳をご紹介します。

2021年4月24日 緊急シンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」(星稜会館)

ハーバード大学ロースクール ジョン・マーク・ラムザイヤー教授からのメッセージ
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ラムザイヤーです。宜しくお願いします。

このシンポジウムの企画を立てて下さった国際歴史論戦研究所の方々、なでしこアクションの方々、そしてこのシンポに対して寛大な後援をして下さった産経新聞、そしてお忙しいところに集まって下さった皆様方に心から感謝致します。

正直に言えば、なんと言って良いか、全くわからない程恐縮です。こんな著名な先生方に集まってくださる事は一生夢にもなかった事です。本当に光栄に思っております。

しかし今度の課題は僕でもありませんし、僕の8ページの論文でも無いことは明らかです。単なる一人の教員に対する嫌がらせの問題ではなく、もっと深刻な、重大な問題だと思います。

過去の出来事を誠実に、細かく、包括的に、出来るだけバイアス無しに伝えること、学問の自由を徹底的に守る事が、今日の課題になっていると思います。そしてこの二つの目的を達成するために、僕が小さい役割でも果たす事が出来れば幸いだと思っております。誠実な歴史を伝えるため、学問の自由を守るために、僕にでも役に立てる事がありましたら、出来るだけ頑張りたいと思っております。

この経験を通して何を習ったかと言いますと、次の三つの点が気になりました。

一つは誠実にものを言う事がどれほど重要であるかです。

今日のテーマの問題を解決するための第一歩は過去の現象を誠実に供述する事ですし、まさに当たり前のはずの事ですけど、発表する時、論文とか記事を書く時、誠実に、そして出来るだけバイアス無しにものを言うべきだという事ですし、現在のニュースを報告するんでしたら、出来るだけバイアス無しに報告するべきですし、過去の出来事について挙述する場合も、同じ事が当たり前のはずですけれど、無視されている訳なのですね。

そして今日のテーマに戻りますと、1930年代の朝鮮半島では何が起こったかについて書く場合も誠実に書くべきだという事です。

僕が今度の短い論文を書いたきっかけも、英文の文献、英文の文献を読んで、まさに不正だと思った事が多かったからです。どれを読んでも韓国の反日バイアスがかかってるとか、または、米国学界の人文学科の反日バイアスがかかっている様に読めるものが圧倒的に多かったので、この論文を書く事にしました。

ということで、歴史を書く時に、政治的に都合が良いからこれを書こうとか、学界の流行に沿ったものを書きたいのでこれを書こうと思って書く人があまりにも多くいるから、この状態になってしまったと思います。

この経験を通じて習った第二の点は、学問の自由がどれほど重要なのかです。

誠実な研究を行うためにはどんなに政治的に不都合な論文であっても発表できる事が「基礎」になります。

結局、米国の学界では少なくてもこれ位は当たり前の事だとずっと思っていましたけど、結構間違っていましたね。

今度の論文に関する反発の猛烈さにビックリしました。ある程度の反発がある事はもちろん覚悟していましたけれども、こんなに激しいものになるとは全く予想していませんでした。

今回の批判者にとって重要な事は、強制連行説とか性奴隷説に対する反対説が絶対英語の文献に現れたらいけないという事らしいです。少なくてもこの二つの点に関しては学者の間では異論が、異説、異議が全く無い。学者の意見は一統していると伝えたいらしいです。

学界内の意見が完全に一致しているという幻影を守るためにこそ、この反発が起こっていて、そのためには今度の僕の論文、8ページの論文が撤回される事が彼らにとっては重要なのらしいです。

これほどスターリン主義の手段は有り難く、めったにみるもじゃないです。でも結構、強制連行説とか性奴隷説に反対する論文が英語の文献に現れない限り、この説に反対する事はホロコーストを否認する事に変わらないと彼らが言える訳です。

でも、それにしても今回の若い助教授たちのやり方を見て絶望しました。学問の自由を全く無視にして学者としての「暗殺未遂」みたいな行為をとって、それを誇りに思ってるとしか思えない事を言っているのですね。

一応、いろんな意見を持つ学者が論文、または学界の発表を通して批判し合う事が学問を推進させるという基礎的な原理が無視されていて、まさに1960年代の学生運動の悲痛な「寛容性の無しの雰囲気」になって、若い学者の中にはなっている感じです。

そして僕、この経験を通して習った最後の点は、友達がどれほど重要なのかということです。

この非難は僕に友達がいなければ絶対生き残る事が出来なかったものだと思います。米国の友人、日本の友人、彼らの励ましがなんと言っても不可欠でした。

信じてくれる友達、安心させてくれる友達。「あんたはインターネットで言われているほどくだらない人間じゃないよ」と、何回も何回も繰り返して言ってくれる友達に僕が頼りました。

猛烈な批判に当たり始めると、どうしても孤立な感じがしてきて、自分に対して疑問を抱き始めるのですし、それこそが批判者の狙いですよね。疑問を持ち始めさせて、最終的には崩して、それこそ中国の文化革命の手段でした。そういう目に遭わないためには、どうしても友人が不可欠であると僕は感心しました。

この災難が始まった直後、「こんな時には人間について色んな事を習うよ」と言ってくれた友達の一人がいましたけど、まさにその通りです。ただ悔しい事には、知りたくなかった事も習ってしまう事ですね。

という事で、今日僕が言いたい事は最も当たり前で、英語では「All I really need to know, I learned in kindergarten」です。「人生にとって本当に必要なものは全て幼稚園で学んだ」ということです。

「ハサミを持ちながら走っちゃいけない」という事もありますし、「正直に真実のことを言う」、現在の事でもそうですし、過去の事についても正直なことを真実なことを言う。他人の言いたい事を聞いてあげる、聞きたくない事も冷静に聞いてあげる。そして友達は絶対裏切らない、という事です。

この素晴らしいシンポジウムを開いて下さった国際歴史論戦研究所の皆様、なでしこアクションの皆様、後援して下さった産経新聞の方々、お忙しい中に来て下さった著名な先生方、そして皆様方に厚くお礼を申し上げたいと思います。

以上

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韓国語訳
※ “학자에 대한 ‘암살미수’ 행위를 자랑으로 여겨”…램자이어 교수 첫 입장문 전문(全文)  から転載させていただきました。

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심포지엄 〈램자이어 논문을 둘러싼 국제역사논쟁〉에서 발표…펜앤 단독 전문 번역·공개

출처 : 펜앤드마이크(http://www.pennmike.com)

램자이어입니다. 잘 부탁드리겠습니다. 이번 심포지움을 기획해 주신 국제역사논전연구소의 여러분, 나데시코액션의 여러분, 이번 심포지지움 개최에 관대히 후원해 주신 산케이신문, 그리고 바쁜 와중에 모여 주신 여러분께도 진심으로 감사드립니다.

솔직히 말하면 뭐라고 말해야 좋을지 전혀 모를 정도로 황망합니다. 이렇게 저명한 선생님들께서 모여 주실 줄은 꿈에도 생각하지 못했습니다. 대단한 영광으로 알겠습니다. 그러나 이번 과제는 저도 아니고, 제가 쓴 8페이지짜리 논문도 아님은 명확합니다. 단순히 한 사람의 교원에 대한 괴롭힘의 문제도 아니며, 그보다 더 심각하고 중대한 문제라고 생각합니다.

과거에 일어난 일을 성실하고 꼼꼼히, 포괄적이면서도 가능한 편향됨 없이 전하는 것, 학문의 자유를 철저히 지키는 일이 오늘의 과제라고 생각합니다. 그리고 이 두 가지 목적을 달성함에 있어서 제가 작은 역할을 할 수 있다면 다행으로 여깁니다. 역사를 성실히 전하기 위해, 학문의 자유를 지키기 위해, 제가 할 수 있는 일이 있다면 가능한 열심히 해 보고자 합니다.

이번 경험을 통해 무엇을 배웠느냐고 한다면, 다음 세 가지 사실을 들겠습니다.

첫 번째는 ‘무엇인가를 성실히 말하는 것이 얼마나 중요한지’입니다.

오늘 주제에서 다루는 문제를 해결하기 위한 첫걸음은 과거의 현상을 기술하는 것이며, 매우 당연한 일입니다만, 무엇인가를 발표할 때나 논문이나 기사를 쓸 때, 가능한 치우침 없이 무엇인가를 말해야 한다는 것이며, 현재의 뉴스를 보고할 대에는 가능한 편향됨 없이 보고하는 것이고, 과거에 일어난 일을 기술하는 경우에도 그렇습니다. 하지만 이처럼 당연한 일이 무시되고 있습니다.

오늘 주제로 돌아가 보면, 1930년대의 조선반도(한반도)에서 무엇이 일어났는지에 대해서도 성실히 써야 한다는 것입니다. 제가 이번에 발표한 짧은 논문을 쓰게 된 계기도, 영어로 된 문헌을 읽고 매우 잘못됐다고 생각되는 것들이 많았기 때문입니다. 무엇을 읽더라도 한국의 ‘반일(反日) 편향’이 반영돼 있다든지, 또는 미국 인문과학 학계의 ‘반일 편향’이 반영돼 있는 것으로 읽히는 것들이 압도적으로 많았기에 이번 논문을 쓰게 됐습니다. 그래서 역사를 서술할 때, 정치적 유불리를 따져 이것은 쓰고 다른 것은 쓰지 않는다든지, 학계의 유행을 좇아 쓰고 싶은 대로 쓴다든지 하는 사람들이 너무나도 많았기 때문에 오늘날과 같은 상태가 돼 버렸다고 생각합니다.

이번 경험을 통해 배운 두 번째는 ‘학문의 자유가 얼마나 중요한지’입니다.

성실한 연구를 하기 위해서는 아무리 정치적으로 불리한 논문이라고 하더라도 발표할 수 있는 것이 ‘기초’가 됩니다. 결국 미국 학계에서는 적어도 이 정도는 당연한 일이라고 여태껏 여겨 왔습니다만, 제가 잘못 생각하고 있던 모양입니다.

이번 논문에 관한 맹렬한 반발에 깜짝 놀랐습니다. 어느 정도 반발은 있을 것이라고, 각오는 물론 하고 있었습니다만, 이렇게까지 격렬한 것일 줄은 전혀 예상하지 못했습니다. 이번 논문에 대한 비판자들에게 있어서 중요한 것은 ‘강제연행설’이라든지 ‘성(性)노예설’을 반박하는 설(說)이 영어로 된 문헌으로 나타나서는 절대로 안 된다는 것이었던 모양입니다. 적어도 이 두 가지 점에 관해서는 학자들 사이에서는 이론(異論)이나 이설(異說)이 절대로 존재하지 않는다는 사실, 학자들의 의견이 한 가지로 통일돼 있다는 사실을 전하는 것이 그들에게는 중요했던 것 같습니다.

학계 내의 의견이 완전히 일치해 있다는 환상을 지키기 위해서 그처럼 맹렬한 반발이 있었던 것이고, 그 때문에 이번에 제가 발표한 8페이지짜리 논문이 철회되는 일이야말로 그들에게 있어서 중요한 일이었던 것 같습니다. 이같은 스탈린주의적 수단은 존재하기 어렵고, 좀체 볼 수 없는 일이기도 합니다. 그럼에도 ‘강제연행설’이라든지 ‘성(性)노예설’을 반박하는 논문이 영어 문헌에 나타나지 않는 한, 이런 설들에 반대하는 일은 홀로코스트를 부인하는 일과 같은 것이라고 그들은 말할 수 있게 되는 것입니다. 이번에 젊은 조교수들이 보여준 행동들을 보고 저는 절망했습니다. 학문의 자유를 완전히 무시하고 학자에 대한 ‘암살미수’와 같은 행위를 하고, 또 그것을 자랑으로 여기고 있다고밖에 볼 수 없는 발언들을 한 것입니다.

우선, 다양한 의견을 가진 학자들이 논문, 또는 학계 발표를 통해 서로 비판하는 것이 학문을 진전시킨다는 기초적인 원리가 무시되고 있으며, 비통하게도, 이는 우리가 지난 1960년대 학생운동에서 본 ‘무관용’을 젊은 학자들이 좇고 있다는 느낌입니다.

그리고 제가 이번 경험을 통해 배운 마지막 사실은 ‘친구가 얼마나 중요한지’하는 것입니다.

이번에 제게 쏟아진 비난들은 친구들이 없었다면 절대로 극복하지 못했을 것이라고 생각합니다. 미국의 친구들, 일본의 친구들…… 그들의 격려가 매우 필요했습니다. 저를 믿어준 친구들, 안심시켜 준 친구들, “당신은 인터넷에서 사람들이 말하는 것처럼 형편없는 사람이 아니야”라고 몇 번이나 되풀이해 말해준 친구들에게 저는 기댔습니다. 맹렬한 비판이 시작되면, 어찌 됐든 고립된 것 같은 느낌이 들게 마련이며, 자신에 대한 의문을 품기 시작하게 됩니다. 그리고 그것이야말로 비판자들이 노리는 바입니다. 의문을 갖게 해서 마지막으로는 붕괴시키는 것, 그것이 바로 문화대혁명 때 중국 공산당이 취한 수단이었습니다. 그런 꼴을 당하지 않기 위해서는 친구들이 매우 필요하다는 것을 깨달았습니다.

이번 재난이 시작된 직후 “이런 때에는 인간에 대해 여러 가지들을 배우게 된다”고 말해 준 친구가 있었습니다. 정확히 그대로였습니다. 다만 안타까운 일은, 알고 싶지 않은 것도 배우게 됐다는 사실입니다.

결론적으로 오늘 제가 드리고 싶은 말씀은, 매우 당연한 것입니다만…… 영어에는 “All I really need to know, I learned in kindergarten”이라는 표현이 있습니다. 번역하자면 “인생에서 정말 필요한 것들은 전부 유치원에서 배운다”는 말입니다. “가위를 들고 뛰어서는 안 된다”라든지 “정직하게 진실을 말한다”라든지. 현재의 일도 그렇지만 과거의 일도 과거의 일에 대해서도 정직하게 진실을 말하는 것. “다른 사람이 말하는 것을 들어주는 것”, “듣고 싶지 않은 사실도 냉정하게 들어주는 것”. 그리고 “친구는 절대로 배신하지 않는 것” 등 말이죠.

이번 심포지움을 열어 주신 국제역사논전연구소의 여러분, 나데시코액션의 여러분, 심포지움을 후원해 주신 산케이신문의 여러분들, 바쁜 와중에 심포지움에 참석해 주신 저명한 선생님들, 그리고 여러분께 심심한 감사의 인사를 드립니다.

존 마크 램자이어(하버드대학 로스쿨 교수) / 번역=박순종 기자 francis@pennmike.com

출처 : 펜앤드마이크(http://www.pennmike.com)

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和3年2月定例会にも11度目の請願書を提出しました。

『島根県議会において平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”(文中では「当該意見書」と記します)は地方自治法99条の趣旨に背くものであり、現在の日本政府の見解にも反するものであります。よって当該意見書の撤回決議を求めます』という内容の請願です。

しかし今回も不採択となってしまいました。

不採択の理由は、総務委員長報告によると

このたび新規に提出された請願第20号は、島根県議会において平成25年6月26日付で決議された「日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書」の撤回決議を求めるもので、平成30年2月定例会及び令和元年6月定例会から令和2年11月定例会までの各定例会において審査し、「不採択」とした請願と同趣旨のものであります。
委員からは、島根県議会からの意見書提出以降、慰安婦問題を取り巻く様々な状況が変わってきており、現在では意見書は政府の取組を後押しするものではなくなっていると考えることから、当該意見書を撤回すべきとの意見がありました。
他の委員からは、これまで提出のあった請願を不採択と判断してきたポイントは、政府が河野談話を否定できないとしている点であり、現在もその状況に変わりはなく、今回の請願についても不採択とすべきとの意見がありました。最終的に挙手採決の結果、賛成少数により「不採択」とすべきとの審査結果でありました。

不採択を続ける議会に対して意見表明する成相議員の発言はこちらです。
是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<令和3年2月定例会 3月16日 本会議 録画 >
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=889
1:43:00 ~  成相 安信 議員(無会派)発言

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【 成相議員・有志が撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

萩生田文科大臣、ラムザイヤー教授論文について国会で答弁「自発的かつ自由な研究活動を尊重すべき」

令和3年3月22日、参議院議員の有村治子(ありむらはるこ)議員が、文教科学委員会で「慰安婦と教科書記述について」、萩生田(はぎゅうだ)文部科学省大臣に質問しました。

その際、ハーバード大学ロースクールのラムザイヤー教授の論文についても質問し、外務省と文科大臣が答えました。

外務省 石月(いしづき)参事官

「個別の研究者による論文の内容について政府としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、ラムザイヤー・ハーバード大学教授のご指摘の学術論文は査読を経て昨年12月にオンライン上で公表されたものと承知しています。

報道によれば、本年2月頃からまず韓国、続いて米国において論文への批判や論文の撤回を求める動きが急速に広まったと承知しております。

その一方で、査読を経て公表された学術論文の撤回を一方的に求める動きについては、韓国国内や米国、日本の有識者等より、学問の自由の観点からの懸念等も表明されていると承知しております。」

萩生田 文部科学大臣

「研究者が外部から干渉されることなく、自発的かつ自由に研究活動を行い、その成果を自由に発表することは尊重されるべきと考えています。

なぜなら、それぞれの研究者が自発的かつ自由に研究活動を行い、互いに競い合うことで真理に近づくことができるということを、私たちは歴史から学んできたと思うからです。

従って、ある研究者の研究成果に対する批判は、他の研究者の別の研究成果によって行われてこそ意義があるもになると思っております。」

国連人権理事会にて「在日ウィグル人留学生の人権」について発言しました

国連人権理事会46セッション  ジュネーブ国連本部
2021年3月22日
新しい歴史教科書をつくる会 Japan Society for History Textbook
議題(item)9 における NGO発言(ビデオ投稿)
発言者 矢野義昭

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There are about 800 Uyghur students in Japan.
日本に滞在するウイグル人留学生は約800人と言われている。

The most serious problem they face is that they cannot go to the Chinese Embassy to renew their passports.
彼らの抱える最も深刻な問題は、パスポートの更新に中国大使館に行けないことです。

Why not?
なぜか。

Because it is more than likely their passport will be confiscated or will be denied renewal.
パスポートを没収されたり、更新を拒否される可能性があるからです。

Going home to China involves tremendous danger.
中国に帰国することは、もの凄く危険なのです。

A person may be labelled “dangerous” merely because he or she studied abroad or may be sent to an internment camp.
外国に留学していたというだけで「危険人物」というレッテルが貼られ、強制収容所に送り込まれるかもしれないのです。

The violation of the Uyghurs’ human rights by China is totally impermissible.
中国によるウイグル人への人権侵害は、決して許されるべきではありません。

We request that the Council recommends the Japanese Government to take the following measures:
私たちは人権理事会が日本政府に対して次を勧告するよう要請します。

1. For Uyghurs studying in Japan, on the expiration of their passports, do not repatriate them to China, but extend their stay,
1. ウイグル人留学生に対して、パスポートの期限が切れても帰国を強制しないこと、および日本での滞在期間を延長すること。

2. Economic support for those Uyghur students
2.ウイグル人留学生への経済的支援をすること。

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協力 国際歴史論戦研究所、史実を世界に発信する会、なでしこアクション
動画編集 テキサス親父事務局
撮影協力 ChannelAJER 栗山勉

国連人権理事会にて「北朝鮮による日本人への人権侵害」について発言しました

国連人権理事会46セッション  ジュネーブ国連本部
2021年3月15日
新しい歴史教科書をつくる会 Japan Society for History Textbook
議題(item)4 における NGO発言(ビデオ投稿)
発言者 矢野義昭

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The Democratic People’s Republic of Korea’s abduction of Japanese people is one of the worst human rights violations by a government.
北朝鮮による日本国民の拉致は、国家による世界で最も酷い人権侵害の一つです。

The Government of Japan acknowledges that 17 Japanese citizens have been abducted by North Korea, of which only 5 have been returned.
日本政府が認定している拉致被害者は17名で、そのうち帰国したのは5人です。

In addition to 17 Japanese, there are about 875 others that have been possibly abducted.
拉致被害者17人に加えて、拉致された可能性のある失踪者は875名もいます。

The DPRK Government has asserted that the abduction issue has been resolved.
ところが北朝鮮は、拉致問題は解決済みと主張しているのです。

There are thousands of Japanese wives of North Koreans, moved from Japan, deceived by the lies of the DPRK.
北朝鮮の虚偽宣伝に騙され、北に渡った数千人の日本人妻がいます。

The abductees and Japanese wives are not allowed to return to Japan, or to meet relatives.
拉致被害者、日本人妻は日本に戻れず、家族との再会も許されません。

These Japanese face cruel discrimination.
これらの日本人は酷い差別にさらされています。

They are forced to live and slowly age and then quietly pass away.
このような状況で生き、年老い、亡くなっていくのです。

We request that the Council make the following recommendations:
私たちは人権理事会が北朝鮮政府に対し、次の勧告をするように要請します。

The DPRK must immediately return all abductees of Japanese and must allow Japanese wives, who wish to return to Japan.
拉致被害者全員を直ちに日本に戻し、日本人妻の帰国の自由を認めよ。

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協力 国際歴史論戦研究所、史実を世界に発信する会、なでしこアクション
動画編集 テキサス親父事務局
撮影協力 ChannelAJER 栗山勉