2023年9月5日に開催された「慰安婦問題をめぐる韓日合同シンポジウム」と6日の慰安婦像傍の街頭集会は、日韓の真実勢力がソウルに結集して声を挙げる記念すべきイベントとなりました。
シンポジウムが行われたコリア・プレスセンターでは、横断幕に日の丸が、開会時には君が代が斉唱されました。近年プレスセンターでこういったことは有り得なかったそうです。
また、6日の街頭活動は、正義連(旧・挺対協)水曜デモよりもさらに慰安婦像の近くで、正義連より参加者が多く賑やかに行われました。
2019年12月金柄憲氏、李宇衍氏らが、同じ場所で慰安婦像撤去の街頭活動を始めたときは小さな日の丸を持っていただけで、罵倒され妨害にあったそうです。
この日は青空をバックに大きな韓国旗と日章旗が翻り、参加者は韓日の小旗を振って声を挙げました。
<シンポジウム プログラム>
司会 : 吉田賢司(ジャーナリスト)
歓迎の辞:金学成 (自由統一のための国家大改造ネットワーク代表)
祝辞 : 韓国 李栄薫(李承晩学堂校長)
日本 杉原誠四郎 (国際歴史論戦研究所会長)
米国 J・マーク・ラムザイヤー(ハーバード大学ロースクール教授 ビデオ)
経過報告: 朱玉順(慰安婦詐欺清算連帯代表)
<第一部>
西岡力(麗澤大学特任教授)「日本から始まった慰安婦問題」
柳錫春(元延世大学教授)「慰安婦問題の司法化:歴史論争から法廷闘争へ」
山本優美子(なでしこアクション代表)「『慰安婦=性奴隷』に利用される国連・ILO・ユネスコ」
<第二部>
李宇衍(落星台経済研究所研究委員)「朝鮮人慰安婦、どこから来たのか?」
松木國俊(国際歴史論戦研究所上席研究員)「慰安婦の実態と日本の学校教科書の問題点」
金柄憲(国史教科書研究所所長) 「韓国小中高教科書の慰安婦記述の実態と対策」
総合討論
<シンポジウム資料>
当日配布されたプログラム・資料冊子(韓国語・日本語併記)
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2023/09/2023.9.5_symposium_siryo.pdf
シンポジウム パワーポイントPDF
・第一部
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2023/09/1.pdf
・第二部
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2023/09/2.pdf
西岡力 (麗澤大学特任教授)発表原稿
・日本語版
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2023/09/2023.9.5_symposium_nishioka_jp.pdf
・韓国語版
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2023/09/2023.9.5_symposium_nishioka_kr.pdf
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<日韓真実勢力 共同声明>
【 日韓PDF版 】【 英訳PDF版 】
2023年9月6日 ソウル
日韓真実勢力一同
2023년 9월 6일
한일진실세력 일동
慰安婦問題のウソと戦う日韓真実勢力共同声明
위안부 문제의 거짓말과 싸우는 한일 진실 세력 공동 성명
慰安婦は日本軍が管理した公娼だった。貧困のために両親が受け取った前渡し金を返済するために売春に従事した女性たちだった。その時代を生きた日本人、韓国人はそのことをよく知っていた。
위안부는 일본군이 관리한 공창이었다. 빈곤 때문에 부모님이 받은 전차금을 상환하기 위해 매춘에 종사한 여성들이었다. 그 시대를 살았던 한국인, 일본인은 그것을 잘 알고 있었다.
南労党出身の在日朝鮮人共産主義者はこう語っていた。「故郷の済州島の村では早く夫を亡くした未亡人が村の若い娘を連れて中国で慰安所を経営し、大変カネを儲けた。そこで、村人たちはこぞって家の娘も慰安所で働かせて欲しいとその女性に頼み、多数が金儲けのために慰安婦になっていた」
남노당 출신인 재일조선인 공산주의자는 이렇게 말했다. “나의 고향 제주도 마을에서는 일찍이 남편을 잃은 과부가 마을의 젊은 여성들을 데리고 중국으로 건너가 위안소를 운영해 많은 돈을 벌었다. 그래서 마을 사람들은 모두 자기 집안의 딸도 위안소에서 일하게 해달라고 그 여자에게 부탁했고, 다수가 돈벌이를 위해 위안부가 되었다.”
だから、反日政策を進めた李承晩政権も日本との国交正常化交渉で慰安婦への補償は求めていない。
그래서 반일정책을 추진한 이승만 정권도 일본과의 국교정상화협상에서 위안부에 대한 보상은 요구하지 않았다.
私たちは昨年に東京で、そして昨日ソウルで「慰安婦問題をめぐる日韓合同シンポジウム」を開催して、以上のような歴史的真実を確認した。
우리는 지난해 도쿄에서 그리고 어제 서울에서 ‘위안부 문제를 둘러싼 한일합동 심포지엄’을 개최해 이상과 같은 역사적 진실을 확인했다.
ではなぜ、慰安婦は公娼ではなく、日本軍に強制連行され、性的奉仕を強要された性奴隷だという、ウソが拡散し、日韓関係を悪化させてきたのか。
그렇다면 왜 위안부는 공창이 아니라 일본군에 강제 연행되어 성적 봉사를 강요받은 성노예라는 거짓말이 확산되어 한일관계를 악화시켜 왔는가.
その元凶は、強制連行、性奴隷説を広めていった日本と韓国の嘘つき勢力だ。日本の朝日新聞が職業的嘘つきである吉田清治の強制連行ウソ証言を繰り返し大きく報道した。日本人活動家が韓国で元慰安婦らを探し、日本政府を訴える裁判を起こした。原告の元慰安婦は強制連行されたとは言っていなかったのに、その証言を捏造したのも朝日だ。
그 원흉은 강제연행, 성노예설을 퍼뜨려 나간 한국과 일본의 거짓말 세력이다. 일본의 아사히신문이 직업적 거짓말쟁이인 요시다 세이지의 강제연행 허위증언을 반복적으로 크게 보도했다. 일본인 활동가가 한국에서 전위안부들을 찾아다니며 일본 정부를 상대로 재판을 일으켰다. 원고인 전위안부들는 강제연행되었다고는 말하지 않았는데, 그들의 증언을 날조한 것도 아사히 신문이다.
そして挺対協と遺族会という韓国の二大反日団体が日本発のこのウソを韓国で大々的にひろめた。それを韓国の新聞、テレビが第二の独立運動であるかのように大きく報じた。そして見逃せないのは日韓の嘘つき勢力が北朝鮮と緊密な連携をとっていたことだ。今回、正義連の元理事長の国会議員と現理事長が東京で北朝鮮の手先である朝総連の行事に出たことがそのことを象徴している。
그리고 정대협과 유족회라는 한국의 양대 반일단체가 일본발의 이 거짓말을 한국에서 대대적으로 확산시켰다. 그것을 한국의 신문, TV가 제2의 독립운동인 것처럼 크게 보도했다. 그리고 놓칠 수 없는 것은 한일의 거짓말 세력이 북한과 긴밀한 연계를 취하고 있었다는 것이다. 최근에 정의연의 전 이사장이자 국회의원인 유미향과 현 정의연 이사장인 이나영이 도쿄에서 북한의 앞잡이인 조총련의 행사에 참석한 것이 이를 상징하고 있다.
ところが、日本と韓国の真実勢力は民族感情などのためなかなか協力することが出来なかった。日本では30年間、真実勢力が戦いを続け、朝日が吉田証言をウソだと認めて過去の記事を取り消すところまでいたった。韓国でも、2019年からここ、慰安婦像のすぐ横で「慰安婦は売春婦」「慰安婦像撤去」を叫ぶ韓国の真実勢力が反撃を開始した。そしてついに昨年と今年、東京とソウルで日韓の真実勢力が合同シンポジウムを開催することが出来た。
그런데 한국과 일본의 진실세력은 민족감정 등을 이유로 좀처럼 협력할 수 없었다. 일본에서는 지난 30년간 진실세력이 싸움을 이어가, 아사히 신문이 요시다 세이지의 증언을 거짓말이라고 인정해 과거의 기사를 철회하기까지 이르렀다. 한국에서도 2019년부터 이곳 위안부상 바로 옆에서 ‘위안부는 매춘부’, ‘위안부상 철거’를 외치는 한국의 진실세력이 반격을 시작했다. 그리고 마침내 지난해와 올해 도쿄와 서울에서 한일의 진실세력이 합동 심포지엄을 개최하기에 이르렀다.
ここで私たちは宣言する。日韓の真実勢力が力を合わせて、日本、韓国、北朝鮮の嘘つき勢力の陰謀と工作を暴露し、彼ら、彼女らの責任を追求する。韓国と全世界に立てられたウソの象徴である慰安婦像を必ず撤去させる。
여기서 우리는 선언한다. 한일의 진실세력이 힘을 합쳐 일본, 한국, 북한의 거짓말 세력의 음모와 공작을 폭로하고, 그들의 책임을 계속해서 추구할 것이다. 한국과 전 세계에 세워진 거짓말의 상징인 위안부상을 반드시 철거시킬 것이다.
以上
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<9月5日 シンポジウム動画・写真>
李栄薫(李承晩学堂校長)挨拶
発表1:西岡力(麗澤大学特任教授)「日本から始まった慰安婦問題」
発表2:柳錫春(元延世大学教授)「慰安婦問題の司法化: 歴史論争から法的闘争へ」
発表3:山本優美子(なでしこアクション代表)「「慰安婦=性奴隷」に利用される国連、ILO、ユネスコ」
発表4:李宇衍(落星台経済研究所研究委員)「朝鮮人慰安婦、どこからどうやって来たのか?」
発表5:松木國俊(国際歴史論戦研究所上席研究員)「慰安婦の実態と日本の学校教科書の問題点」
発表6:金柄憲(国史教科書研究所所長)「韓国小中高教科書の慰安婦記述の実態と対策」
<9月6日 慰安婦像そば 街頭活動 動画・写真>
同じ日の正義連側 水曜デモ
正義連側 あまり活気がない、、
<番外編 写真>
2023.9.4 金柄憲氏、李宇衍氏とお仲間が金浦空港で出迎えてくれました
2023.9.4 金柄憲氏事務所訪問 シンポジウム前日打ち合わせ
2023.9.6 シンポジウムの日(9/5)に撤去されたソウル市中心部の南山公園「記憶の場」のモニュメントあとで記念撮影
2023.8 南山公園「記憶の場」 撤去前
2023.9.7 普段の慰安婦像(赤枠)周辺。。。警察官が一人見張ってましたが、行きかう人は気にも留めずに静かでした
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<報道 等>
Hanadaプラス 2023年09月27日
慰安婦問題を糾弾する「日韓共同シンポジウム」の衝撃|松木國俊
https://hanada-plus.jp/articles/1390
Japan Foward September 18, 2023
HISTORY[Speaking Out] Joint Symposium in Seoul Takes Up Myth of Comfort Women Coercion
https://japan-forward.com/speaking-out-joint-symposium-in-seoul-takes-up-myth-of-comfort-women-coercion/
media watch 2023.09.15
韓日慰安婦問題専門家たち「偽りの慰安婦傷撤去せよ」一緒に叫んで(原文韓国語)
https://mediawatch.kr/news/article.html?no=256782
media watch 2023.09.15
韓‧日慰安婦研究者たち「慰安婦は強制連行‧性奴隷ではない」ソウルシンポジウム盛況(原文韓国語)
https://mediawatch.kr/news/article.html?no=256760
ニューズウィーク日本版 2023年9月15日 ( 英訳PDF )
慰安婦問題を巡る日韓の対話──ソウルで歴史的なシンポジウムが開催された
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/post-102645.php
産経 2023/9/16
【産経抄】慰安婦問題、明るみに出る北朝鮮の暗躍
https://www.sankei.com/article/20230916-AUT5WGEYEFKRZBIHTYAQWMOS6Q/
産経 2023/9/12 桜井 紀雄
「親日派でよかった」慰安婦の虚像と闘う韓国人学者たち
https://www.sankei.com/article/20230912-TNHTZRRF2JJ6ZIWQIM4WVRB554/
国家基本問題研究所 2023.09.11
韓国で慰安婦強制連行否定のシンポ開催
国基研企画委員兼研究員・麗澤大学特任教授 西岡力
https://jinf.jp/weekly/archives/41622
産経 2023/9/9 黒田 勝弘
ソウルからヨボセヨ 慰安婦問題の様変わり
https://www.sankei.com/article/20230909-NJ2HJPP6GFM4HB7KV3AVDHR5CA/