国連人権委員会に行こう!〈その1〉データの見かた 自由権規約委員会

国連 人権委員会に行こう!
<その1> データの見かた 自由権規約委員会
<その2> データの見かた 女子差別撤廃委員会
<その3> 参加登録方法
<その4> NGO報告書 提出方法
<その5> 委員会と協議資格を持つNGO
<その6> 2015.7女子差別撤廃委員会プレセッションNGO参加要項
<その7> 国連 女子差別撤廃委員会プレセッション(2015.7)に提出した意見書

国連人権関係の委員会(Treaty-based body 国際人権条約体—-人権関係条約に基づき設置された委員会)に傍聴参加したい方、委員会にNGO報告書を出したい方にその方法を説明します。
委員会、セッション(会期)によって参加方法が変わる可能性があります。ここでの説明は参考としてご覧いただき、これから紹介する国連のデータベースのサイトで最新の情報を確認してください。

<その1> データの見方 自由権規約委員会

データベースには、人権関係各委員会のセッション毎の、委員会・政府の公式文書、NGOレポートなどが掲載されています。
過去のセッションのデータ、今後のセッションの予定、これからの開催される委員会の参加要項や日程も分かります。

「慰安婦の真実国民運動 対国連調査団」がジュネーブで参加した自由権規約委員会を例に説明します。

まずここにアクセスしてください。
http://tbinternet.ohchr.org/_layouts/TreatyBodyExternal/sessionslist.aspx

このページが開きます。
SnapCrab_NoName_2014-9-10_10-39-35_No-00

ここから各条約の委員会のデータベースに移動できます。

調べたい委員会を選びます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_12-56-7_No-00_1

項目の意味———————————

CAT 拷問禁止委員会 Committee against Torture
CAT-OP 拷問禁止委員会 選択議定書 Optional Protocol of the Convention against Torture
CCPR 市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約 B規約) International Covenant on Civil and Political Rights
CED 強制失踪委員会 Committee on Enforced Disappearances
CEDAW 女子差別撤廃委員会 Committee on the Elimination of Discrimination against Women
CERD 人種差別撤廃委員会 Committee on the Elimination of Racial Discrimination
CESCR 経済的・社会的及び文化的権利に関する国際規約(社会権規約 A規約) Committee on Economic, Social and Cultural Rights
CHAIRPERSONS 議長
CMW 移住労働者委員会 Committee on Migrant Workers
CRC 子どもの権利委員会 Committee on the Rights of the Child
CRC-OP-AC 武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の選択議定書 Optional Protocol to the Convention on the Rights of the Child on the involvement of children in armed conflict
CRC-OP-SC Optional Protocol to the Convention on the Rights of the Child on the sale of children child prostitution and child pornography
CRPD 児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書 Committee on the Rights of Persons with Disabilities
INTER-COMMITEE

——————————————-

自由権規約委員会のCCPRを選択するとこの画面になります。(2014年9月現在)

SnapCrab_NoName_2014-9-10_12-58-18_No-00

下の方にスクロールすると2014年7月ジュネーブで日本の検討会が行われた111セッションがあります。

セッション番号(この場合は111)又は国名をクリックするとそのセッションのデータベースの画面になります。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_12-59-37_No-00_1

111 Session (07 Jul 2014 – 25 Jul 2014)の画面になりました。
Information from secretariat NGO Informative noteの右にあるView documentをクリックするとNGO参加要項のデータ画面になります。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_13-4-22_No-00_1

この場合はEnglish英語・docワードのデータがあります。
ワードのマークをクリックするとデータをダウンロードできます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_13-41-51_No-00_1

Programme of Workの右にあるView documentをクリックすると委員会日程のデータ画面になり、同様にダウンロードできます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_13-47-22_No-00_1

下の方にスクロールすると日の丸にJAPANがあります。ここに日本のデータが纏まっています。
+State party’s reportの「+」をクリックするとデータ名 CCPR/C/JPN/6 が表示されます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_13-58-33_No-00_1

CCPR/C/JPN/6 というのは、日本政府がCCPR(自由権規約委員会)に提出した第六回日本政府報告書です。
右にあるView documentをクリックするとデータ画面になります。
言語、データの形式を選択してクリックするとデータがダウンロードできます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_14-0-12_No-00_1

+Info from Civil Society Organizationsの「+」をクリックするとNGOが提出したレポートのリストが表示されます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_14-5-29_No-00_1

たとえばJapan Federation of Bar Associations日弁連のView documentをクリックすると日弁連が出したレポートの画面になります。
クリックするとデータがダウンロードできます。

SnapCrab_NoName_2014-9-10_14-8-22_No-00_1

★次に、次回開催予定の女子差別撤廃委員会のデータの見かたを説明します。
続きはこちらをクリック

 **************************************************

<参考サイト>
外務省 日本と国際社会の平和と安定に向けた取組

主要人権条約
国際人権規約(社会権規約、自由権規約)
女子差別撤廃条約
児童の権利条約
人種差別撤廃条約
拷問等禁止条約
強制失踪条約
障害者権利条約

国際人権条約体(Treaty-based body 人権関係条約に基づき設置された委員会)
※各委員会の国連サイトへのリンク
自由権規約委員会
社会権規約委員会
人種差別撤廃委員会
女子差別撤廃委員会
拷問禁止委員会
児童の権利委員会
障害者権利委員会

10 thoughts on “国連人権委員会に行こう!〈その1〉データの見かた 自由権規約委員会

  1. 日本市民 says:

    【拡散】
    読売新聞が韓国の「ライダイハン問題」「米軍慰安婦問題」にまで言及したのには驚きました。
    国際社会へ韓国政府の欺瞞性をどんどん発信しましよう。
    ===
    慰安婦問題 韓国も自らの足元を見つめよ
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20141017-OYT1T50155.html
    2014年10月18日 01時32分

     重要な証言が明らかな誤りと分かった以上、修正するのは当然だ。
     1996年に慰安婦問題に関する国連報告書をまとめたスリランカ人法律家、クマラスワミ氏に対し、日本政府が、報告書の吉田清治氏の証言部分の撤回を申し入れた。
     多くの朝鮮人女性を慰安婦として強制連行したとする吉田証言は報告書作成時から疑問視されていた。最初に報じた朝日新聞も今年8月、虚偽を正式に認めた。
     クマラスワミ氏は、撤回に応じなかった。吉田証言は「証拠の一つにすぎない」と主張している。首をかしげざるを得ない。
     報告書で、元慰安婦を除けば、吉田氏は強制連行を認めた唯一の証言者だ。それが虚偽であることは、当事者以外の客観的証拠がないことを意味する。「証拠の一つ」との主張は説得力を欠く。
     菅官房長官は「国際社会において、我が国の考えを粘り強く説明し、理解を得たい」と語った。強制連行を裏付ける証拠は存在しないという日本の立場を、強力に世界に発信することが大切だ。
     人権問題を扱う国連総会第3委員会では、韓国大使が慰安婦問題について「今も解決していない紛争時の性暴力の主な事例だ」と日本を批判した。慰安婦問題を取り上げたのは4年連続だ。
     だが、慰安婦を含む日韓間の請求権問題は、1965年の国交正常化により国際法上は「解決済み」だ。政府は、アジア女性基金を設置し、韓国人約60人を含む285人に「償い金」も支給した。
     第3委員会で日本側は、朝日新聞が吉田証言の誤りを認めたことにも言及し、韓国に反論した。
     そもそも、韓国が、日韓2国間の問題を国連の場に繰り返し持ち出すこと自体が異様である。

     「性暴力」を問題視するなら、韓国国内はどうなのか。

     今年6月、在韓米軍を相手にしていた「米軍慰安婦」らが、売春を強要されたなどとして国家賠償請求訴訟を起こした。支援団体によると、韓国政府が米軍専用の特定地域を設置し、慰安婦の管理なども行っていたという。

     ベトナム戦争に派遣された韓国兵士らがベトナム人女性との間にもうけて、現地に残した子供は5000~3万人とされる。

     売春や強姦ごうかんの例も含まれ、「日本に執拗しつように道徳的責任を問いながら、我々の暴力について免罪符を主張するのは自己欺瞞ぎまん」とするコラムを掲載した韓国紙もある。

     韓国は、自らの足元を見つめるべきではないか。


    • 日本市民 says:

      一部撤回では「手ぬるい」と思いますが、まず「手始めに」ということでしょうか。
      米国には下院慰安婦決議を撤回してもらわないといけないですね。

      http://dmm-news.com/article/894049/
      慰安婦問題 クマラスワミ報告書の一部撤回、米側に説明 駐米大使
      2014.10.18 10:25 産経デジタル

      【ワシントン=加納宏幸】佐々江賢一郎駐米大使は17日の定例記者会見で、朝日新聞が韓国の済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言が虚偽だったとして関連記事を取り消したのを受け、証言を引用した1996(平成8)年の国連人権委員会(当時)の「クマラスワミ報告書」の一部撤回を日本政府が求めていることに関し、米側に事実関係を説明する考えを示した。

       佐々江氏は「事実は事実として正しく認識してもらうことが重要だ。この問題に関心がある人に説明をしてきたし、今後もそういう考えだ」と述べた。

       一方で、菅義偉(よしひで)官房長官が慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話を継承するとしていることに関し、「朝日新聞の修正いかんに関わらず河野談話の本質的な意義は失われていないと思っておられる」と語った。


    • 日本市民 says:

      【韓国が米国で慰安婦像設置を加速、米国ネット「日本でやれ」「韓国にも慰安婦制度はあった、矛盾している」】
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000010-rcdc-cn
      「朝鮮戦争のときには韓国軍だって慰安婦制度を作っていた。なぜ韓国人は自分たちの罪は無視して日本をバッシングするためにアメリカに慰安婦像をいくつも建てているんだ?矛盾している」


  2. 日本市民 says:

    【「南京大虐殺」「慰安婦」中国は何をユネスコ記憶遺産にしようとしているのか?】
    日本政府から何も反応も話もなく、ユネスコも困っている様子だった
    3月末までに反対署名を呼び掛けている
    https://www.youtube.com/watch?v=pz0up4Pr3cY


  3. 白子 says:

    韓国では現在の小中高校生に以下のような歴史を教えているそうです
    少なくとも世界共通の真実があるはずです、いつ何処の国と戦ったのか、
    そのことすら嘘を教えられていたら何事も噛み合いません。
    以下 ねずさんのひとりごとblog 2015/06/16 より

    1 朝鮮半島には、古代から同じ民族同士で殺し合う戦争はなかった。
    2 昭和20(1945)年8月15日、日本は第二次世界大戦に負けた。
      このとき満州にいた日本軍がソ連軍に追われて朝鮮半島に侵入し、
      韓国を占領した。
      日本軍は韓国人の居宅にまで銃を持って侵入し、韓国人を虐殺
      し悪逆非道の限りを尽くし、さらに韓国を占領して居座りつづけた。
    3 昭和25(1950)年6月25日に、朝鮮半島から日本軍を追い出す
      「韓国戦争」がはじまった。
      米英仏韓の国連軍が侵略者の日本軍を朝鮮半島から追い出し、
      韓国が勝利した。

    4 北朝鮮はソ連軍と中国軍が北朝鮮から日本軍を追い出した。
      中国軍と韓国軍は「韓国戦争」で、ともに日本と戦った戦友である。
    5 慰安婦とは、日本が「韓国戦争」の時に20万人を強制連行して
      ジープに乗せて売春させていたものである。
    6 昭和20(1945)年8月15日は、日本が戦争に負けた日で
      韓国の建国記念日である。

    7 竹島は「韓国戦争」で日本を追い出したときに取り戻した島である。
    8 北朝鮮と昭和39(1964)年に国境紛争が発生したが、同じ民族で殺し合う
      大きな戦争にならなかった。
      また韓国は一度も北朝鮮と戦争していない。
      同じ民族同士で戦争する理由もない。
    9 日韓条約は過去の植民地支配の謝罪、賠償条約である。

    10 韓国は戦勝国で、国連設立に参加した当事国であり、
      最初の国連加盟国である。
    11 この歴史認識は、韓国の40代以下の韓国人に共通した歴史認識。
    12 韓国の小中学校では、週3~6時間この教育をしている。

    笑えないのは、このあまりにも荒唐無稽な法螺話を、彼らは頭から信じ込んでいること、日本国内でも正史として認識している人たちが数多くいること、さらにこの法螺話をなんと「前提にして」、彼らが日本人に歴史の修正を求めていることです。
    さらにあろうことか、その一部が国会議員となり、知事になり、国の内外の政治に混乱をもたらしています。

    また、こうした「被害を受けた」というレトリックをまともに受けた韓国人が、日本人女性を猟色することが過去の日本への恨であり、復讐であり正当な行為であり、だから日本人女性への強姦や暴行や虐待は正当な行為とまで言い出し、かつ実際に行動しているとんでもない連中まで現れている、という現実です。

    以上


    • 有馬哲夫 says:

      明石書店からでている韓国の歴史教科書の翻訳を読みましたが、あなたが書いたことはまったく記載されていませんでした。日本人として恥ずかしと思いませんか。あなたのような人が真剣に問題にとりくんでいる日本人の足を引っ張っていると思います。反省してください。


  4. 日本市民 says:

    元衆議院議員杉田水脈氏、国連人権理事会で『クワラスマミ報告書の撤回』を求めるスピーチを実施
    ===
    https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=487801634757761&id=284830465054880

    【シェア•大拡散願います】

    スイス•ジュネーブ10月1日午前11時45分(日本時間同日午後6時45分)から、杉田水脈氏の国連での2分間の演説が始まりました。

    国連特別調査官のクマラスワミ氏の調査により国連に提出された、いわゆるクマラスワミ報告書。

    これにより、慰安婦が性奴隷であると決定付けられ、それが世界に広まりました。

    この報告書が根拠とした挺身隊対策協議会の扇動による元慰安婦達の証言が虚偽であった事は、韓国人の大学教授等の調査によって明らかにされています。

    同じく根拠となった吉田清治の「私の戦争犯罪」と言う本は、著者本人が売る為に嘘を書いたと証言、それを広めた朝日新聞が、報道の間違いを認め多くの慰安婦関連記事を訂正した事により、報告書自体の根拠が根底から崩れました。

    今回の発言はこの報告書の破棄と、人権理事会に再調査を依頼するものです。

    杉田 水脈


  5. 日本市民 says:

    杉田水脈氏の国連人権委員会で発言がパキスタン人記者に取り上げられ、海外で報道されました。
    諦めずに、「真実」を発信続けることが必要ですね!
    ===
    Urged for further investigation “ Coomaraswamy Report” http://www.bolantimes.com/urge-for-further-investigate-for-coomaraswamy-report/

    Bolan Times (Geneva Representative B.Balouch) MS.Mio Sugita, a Former member, congress of Japan request United Nations to withdraw “Coomaraswamy Report”.

    In Geneva Switzerland, as a Representative of International Career Support Association ( Ecosoc NGO) during 30th regular council session of the Human Rights on Item:10 General Debate, Ms Mio Sugita urge to United Nations and Sri lankan Government to conduct a further investigation on “Coomaraswamy Report”

    In her intervention the former Congress Member Ms Mio Sugita said that “ sources of MS Coomaraswamy’s conclusion is Mr. Yoshida’s Book “ My War Crime” But Mr. Yoshida himself admitted that he fabricated the story in an effort to sell more books”

    “Moreover, The US Army Report No.49 issued on 1944 clearly states that “Comfort Women were well paid prostitutes” indicating they were not “ Sex Slaves” deprived of freedom”.

    In her 2 minute intervention the former member of congress further told that “several comfort women confessed to Professor An Byong-jik of Seoul University and Professor Sarah Soh of San Francisco State University that they told a lie to the Sri Lankan United Nation Special Reporteur, Ms.Coomaraswamy. Chong Dae Hyup , an organization under North Korean influence, confined these women in a house and Trained them to confess that they were abducted by Japaneses Army”

    She request “ We urge the United Nations and Sri Lankan Government to conduct a further investigation based on documented historical evidence without preconceived bias “


  6. rekisi_no_siryou says:

    花田紀凱キャスターの言論TVでは、「藤井実彦・論破プロジェクト代表 により、クマラスワミ報告の内容・表現はエロ雑誌が元だった」という検証がされています。

    【右向け右】第166回 – クマラスワミ報告はエロ雑誌が元だった/藤井実彦・論破プロジェクト代表 × 花田紀凱(プレビュー版)
    ttps://www.youtube.com/watch?v=SFbM_dwN-3w


    • rekisi_no_siryou says:

      【慰安婦問題】第35回国連人権理事会 2017年6月7日 発言者 藤井実彦のスピーチ映像。(字幕の日付は字幕編集した日付け)
      ttps://www.youtube.com/watch?v=oETf6hgaqIo


Leave a Reply to 日本市民 Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *


*