2019年5月22日
なでしこアクション 代表 山本優美子
不公正で偏向に満ちた映画
「主戦場」について
本年4月20日から一般公開されている出崎幹根監督のドキュメンタリー映画「主戦場」において、私山本優美子は出演者の一人となっています。
私は2016年5月に「件名:上智⼤学院の出崎幹根のドキュメンタリーインタビューご協⼒のお願い」というメールを受信しました。
メールは丁寧な日本語で、こう書いてありました。
「私は日系アメリカ人で、現在上智大学で大学院生をしております。」
「慰安婦問題をリサーチするにつれ、欧米のリベラルなメディアで読む情報よりも、問題は複雑であるということが分かりました。慰安婦の強制に関する証拠が欠落していることや、慰安婦の状況が一部の活動家や専門家が主張するほど悪くはなかったことを知りました。私は欧米メディアの情報を信じていたと認めざるを得ませんが、現在は、疑問を抱いています。」
「大学院生として、私には、インタビューさせて頂く方々を、尊敬と公平さをもって紹介する倫理的義務があります。」
「これは学術研究でもあるため、一定の学術的基準と許容点を満たさなければならず、偏ったジャーナリズム的なものになることはありません。」
「よって、公正性かつ中立性を守りながら、今回のドキュメンタリーを作成し、卒業プロジェクトとして大学に提出する予定です。」
私はこの卒業プロジェクトに協力することにし、同年6月に東京四谷の上智大学の一室で取材を受けました。取材のときは出崎氏の他に卒業プロジェクトの仲間の大学院生二人も一緒でした。
その後、卒業プロジェクトが完成したという連絡はありませんでした。
ところが昨年2018年9月突然、出崎氏より「10⽉7⽇に釜⼭国際映画祭において公開される運びとなりました」というメールが届きました。次に今年2019年2月に「4⽉20⽇(⼟)から東京・渋⾕のシアター・イメージフォーラムを⽪切りに、⼤阪や名古屋など全国で順次公開していきます」というメールが届きました。
私は上智大学院生グループの学術的な卒業プロジェクトに協力するために取材を受けたのであり、このように商業映画として一般公開するとの説明は彼らから一切聞いておりません。
映画を見ましたが、その内容は出崎氏が当初説明していた「学術研究」、「尊敬と公平さをもって紹介する倫理的義務」、「公正性かつ中⽴性」からかけ離れていることに非常に驚いています。
映画は冒頭で慰安婦の強制連行と性奴隷説を否定する私や保守系の人たちを画面いっぱい大きな文字で「右翼」、「ナショナリスト」、「歴史修正主義者」、「歴史否定主義者」とレッテルを張って進行します。映画の終盤では私たちを「人種差別主義者、性差別主義者、ファシスト」と強く印象付けています。そして最後には慰安婦問題からかけ離れて日本の保守による陰謀論に脱線し、日本の再軍備化の問題にすり替わっています。
映画の最後の出崎氏の言葉より引用
「最後に、日本の皆さん。米国人として、再軍備が正しいかどうか、口出しするつもりはない。しかし、日本にとっての再軍備は、米国が始めた戦争で戦うことを意味する。だから、自らに問うてほしい。本当に私の国の戦争で戦いたいのかと。」
この映画は、安倍政権や日本の保守を叩きたい人たちの妄想プロパガンダ映画になっているというのが私の感想です。保守が嫌いな一部の人にとっては留飲を下げる意味で面白いでしょうが、とても学術的なドキュメンタリー映画とは言えません。
私も他の保守系の出演者も、公正で中立で学術的で偏向してないはずの上智大学院生の卒業プロジェクトに協力しました。この映画はそうした私たちの好意を裏切るものです。学生が大学の名前を利用してこのような道義に反することをすべきではありません。出崎氏らは上智大学の信用を落とす行為をしたことを自覚しているのでしょうか。
私は上智大の卒業生として、上智大学は出崎氏と彼の指導教官を厳重に注意し、今回のように大学の信用を落とす行為が二度と起こらぬよう対処するよう切望いたします。
以上
この場合、山本さんを撮影した映像を山本さんに無断で、映画として一般公開したのであれば、プライバシーの侵害、肖像権の侵害で訴えられないのでしょうか?
他の慰安婦の強制連行と性奴隷説を否定する保守系の人たちも、山本さん同様に無断で彼らの映像を一般公開されているのでしょうから、皆さんで、プライバシーの侵害、肖像権の侵害で、出崎幹根を訴え、映画の上映禁止と損害賠償を請求出来るのではありませんか?
この詐欺師、出崎幹根、絶対に許せません!! 許してはいけません!!!
このドキュメンタリー映画「主戦場」を2度見ました。館内で買ったパンフレットを読みました。山本さんが言ってる通り酷い反日左翼系の映画です。
先ず映画の構成が3つに別れています。1保守系で強制連行慰安婦説を否定する8名の方、2逆の方、3出崎監督のナレーション+映像が交互に入り組んで早いテンポで進みます。登場する人物の発言をわざと理解しにくくしています。保守系の方は短い言葉でご自分の信念の基ずく発言をしていますが、反対側の15名の方は論点を逸らして感情的に話しています。「慰安婦20万人」と書いた横断幕がしばしば映し出されます。この「慰安婦20万人」を支持する発言は皆無ですので、出崎監督と肯定派の方は結果的に否定していることになります。決めてになる証拠が無いからです。つまり山本さん達が主張した「強制性、性奴隷」はこの映画により否定されました。