Category Archives: 島根県議会

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める23回目請願不採択

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島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和5(2023)年2月定例会に意見書撤回を求める23回目の請願を提出しましたが不採択となりました。

2024年2月定例会、3月14日の本会議での成相 安信 議員 討論 はこちらでご覧になれます。
56分50秒~  成相 安信 議員 討論
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=12465

<成相議員が読み上げた反対討論文>
今回の請願書も委員会において全く議論されることもなく、不採択にされたとお聞きしました。
不採択ありきの現状からすれば、不用意に議論に持ち込んでも説得性のある論理も持ち得ず、矛盾点を曝け出すだけでしょうから、妥当なご判断であったのかもしれません。  しかしそれでは困るのです。
今回の請願書は、朴裕河(パクユハ)・世宗(セジュン)大学名誉教授の著書「帝国の慰安婦」が名誉棄損罪に問われた上告審判決で、韓国最高裁判所が無罪にあたると判断した判決が出されたこと、また朴教授はその著書の中で「河野談話は強制連行を認めているわけではない」と指摘していたことや、それに関連するいくつかの重要な事案について作成しました。
そのなかで、韓国の慰安婦問題においての識者2名、安 秉直(アンビョンジク)ソウル大学名誉教授と親日派のための弁明の著者である金 完燮(キムワンソプ)氏それぞれが違う場面において「日本側に安易に慰安婦問題について謝罪」しないように求めていたことなどを取り上げました。
近年、韓国でベストセラーになった「反日種族主義」の編者であるソウル大学元教授の李栄薫(イヨンフン)氏はインタビューで次のように答えています。
「慰安婦問題を放置していては、私たちの未来に希望はありません。
1910年に大韓帝国が崩壊したように大韓民国は崩壊するでしょう。
だから私は本書で慰安婦問題を「亡国の危機」と表現したのです」
これは文芸春秋2019年11月号に掲載されています。
このイヨンフン氏もパクユハ氏もアンビョンジク氏やキムワンソプ氏も、嘘の歴史認識を放置してしまえば、自らの祖国はやがて崩壊するという危機感を抱いているのです。
この危機感を私たち日本人も同様に持たなければならないのです。
以前、反対討論の場で先の大戦時、海軍中尉として戦死された宅島徳光命の詩を紹介させていただきました。
それは、自らが操縦する戦闘機に、顔も見えない様な遠くの畑の中から頭を下げてくれた子供たちのいじらしさ、その子供たちの為なら自らの命は決して惜しくないといった詩でした。
今回は宅島氏がご自身のお母様に捧げた詩を紹介いたします。

くちなしの花
昨日、俺は一番うれしいものに会った。
白いくちなしの花
かつて日盛りを病床に過ごした時、母が庭先から摘んできてくれたのを思い出す。
二ヵ月の永い病床の生活だった。
そして昨年は、母の病床に飾ってあげた白いくちなしの花だった。
いつも香りは忠実に変わらなかった。
今年も、そしてまた、郷里を離れた南の国で、こうして咲いていてくれる。

原文は文語体で分かりにくいので、口語体のものを取り上げさせていただきました。
平時ではこの詩は生まれません。
死ぬことを覚悟した兵士の悲しいまでの母を慈しむ思い、その思いを目の前の花への感謝として表しています。
平時であれば、どのような文学者も表すことの出来ないであろう、悲しさと感謝の思いを行間に滲ませています。
今の時代に生きる私たちが、このような詩を心に刻むことは、先の大戦を貴重な教訓として、平和な未来を構築していくために、不可欠なものであると考えます。
極限の悲しみの中でも感謝と優しさを忘れない人間の崇高さを、人は忘れてはならないと思います。
しかし事実無根の「慰安婦強制連行説」などを認めてしまう行為は、その人間としての崇高さを汚辱にまみれさせて恥じようともしない、醜悪なものでしかありません。
「人はパンのみにて生きるにあらず」
国家の命令と国を守るという至純の思いで命を失った多くの有望な若者たちを、ありえない罪を犯した残虐な罪人として決め付け、何ら痛痒を感じることなく、我が国に「性奴隷制度があった」などという無茶苦茶な主張を取り入れて、何の主張もなく平然としている姿は「ただパンのみにて生きている」ということです。
人はそれぞれ様々な思想や価値観を持つ自由があり、私たちはそれらを包摂する社会を目指さなくてはなりません。しかし「物言えぬ戦没者」に事実無根の汚名を着せる行為は卑劣なものであり、社会のためにならないことは明らかです。見過ごしてはいけないのです。
慰安婦問題を放置してしまえば、先の大戦から得られる大切な教訓を放棄したことになり、やがて我が国も精神の根底から崩壊して、真の平和の追求など覚束ないであろう、という危機感を持たなければならないのです。
平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

以上

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【 有志が作成したチラシ 】
島根県議会の「慰安婦意見書」撤回を求めます
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_1.pdf

慰安婦問題への誤解は、日本人の人権に深刻かつ重大な影響を、将来にわたってもたらします
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_2.pdf

島根県議会の慰安婦問題における解釈は、日本政府のそれとは全く違うものです
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_3.pdf

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【 撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2023年12月22日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める21回目・22回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18530

2023年7月18日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める20回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18274

2023年3月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める19回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18001

2023年2月9日付
竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ
http://nadesiko-action.org/?p=17766

2023年1月15日付
「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書
http://nadesiko-action.org/?p=17728

2023年1月6日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17717

2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める21回目・22回目請願不採択

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島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和5(2023)年9月定例会に意見書撤回を求める21回目の請願、11月定例会に意見書撤回を求める22回目の請願を提出しましたが不採択となりました。

一方、9月定例会においては「未来志向の日韓関係構築に関する意見書」が可決されました。タイトルは一見よさそうですが、その内容は「島根県議会において、意見書の撤回は不要とする意見と、意見書は撤回すべきとする意見とが相違したまま現在に至っている。しかし、本来、慰安婦問題をめぐるこうした議論は、国において行われるべきものである。」というもので、県議会の責任を回避するものでした。

9月定例会、10月5日本会議に行われた慰安婦問題意見書に関する答弁(福井竜夫 総務委員長、成相安信 議員、吉野和彦 議員)を抜粋した動画はこちらです。

11月定例会、12月21日本会議での成相 安信 議員 討論 はこちらでご覧になれます。
40分32秒~  成相 安信 議員 討論
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1215

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【 有志が作成したチラシ 】
島根県議会の「慰安婦意見書」撤回を求めます
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_1.pdf

慰安婦問題への誤解は、日本人の人権に深刻かつ重大な影響を、将来にわたってもたらします
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_2.pdf

島根県議会の慰安婦問題における解釈は、日本政府のそれとは全く違うものです
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_3.pdf

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【 撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2023年7月18日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める20回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18274

2023年3月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める19回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18001

2023年2月9日付
竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ
http://nadesiko-action.org/?p=17766

2023年1月15日付
「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書
http://nadesiko-action.org/?p=17728

2023年1月6日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17717

2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
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2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
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2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
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2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
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2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める20回目請願不採択

アクセスカウンター

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和5年6月定例会にも意見書撤回を求める20回目の請願を提出しましたが、今回も不採択となりました。不採択を続ける議会に対して意見表明する内藤議員、成相議員の発言はこちらです。是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<島根県議会 令和5年6月定例会  7月6日 本会議 録画>
討論:内藤 芳秀 議員、 成相 安信 議員

<成相 議員の反対討論から>

先般、開催されました総務委員会の録音を聞かせていただきました。

まず最初に指摘させていただきますことは、今までの請願書と同様に、今回も請願書の内容に全く触れていただいていないということです。

今回の請願書の主旨は、我が国の反日弁護士が国連に持ち込んだ「性奴隷」という言葉から派生した「性奴隷制」というものが、国際社会で共通の認識となっているという前提で、政府に対応を求めるということは、島根県議会が「性奴隷制」を追認していることになり、これは皇室を冒とくし、日本国憲法の第一条第一章に背くものであるというものです。

平成 25 年 6 月 26 日付で採択された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”は紛れもなく「性奴隷制」があったことを認める前提で作成されているのです。

これ程までに重大な問題が我が国と国民の前に立ちはだかっているにも関わらず、河野談話と女性の人権を理由に、私どもの請願書に向き合って戴けないのは、平成25年6月26日当時と全く同じ論理性でしか、この問題を考えておられないと指摘できるものです。

事実として平成26年6月20日内閣官房と外務省とによって「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯」が出され、河野談話が強制連行や性奴隷を認めたものではないことが明らかとなりました。

それによって朝日新聞社も同年8月5日に一連の慰安婦報道が誤報であったことを認めました。

これを受けて宝塚市は平成26年10月、慰安婦問題の真相究明を求める決議案を可決し、京都府議会も同年12月に同様の意見書を可決しました。

日本中の多くの地方議会も国に対して「慰安婦問題の真相究明を求める決議」を出され、これを契機として日本政府は次の三点を明確に否定したのです。

「強制連行」「性奴隷」「慰安婦の数に関する20万人といった表現」です。

政府の立場として公式に示されている「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯」と強制連行説などの3点の否定を、島根県議会では一切無視をした議論しかされていないということです。

本来、島根県議会の慰安婦決議の正否を決する論点は「軍による組織的な強制連行の有無」という一点に絞ることができるものです。

軍による組織的な強制連行説が否定されれば、自ずと「性奴隷制説」もあり得ないことになります。

私たちは女性の人権をないがしろにして主張しているのではありません。

事実無根の軍による組織的な強制連行などを認めることが、果たして「真実の女性の人権擁護」であるといえるのでしょうか。

何の根拠もない強制連行説や性奴隷制説などを認めてしまえば、戦没者への冒とくになるばかりでなく、将来の子どもたちに取り返しのつかない禍根を残すことになり、それは男女の別なく全ての日本人に、将来にわたって降りかかってくる深刻な人権侵害をもたらすものです。

令和2年2月の請願書に書かせていただきましたが、米国籍の日本人である目良浩一先生は米グレンデール市に建てられた慰安婦像の撤去裁判に尽力された動機を以下のように語っておられます。

「米国で韓国側の説が流布されると、日本人は悪徳人種であるとされて、差別される。そして一度その差別感が広がると、なかなか消滅しない。おそらく100年かそれ以上にわたって人々の心に残り、日本人の子孫が長く悩み続けるであろうという危惧が、多くの在米日本人の脳裏を襲ったのです」

先般の委員会の録音の中である女性議員は「こういった議論をすることが女性にとって辛く苦しい、絶対にやっていないと言い切れるのか」などと悲壮な声で訴えるように言われましたが、もう少し冷静に受け止めていただきたいと思います。

米国で最初に慰安婦像が建てられたグレンデール市のことです。現地を訪問した女性の杉並区議によりますと、「自分の体には日本人の汚い血が流れている」などと言って、机に頭をぶつけている子どもすらいたと言います。この子供たちの辛さや苦しみは、貴方のそれより遥かに大きく深刻であることに気付いて下さい。

また、昨年5月議会の請願書では次のことにも触れました。

島根県が竹島の日条例を制定する約一週間前に韓国側は「東北アジア歴史財団」を発足させこの財団が国際社会に竹島問題と慰安婦問題を持ち込んで、この両問題を一体化させ、竹島の領有権が韓国側にあるかのように誤認させるのに看過できない力を発揮しているということです。

島根県議会は本気で竹島問題に取り組む気持ちがあるのでしょうか。

また、昨年11月議会の請願書では韓国国史教科書研究所の金柄憲(キムビョンホン)氏の赤い水曜日という著書にも触れました。

そのなかで、金柄憲氏は元慰安婦とされるイヨンス氏について次のように指摘しています。
イヨンス氏が語った内容は矛盾や変遷が多く、事実関係が成り立たないなど明らかな虚偽と言える。

というものです。そのイヨンス氏は2013年8月6日島根県を訪れた際に島根県議会議長に次のような手紙を出されたといいます。

島根県議長様へ
はじめまして  私は日本軍慰安婦被害者リ・ヨンスと申します。
この度、島根県で“新日本婦人会島根県本部”が提出した請願書に“慰安婦問題
は日本の責任であり、安倍総理内閣に強制動員を認定した河野談話に立脚して
問題に対応してほしいという意見書を採択して頂き、真にありがとうございました。(以下省略)

私たちはこれを彼女の個人的な意思で出されたものでなく、韓国側の意志があるとみるべきであり、何故こういった手紙が来るような決議をしたのか、このような手紙は明らかに竹島を占拠している韓国側を利することになっている証左です。

明後日は安倍元総理がお亡くなりになり一年になります。

安倍元総理は平成27年8月14日、戦後70年を迎えるにあたり「安倍談話」を出されました。
そこには、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉を深く傷つけた反省の言葉と共に、「あの戦争には何ら関わりのない私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」と書かれています。

戦時中に女性の人権が軽視されていたことは反省しなければなりません。しかし明確な加害者も被害者も目撃者すら存在しない強制連行説や性奴隷制説を唱えることは、平成27年8月14日に閣議決定された安倍談話に反する行為です。

平成 25 年 6 月 26 日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書の速やかな無効とする決議を求めます。

以上

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【 撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>
2023年3月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める19回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18001

2023年2月9日付
竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ
http://nadesiko-action.org/?p=17766

2023年1月15日付
「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書
http://nadesiko-action.org/?p=17728

2023年1月6日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17717

2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める19回目請願不採択

アクセスカウンター

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和5年2月定例会にも意見書撤回を求める19回目の請願を提出しましたが、今回も不採択となりました。不採択を続ける議会に対して意見表明する成相議員の発言はこちらです。是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<島根県議会 令和5年2月定例会  3月3日 本会議 録画>

59分59秒~  成相 安信 議員 討論
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1117

<請願第50号を不採択とした委員長報告に反対する討論>

請願第50号、安倍総理の「将来の世代には十字架を背負わせたくない」という政治家としての崇高な理念が、性奴隷も強制連行も認めたものではないという「河野談話本質」を反映した2015年の日韓慰安婦合意を導きました。

しかし、世界中に建てられた慰安婦像の碑には「日本軍は少女や女性を強制連行し性奴隷にした」と書かれています。その根拠とされるものは「河野談話」しかありません。

平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応求める請願”並びにこれを基にして政府に出された意見書は海外に建つ慰安婦像の碑文同様に、河野談話の解釈を誤っています。

したがいまして無効とする決議を求めます。(文中では平成25年を2013年と記載します)
を不採択とした委員長報告に反対する討論を行います。

今期に入って毎議会ごとに出された同趣旨の請願は15回を数え、請願者は県議会の理解が得られるよう意を尽くし、誠実に請願文書を様々な角度から作成し提出を重ねてこられました。

しかしこの4年間、そのような努力にもかかわらず、島根県議会はまともな議論をおこなわず、請願者の訴えに向き合わないまま今日を迎えました。否、議論を行わないというより反論する論拠をだれも持つことができず、結果、これを無視し続け苦し紛れに数の力で握りつぶしてきたというべきでありましょう。

まったく残念という他ありません。請願文書で主張される中身が正確に問題整理され、妥当性を強めていくほどに、そしてそれがさらに15回も総括的に反対討論で重ねられてきた主張を耳にすれば、何もわからなかった議員でさえいやが上でも理解が進んだはずであります。

韓国では悪夢のような文在寅政権が終焉し、ユン・ソンニョル大統領の誕生で徴用工問題や慰安婦問題など歴史認識問題が政治利用される度合いが薄まりつつあるように見えます。日韓関係を未来志向で臨みたいとする姿勢の表れだとも論評されています。それは我が国の慰安婦を巡る政府検証や有識者による数々の実証的研究論文によって国民理解が進み、加えて安倍首相の毅然とした外交姿勢が日韓両国内の誤った歴史認識是正に影響を与えていることは明らかであります。

近年、韓国国内でも有識者たちが国内の政治勢力の圧力をものともせず、反日的歴史認識に対する誤りを正すべく立ち上がっています。島根県議会を始め「良心的日本人」の間ではなお吉田清治氏や朝日新聞の主張を支持する日本人が多いですが、請願文書でもこれまで主張されてきた様に、「慰安婦問題」自体がこうした一部の日本人から出発していると指摘され、こうした動きこそが韓国と日本を仲たがいさせ良心的では決してないのだと批判されています。

慰安婦問題のうそが広く韓国社会で理解されるにつれ反日的感情を利用してきた「良心的日本人」は、韓国でも日本でも孤立し立つ瀬がなくなるのだとの韓国からも改めて強調されています。

島根県議会は、2005年小泉総理や一部自民党の反対を押し切って「竹島の日」条例を制定したことは画期的な事でした。当時議席を有する議員たちの勇気ある見識をもった決断でした。しかしそれに水を差し、台無しにしてしまっているのが現下の「慰安婦決議」です。

「竹島の日」制定を契機に、韓国は今日の「東北アジア歴史財団」を発足させ、歴史戦で日本をやり込める報復戦に乗り出しました。島根県の竹島資料館では県内大学生がボランティアで説明にあたっていますが「竹島問題」の説明にとどまっています。「竹島の日」から派生したといえる慰安婦問題や徴用工問題など歴史認識問題は一体のものであり、それぞれについての説明も併せて行わなければ韓国の世論や動きが理解出ないと思いますが、県は県議会のこれまでの動きを忖度してか進めようとしません。県議会はもとより、県行政当局も歴史認識問題について大きく後退している事も問題であります。

今日様々な視点から安全保障論議が高まっていますが、領土問題や歴史認識問題への対応の遅れが、安全保障を脅かし経済的損失を招いているばかりではなく、将来にわたって対外的な日本の信頼や名誉にかかわる大きな問題なのだと認識を新たにすべきだと考えます。
請願第50号採択をお願いし、以下請願者から寄せられた意見をここにご紹介したいと思います。

先月、22日の竹島の日の山陰中央新報一面に、竹島問題研究会の座長下條正男教授の論文が掲載されていました。その中で下條教授は次のように記しておられます。

「歴史的に竹島が韓国領であった事実がないのと同様に、徴用工問題も徴用工ではなく、慰安婦問題もこれと似ている。当初日本兵を相手にしていたのでは自尊心が許さないとし、何とか強制されたことにしてほしい、として始まったのが慰安婦問題である。その事実を確認しないまま公表した「河野談話」によって、慰安婦問題は日本の国家的犯罪にされ、反省と謝罪が求められたのである。」

この翌日の中央新報にも前日の記念式典での下條教授の講演の概略が記されています。そこには「竹島問題も徴用工や慰安婦問題も同様だと言い。理詰めで矛盾点を指摘すべきだと説いた。」 とあります。

下條教授が、多くの論文や講演で慰安婦問題を持ち出され、その認識が県議会の意見書とは全く異なるものであることを、議論していくことは、今や竹島問題解決のためには避けられないものとなっています。

韓国では「慰安婦とは戦時の公娼制だった」との実証研究が行われるようになり、昨年、11月に提出した請願書には韓国の金柄憲(キムビョンホン)氏の著書に書かれている次の文章を引用しました。

「日本軍慰安婦問題の本質は「貧困」だ。国が貧しく親が貧しいから食べていく道を探しているうちに、悪の沼に陥ったケースがほとんどである。これ以上他人のせいにするのはもうやめたい。」

金柄憲氏が言われる「悪の沼」に陥っていたのは、それを容認していた旧日本軍も同様でした。

旧日本軍が慰安婦に関与したのは今日の価値観では容認できないものですが、当時の時代背景を考慮すれば致し方ない面もあり、真実を基に検証していけば教訓とするべきものも少なくありません。

日本政府が河野談話の翌年の1994年に「女性のためのアジア平和国民基金」を設立したのも、2015年の日韓慰安婦合意に際に10億円を拠出したのも、今日的な価値観によるお詫びと見舞いのものです。

ここで県議会での委員会などの討論を振り返ってみますと、時間の経過とともに「強制連行説」を唱える主張が明らかに弱くなっていることが分かります。

例えば令和元年6月定例会の本会議では「日本軍慰安婦問題は、日本が起こした侵略戦争のさなかに植民地にしていた台湾、朝鮮、中国などで、女性たちを強制的に集め、性行為を強要した非人道的行為である。」という、現在では考えられないような、内容が本会議で堂々と語られていました。

この発言はアメリカのグレンデール市の慰安婦像の碑を始めとして、世界中に広まるつつある碑に記されている、「日本帝国の軍隊によって東アジアの諸国において住居から狩りだされ、性奴隷にされた20万人以上のアジアとオランダの女性を記念して」といった無茶苦茶な話とほぼ同様の内容でした。

そして昨年の2月議会までは「強制連行であろうが、自分で手を挙げようが、そんなことは無い方が良い。河野談話の中で否定できないと、あった可能性があると言っている」という意見が度々見受けられました。これは強制連行があった可能性を残して、売春と組織的なレイプを同列において、間違った解釈をあえて誘引し、しかも組織的なレイプが否定されたとしても、この論理性であれば、発言の責任を問われないという意志が垣間見えるものです。

そして、昨年5月議会からは「島根県議会の意見書は女性の人権、人間の尊厳に関わる問題として河野談話に基づく我が国の誠意ある対応を求めて決議したもの」という、当該意見書の本質的な文言をから目をそらし、当該意見書から美辞麗句のみを抽出した、実態を反映していない無責任ともいえる発言に留まるようになりました。

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書は強制連行説を認めるものであり、実際に当該意見書の基になる請願書には「強制連行を認めた」との文言が入っています。

冒頭に述べましたように、下條教授は講演や論文において毎回のように「慰安婦強制連行説」は虚構であると述べておられます。

島根県議会と下條教授の慰安婦問題の捉え方が、真逆であることは竹島問題の解決において、決定的な障害となるものです。

これらを無効とする決議は絶対に必要なことです。

よく考えてみて下さい。今生きている私たちも数年か、数十年の命です。

私たちのためにではなく、安倍元総理の「将来の世代には十字架を背負わせたくない」という思いを受け止め、未来に生きる子供たちが理不尽な困難に会わないためにも、そして今日の平和の礎を築いて下さったあまたの戦没者の方々の名誉のためも、速やかに無効とする決議を求めます。

以上、請願者からの意見を紹介し反対討論を終わります。

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【 成相議員・有志が撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>
2023年2月9日付
竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ
http://nadesiko-action.org/?p=17766

2023年1月15日付
「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書
http://nadesiko-action.org/?p=17728

2023年1月6日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17717

2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ

アクセスカウンター

島根県が条例により定めた「2月22日 竹島の日」を前に、島根県有志がチラシ「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求めます」を作成しました。ここにご紹介します。

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【 PDF版 】

※チラシ画像をクリックすると別タブで拡大表示されます