映画「主戦場」について 山本優美子

2019年4月23日
なでしこアクション代表 山本優美子

映画「主戦場」について

4月20日から公開されている出崎幹根 監督「 主戦場 ( The Main Battleground of the Comfort Women Issue ) 」において、私山本優美子は映画の出演者の一人になっています。

私は出崎氏が上智大学の大学院生であった2016年5月「上智⼤学院の出崎幹根のドキュメンタリーインタビューご協⼒のお願い」というメールを受信し、6月に同大学の一室で取材を受けました。

当時の取材依頼メールで出崎氏は
取材は 「卒業制作であるドキュメンタリーのビデオ」 であり、「大学院生として、私には、インタビューさせて頂く方々を、尊敬と公平さをもって紹介する倫理的義務があります。また、これは学術研究でもあるため、一定の学術的基準と許容点を満たさなければならず、偏ったジャーナリズム的なものになることはありません」、「 公正性かつ中⽴性を守りながら、今回のドキュメンタリーを作成し、卒業プロジェクトとして⼤学に提出する予定です 」
と説明しました。

その後、卒業プロジェクト完成の連絡はありませんでした。

昨年2018年9月、突然メールで出崎氏より「10⽉7⽇に釜⼭国際映画祭において公開される運びとなりました」、今年2019年2月に「4⽉20⽇(⼟)から東京・渋⾕のシアター・イメージフォーラムを⽪切りに、⼤阪や名古屋など全国で順次公開していきます」との連絡を受けました。

私は一大学院生の卒業プロジェクトに協力するために取材を受けたのであり、この度のように一般公開の映画にするとの説明は一切聞いておりません。

またその映画内容が出崎氏が当初説明していた「尊敬と公平さをもって紹介する倫理的義務」、「公正性かつ中⽴性を守る」ことからかけ離れていることに非常に驚いています。

映画の内容については山岡鉄秀氏がHanada6月号に「従軍慰安婦映画の悪辣な手口 」のタイトルで寄稿してますので、是非お読みください。

<参考> Hanada 6月号 山岡鉄秀氏寄稿「従軍慰安婦映画の悪辣な手口 」
http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/4910120270695.php

2 thoughts on “映画「主戦場」について 山本優美子

  1. 櫻井洋一 says:

    ブログ記事、拝読いたしました。
    記事の中で
    「私は出崎氏が上智大学の大学院生であった2016年5月「上智⼤学院の出崎幹根のドキュメンタリーインタビューご協⼒のお願い」というメールを受信し、6月に同大学の一室で取材を受けました。」
    とありますが、出崎氏の「取材」について、彼の指導教員の同席や許可等はあったのでしょうか?
    状況から察するに、山本様からすれば「大学院生の研究活動の一環」と捉えられて、依頼メールの内容にも共感されたからこそ、それに応じられたのだと思いますが、もし指導教員の与り知らぬところでこの「取材」が行われたとすれば、この「取材」の行われた一室を無断使用させた大学や指導教員の管理責任も問われる(結果として「研究活動の一環」ではなく「個人的な活動」ですよね。)のでは、と思い質問致しました。
    ご回答いただければ幸いです。
    よろしくお願い申し上げます。


  2. とんちゃん says:

    米国の大学では。大学院生は研究者としては、原則として教授と同格です。教授は指導はできますが、何かを押し付けることはできません。学生の研究成果の最終的評価は委員会でなされます。

    > 出崎氏の「取材」について、彼の指導教員の同席や許可等はあったのでしょうか?

    このようなことは必要ありません。

    > もし指導教員の与り知らぬところでこの「取材」が行われたとすれば、この「取材」の行われた一室を無断使用させた大学や指導教員の管理責任も問われる

    学生は、研究活動に使うことを許されている施設はどのような研究活動にも使えます。指導教員の与り知らぬところで「取材」を行っても問題ありません。

    > 結果として「研究活動の一環」ではなく「個人的な活動」ですよね。

    研究活動というものは、多くの場合個人的な活動です。

    米国のある大学で、学生が、指導教官が研究費を得ている団体に不利な研究結果を得て、指導教官がその論文の発表見合わせるように助言したことが問題となり、指導教官はけん責処分を受けました。


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