1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故から今年2025年で40年になります。残念なことに時が経つにつれ益々事実無根、荒唐無稽な馬鹿げた陰謀説が流れているのが現状です。
そこで次の目的のためになでしこアクションのサイトに
JAL123 カテゴリー http://nadesiko-action.org/?cat=38
を作成しました。
拡散にご協力お願い申し上げます。
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2025年7月28日衆議院第一議員会館の大会議室で開催されたシンポジウム 「第二回 航空機事故と災害派遣 ~ JAL123便墜落事故から40年 現場からの証言 」の参加者からお寄せいただいた感想・意見・質問とそれに対する主催団体「JAL123便 事故究明の会」からの回答をご紹介します。
<シンポジウム動画>
シンポジウム参加者 感想・意見・質問への回答
【参加者 1】
有意義な活動、ありがとうございます。ひきつづきの活動をお願いしますと共に、ボイスレコーダー(原文ママ)の再分析もお願いしたく存じます。操縦士、機関士の方々の名誉回復と望みます。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。今後とも真相究明に努めます。ボイスレコードの解析については、事故調査報告書においてすでに終了しております。自衛隊によるミサイル等誤射の嫌疑が晴れ、事件性がないことが確定しているので、陰謀説に引き摺られた形での再調査、ボイスレコード公開は考えられません。
【参加者 2】
第二回シンポジウム開催していただきありがとうございました。当時、危険をかえりみず活動に尽力されていたにも関わらず、自衛隊ヘ仇でかえす青山氏はじめ陰謀論を出すことを許すことはできません。嘘を教育し小学生を洗脳するような本を学校に置いておくことやフェイクニュースを放置することも私たちでとめなければなりません。一人でも多くの国民に届きますよう今後ともよろしくお願いいたします。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。虚偽情報が児童生徒に与える悪影響は本当に心配なことです。フェイク情報はインターネットで興味本位に拡散します。それを一つ一つ潰していくことは不可能ですが、今後とも真相究明に努めることで、すこしでも真実がわかっていただけるのではないでしょうか。
【参加者 3】
なぜ当日目指していた横田基地に着陸できなかったのでしょうか?夜中の米軍からの救助要請を断って、結果夜が明けてからの日本側の救助では僅かな人しか助かりませんでした。人命救助に対する政府の誤った判断は、その後改められているでしょうか?
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「JAL123便 事故究明の会」より
日航機は決して自力で横田基地を目指し、かつ着陸できるような状況にはありませんでした。操縦不能だったからです。また米軍からの支援提供はありがたくも、彼等の対処能力では不十分であったことから待機を願ったものと当会は認識しております。当会作成の論考をご参照下さい。
https://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2025/01/jal123_kuuge.pdf
p16 §12 自衛隊はわざと捜索を遅らせたのか
【参加者 4】
事故当時高校生で、クラスメイトが遺族になる等、身近な事件でした。
当時報道で、暗視装置が無く、自衛隊が出動できなかったと耳にした記憶がございます。真偽の程をご教示下さい。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。お近くの方が犠牲になられたのですね、ご同情申し上げます。
ご指摘の通り、充分な「暗視装置」の装備はされていなかったのですが、「捜索の戦闘機も陸上部隊も出動していた」と認識しております。
【参加者 5】
1. JAL123で青山透子を攻めても意味がない(問題解決にならない)
2. (遺族の)小田周二氏は被害者(次男、長女、他1名)をなくし、当然抗議する権利あり
3. 青山氏・小田氏は出される証拠から自衛隊をうたがっている
4. 問題は証拠に基づき判断すべき
5. フライトレコーダー、ボイスレコーダー、海底にある尾翼破片を公開すれば、自衛隊の汚名もそそげる。そこに研究調査を進めるべき
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。今後とも真相究明に努めます。
1 当会の活動目的は、「当時の関係者及び自衛官の名誉を守る」ことです。著しく名誉を毀損している青山透子氏の著作等に対し、悪魔の証明であることを承知の上で、現場からの真実の声を発出しております。決して、青山透子氏を攻めているのではなく、常識ある国民を対象に常識ある判断を求めているものです。
2 「抗議」と「誤った認識に基づく犯罪者扱いや誹謗中傷」とは別と考えております。
3 自衛隊の犯行とするための仮説やその仮説立証に都合が良い証言のみをもって証明することは「証拠」とは言わないと考えます。
4 陰謀説の原点が自衛隊によるミサイルのような飛翔体による誤射だとしていますが、疑惑の護衛艦「まつゆき」が当日出港していなかった事実が明らかになった以上、今や陰謀説の根拠が覆されました。
5 当会の活動目的は、「当時の関係者及び自衛官の名誉を守る」ことであり、事故原因の究明は目的にはしておりません。
【参加者 6】
緊急状態にあるA/CのPILOTにとって、本部からのアドバイス等は極めて大きな助けになるが、当時、特に航空自衛隊側からチェースをつけようという考え(動き)は無かったのか。
航空交通管制サイド(運輸省?)の反応は?
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。日航機がSQ7700を発したことだけでは、誰もその異常事態のネイチャーが判然としません。まさか垂直尾翼が破壊されているとは当該クルーも気付いておりません。管制官に対してアンコントロールというだけでした。そういう状況では、アラート発進を求める法的根拠が見当たりません。アンコントロールの中で32分間もの間迷走飛行を続けざるを得なかったクルーの心中は想像を絶することであります。当該事故を教訓とするならば、CRMとシミュレーター訓練の徹底が考えられます。
【参加者 7】
起業をして、商工会議所の行う起業ゼミに参加していました。
この中に陸自出身の方がいらしてました。最後の懇親会で他の受講生から「123便は自衛隊が墜落したんでしょ?」と何度も聞かれているところを見ました。
私は予備自衛官をしていたこともあり「それ違うから!」と反論しましたが、何を見て信じているのか、悪い人ではないのに終了してからも言ってました。
この問題は放っておいたら従軍慰安婦と同じ事になると感じました。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。今後とも真相究明に努めます。皆様におかれましてはお仲間同士、周囲のみなさまに、間違った情報、根拠なき陰謀説に振り回されないだけのリテラシーをみがいていただくよう語り伝えていただきますようお願いいたします。WEBサイトでは、現在なでしこアクションのブログで動画や論考などが閲覧できます。是非御覧下さい。
http://nadesiko-action.org/?cat=38
【参加者 8】
元隊員の方達の証言を聞けて良かったです。現役をしていた頃に知り得たこと以外のことを今回追加で知れて本当に良かったです。今後も活動がんばって下さい。応援しています。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。今後とも真相究明に努めます。ご友人のかたがたにこのシンポジウムの内容を広めていただけましたら幸いです。
【参加者 9】
本日はありがとうございました。
青山氏に対し、逐一適確に反論しておくことが重要と考えます。
① 陰謀論を証拠をもって反論する書籍の出版は考えておられますか。是非、陰謀論への明確な反論書を出版頂きたいと思います。世論を味方にすることも重要と思います。
② 証拠に基づかず悪意を持った陰謀論書籍が学校や図書館に設置されていると聞いたが、文科省はこれを禁止できないか?
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。
① 出版については、可能性について検討中です。今はインターネットによる情報提供が主流ですので、なでしこアクションというサイトで情報公開しています。
https://nadesiko-action.org/?cat=38
https://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2025/01/jal123_kuuge.pdf
② 公益社団法人「全国学校図書館協議会」はあくまでも民間団体であり、国の予算ではなく民間からの寄付で活動しているもので、文部科学省の指導監督下にはないことから、大変残念ながら禁止できないとのことです。
<ご参考> 佐藤正久オフィシャルブログ 2025-04-10
フェイク情報から自衛隊の名誉を守る!
https://ameblo.jp/satomasahisa/entry-12893378947.html
【参加者 10】
このようなシンポジウムの開催について、関係者の皆様に敬意を表します。
青山透子氏の本日取り上げられた主張は 相当ひどく それが事実でないことは本日のシンポジウムで明らかになっているが、米軍のファントムが飛行していた可能性はあると本日もされていたことから、米軍の関係者も入れて 何のために飛んでいたのか 状況はどうであったのかの証言を次回のシンポジウムでは入れていただきたい。
また、1995年だったか、JALの組合が事故調査委員会の報告書に対する疑義を提起しており、青山透子氏はそれを基に本を書いたやに聞いており、JALの組合の主張と事故調査委員会の報告書とのくい違いについても取り上げていただきたい。世の中に出ている色々な疑問点を取捨選択せず取り上げなければこの問題は根本的には解決しないと考えます。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。ご指摘の米軍関係情報の裏づけ調査に関しては当会の守備範囲ではありません。米軍機が関与したという疑念もよくある陰謀説のひとつですが、日航機の飛行航跡に米軍機が絡んだ証拠はありません。日本乗員組合連絡会議の見解に対する当会の見解発表なども、視野にはありますが、圧力隔壁破壊と急減圧など技術的専門的分野にわたりますので、当会の自衛隊の名誉を守る趣旨からはその範囲外にあろうかと思います。現時点ではなでしこアクションブログに保存されている論考を御覧下さい。
https://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2025/01/jal123_kuuge.pdf
【参加者 11】
現場で生存者救出、遺体収容にあたった岡部元陸幕長のお話は帰隊後、急性ストレス障害も含めて、当事者でしか語れないものでした。マスコミが現場で自衛隊の災害派遣行動の妨げになっていたことは、もっと発信してもいいと思いました。シンポジウムで元自衛官の皆様が正確に事実関係を証言しており、大いに信頼感を持って拝聴しました。シンポジウムの内容(第一部の講演も含め)書籍にするといいいでしょう。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。書籍化に関しては色々お勧めの言葉も頂戴しておりますが、ネットの活用に重きを置いております。なでしこアクションのブログで当会の活動、論考等が閲覧参照できます。
http://nadesiko-action.org/?cat=38
【参加者 12】
開会の挨拶にて陰謀論者からの攻撃を受けている旨あった。これらの反撃はどうなっているのでしょうか。怪しげな石碑や出版物に対して、何か行動を起こしてはいるのでしょうか。
2回目なので更なる証言だけでなく1回目にあった怪しげな石碑や出版物への対処を聞きたかった。実行していなくても、計画、構想でも。防衛省は貶めようをする者に対処の有無は(貴会との協力とか)。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。
御巣鷹尾根の慰霊の地に置かれた石碑については、当会では直接撤去を求める行動はとっておりません。地元上野村の村民のお気持ちを考えると、こちらから騒動を持ち込むことは控えております。当会が初めて発信した本件石碑の存在が一般国民に知れ渡ることが、最善の解決であろうかと思います。
防衛省については、参議院外交防衛委員会における佐藤正久議員の二回の質問対し、防衛省として自衛隊の関与を否定したことのみを良しとして、「適切に対応する」旨の回答に関しては具体的な処置はされていないと認識しております。
書籍化に関しては色々お勧めの言葉も頂戴しておりますが、ネットの活用に重きを置いております。なでしこアクションのブログで閲覧参照できます。
http://nadesiko-action.org/?cat=38
【参加者 13】
慰安婦問題もそうですが、情報戦は常在戦場の気持ちで取り組んでほしい。本活動大いに側面から応援させていただきいます。空花さんと青山氏の対談できないのですか。佐藤正久さんに代わる追及する政治家はいませんか。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。青山透子氏との対話は避けるものではありません。
佐藤正久 前参議院議員は誠に熱心な政治家でした。佐藤前議員に代わる熱意を持った国会議員の登場を期待しております。
【参加者 14】
空花さん「ボイスレコーダーの記録は“全て”確認されている」
青山透子氏「ボイスレコーダー(フライトレコーダーも)“全て”を遺族に公開して欲しい
↑
という違いはどう考えればよいでしょうか?
空花さん「青山氏は、機体右側から飛ばされてきた“オレンジ色”の物体が左側に回り込んで、、、と主張されているが、、」とのことですが、その説明は、どこで確認できますでしょうか?
本日は、まことに有難うございます。更に勉強致します。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。青山氏は、ボイスレコードには何か隠された部分があると主張しています。しかし、事故調の調査官はすべて聴取して文字起こししています。それが公式記録なのです。
航空事故調査報告書 別添6 CVR記録 P309~
https://jtsb.mlit.go.jp/aircraft/download/62-2-JA8119-11.pdf
また、浦賀水道上空で写真に写っているという黒い点(オレンジに見えるともいうが)がこちらに向かって飛んでくるミサイルだとして、どうしてそれが伊豆半島手前で左側面から突っ込んできて垂直尾翼に当たるのでしょう。青山透子著「墜落の新事実」(p165)と「圧力隔壁」(p93)に不思議なことが(矛盾していることが)書かれています。
詳細はこちらをご参照ください。
https://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2025/01/jal123_kuuge.pdf
§3 浦賀水道上空で乗客が撮った写真(4ページ)です。
【参加者 15】
123便事故に関する陰謀説にはうんざりしておりましたので、事故究明の会の活動を心強く思っております。
今後は陰謀説を唱える方々との公開討論などを希望いたします。
一点確認させて下さい。
先日youtubeで小川清史元陸将が、事故当日に「現場へ急行しようとした自衛隊隊員が射殺された」というニューステロップがテレビで流れたことを仄めかすような発言をなされました。これについて小川元陸将および事故究明の会としてご見解をお伺いしたいです。
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「JAL123便 事故究明の会」より
回答者:小川清史 (第36代西部方面総監、事故派遣隊員)
そのようなニュースが流れたという噂を現場に後から合流した隊員から聞きました。ニュースが流されたのが仮に事実だとしても、全くの間違いで、自衛官が射殺された事実はありません。
現場にいた我々は、「長野県側から現場まで登ってくるときに岩場で足を滑らせ骨折して入院した隊員がいたという話に尾ひれが付いたのだろう」と想像し、一笑に付していました。
【参加者 16】
航空関係に従事していますが、「自衛隊のミサイル説」「米軍による攻撃説」について聞かれることがしばしばあります。(信じている方が大半です)
現場で実際に働いていた方々の声を聞くことができて、良かったです。
自衛隊の皆様を応援しております。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。今後とも真相究明に努めます。ブログもご参照ください。
http://nadesiko-action.org/?cat=38
【参加者 17】
1982年8月12日、まつゆきは豊洲に石川島重工に接岸していた証言がありましたが、出来ればメーカーの石川島重工の方々にも証言して頂きたい。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました
40年前当時の護衛艦まつゆき建造に携われた方はすでにご高齢になられており、当時の艤装員の方を捜すことさえ難航しました。
とは言え、造船所側の証言者も重要です。試運転に関係した旧IHI社員を調査し、今回証言された元「まつゆき」乗員の方たちと同様の証言が得られるよう引き続き努力してまいります。
【参加者 18】
事故当日、忍野八海にテニス合宿に行っていて夕方コートからの帰りがけに民間機が青空の中、低空で右から左へ飛んでいくのを目撃しました。宿に戻るとTVニュースで旅客機の墜落報道されて驚いたのを覚えています。が、低空飛行の目撃からニュースまでそんなに差が無く記憶に不安もあります。墜落報道ではなく行方不明だったのかも
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。ご覧になったという民間機は時間的には大月市上空でループ飛行に陥ってしまった日航機のようですね。できましたら目撃された時刻があるとなお助かります。
【参加者 19】
本日,大変有意義なイベントを開催していただき,ありがとうございました。
1.ご存じと思いますが,「地震」が安倍さんや政府の陰謀で人工的に起こされているという,あほなことを言う奴は,ずっと,一定数います。これを全部駆除するのは無理です。大事なのは,アホはアホで仕方がないのですが,それが増殖しないことです。
2.そのためには,青山透子氏の主張を一個ずつ消して,広報することでしょう。でも,森永氏のように,「あほ」ではなくても感化される奴がいるので,地道に嘘を消してゆくのが大事でしょう。
3.その際、「身内の証言」については,「相手方」は「身内が嘘ついている」と必ず言います。情報弱者は,それを聞いて,「身内がかばっているのか」と感化される可能性があります。中曽根さんはとばっちりですが,なんにしろ,政府関係者が500人殺したら,ばれたときに政府が転覆するだけでは済まない。だから,日本においては,人の生死にかかわることで,政府が何かすることは多分ない。そう考えるのが普通の感覚でしょう。ウクライナらロシヤやヒラリーやオバマなら知りませんが。ところが,情報弱者は,そういう情報を無批判に受け入れます。
4.そうなると,「まつゆき」乗員の方の「その日は相模湾にいなかった」も,ファントムパイロットの方の「撃ってない」も,ぜんぶ,「身内のウソ」と言う奴(青山氏)が出てきて,それに騙される人が出てきます。
5.私は,きっちり青山氏を否定する本を皆で書いて,出版するのがいいと思っていますが,元幕長や元方面総監,元将官,元乗組員の方が前に出てこられるより,第三者的な数人が本を書いて,今日の方々の証言を全部乗せるのがいいんじゃないかと思っております。今日の素晴らしいメンバーあと10年もすれば,少しずつ減ってきます。今がチャンスじゃないかと思います。
6.あと,細かく,ただし冷静に,相手の非論理的主張をつぶしてゆく必要があると思います。たとえば,wikipediaの「青山透子」をみると,それなりに,青山氏が胡散臭いと誰かが書いてくださっていますね。この努力は大事です。若者は,wikipediaで情報を集めますので。ChatGPTとかのAIにも青山氏の主張は胡散臭いと言わせるような工夫が必要かと思います。これは個人ではできません。
7.青山透子氏の正体は「会」でご存じなんですか?東大で学位取ったことになっていますが,そのあたりから正体を調べれば,バックに何がいるかわかるかもしれません。個人攻撃を推奨するわけじゃないのですが,「自衛隊OB」の集団が法的措置を検討することもありかなと思います。あれ,きわめて悪質な名誉棄損ですし。
8. 勝手な印象として、青山透子氏に対しては、理論的に強く突っ込んでもいいけど、それを強くやりすぎて、「ご遺族である吉備素子さんを傷つけること」を恐れて、皆さん躊躇されているのかなと思いました。
この「日航 123便墜落の真相を明らかにする会」のページの「佐藤元議員への抗議」や「岡部元幕僚長の会の回答文」など見ていると、法曹的な文章でも、理系の研究者の文でもなく、素人さんの文章ですね。こういう人たちに本気で倫理的に対処するのを躊躇されているのかなあと思いました。
青山透子氏(私はよく知りませんが、上述の会の「事務局の人」となっていますね。実在の特定の人なのか、会を擬人化したものか。よくわかりません)という人物に対しては、きっちり対処せねばならないですが、どうも、それによって「吉備さんら、遺族の気持ちを逆なでした」という風に持って行かれるようですね。
もしかしたら、皆さん、遺族の方の心情「誰か巨大な犯人を作って恨み倒すことで精神的バランスを取る」なんてことを理解して、「自衛隊員の皆さんの名誉回復」とコンフリクト状態になって困ってらっしゃるのかもしれませんね。さすれば、敵方(吉備さんを利用している者がいる?)は、かなり頭のいい人ですね。当方としては、自衛隊員の方々の名誉を、第一に回復したいと思っておりますが。
F4ファントムのパイロット2名の方、感情を抑えてお話しされていましたが、「500人撃ち殺した」と言われていることになりますゆえ、心情を考えたら、私まで涙が出て来そうです。何とかして差し上げたい気持ちでいっぱいです。もちろん、最後まで戦ってくださった高濱雅己機長のいわれなき名誉棄損事案についてもです。
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「JAL123便 事故究明の会」より
シンポジウムご参加ありがとうございました。
いただいた沢山のご意見を参考にし、これからの当会の活動に生かしていきたいと思います。
【参加者 20】
事故後40年を経過して、例えばこのような事態が現在発生した場合、空自機スクランブル発進による不具合機の状況把握の実施、墜落後の迅速なレスキューは可能でしょうか。
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「JAL123便 事故究明の会」より
回答者:南 尚志 (元航空自衛官戦闘機操縦士 2番機後席)
シンポジウムご参加ありがとうございました。
[参加者6]番での回答に記したように、JAL123便事故の状況では、アラート発進を求める法的根拠が見当たりません。
一方で、この件以降、地震等の災害の際は「アラート機の災害派遣転用」か偵察機の「災害派遣」の一環で、何度か緊急発進させているはずです。
アラート(対領空侵犯措置)の「24時間5分待機」と違い、人員(翌日は”明け”で原則として勤務させない)、予算の関係(3食+夜食を支給)から、偵察機と救難機の場合は主に災害派遣等に対し「1時間待機」で、パイロット、整備員等の人員は17時の就業完了後は自宅待機。呼び出しがかからなければ翌日は、通常勤務だったはずです。
1994年10月5日22時ころ、北海道道南でやや大きな地震が発生し、百里基地の偵察航空隊所属RF‐4E(910号機)が発進、噴火湾内部の低高度からの状況偵察を命ぜられ長万部東方の海岸線に切り立った崖に激突、前席操縦士と後席航法士は殉職されました。お二方のトルソー(頭、手足は衝突の衝撃でちぎれていた)ご遺体を「場外救難先発隊小隊長」として、私が回収してきました(合掌)。
同じころ、道東の十勝付近で地震があり、同じく夜間、千歳基地のF-15が緊急発進して対応していた記憶はあります。現行、直近では下記の通りです。
https://hikorojin.livedoor.blog/archives/5486417.html
航空自衛隊の有人偵察機の運用は2020年3月26日、偵察航空隊の閉隊、RF-4E,EJファントムⅡの退役をもって終了し、偵察衛星、無人機での対応になっているものと思われます。
2025.7.30 千歳基地から2機の戦闘機。八戸基地からも2機の哨戒機が発進しております。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000442996.html
https://x.com/JMSDF_PAO/status/1950361884710113761
救難機に関しては、V-107バートルからUH-60Jへの機種更新、GPS、暗視装置などの搭載により格段に40年前よりはヘリコプター自体の能力は上がっていると思いますが、夜間、急峻な山岳地、悪天候などを加味すると「迅速なレスキュー」というのはやはりかなり難しいと思います。
同じく30年前、前述の長万部付近偵察機の事例直後、1994年12月2日、北海道奥尻島での急患対処を依頼され(民間、警察、消防等すべて対応不可能だったと聞いています)、UH-60J(554号機)が発進しましたが、渡島半島・遊楽部岳付近で雲に阻まれ中腹に激突、5人が殉職されるという2次災害が発生しております(合掌)。
映画のように、全員無事帰還、救出完了、というのは状況にもよりますがとても難しいことだと思います。
以上