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韓国にて韓国市民団体主催「国民大覚醒と憤りを訴える国内連帯国民総決起大会」2021.1.22

2021年1月22日 韓国にて 韓国市民団体主催
「 国民大覚醒と憤りを訴える国内連帯国民総決起大会 」(オンライン大会)
金柄憲氏 (「国史教科書研究所」所長、「慰安婦法廃止国民行動」代表) 講演動画

講演より
「重ねて強調しますが日本軍によって強制的に動員された日本軍慰安婦はただの一人も存在しません!」
「いわゆる日本軍慰安婦被害者は貧しい国、貧しい父母、吸血鬼のような慰安所の主人の被害者であり、恥ずかしい私たちの自画像です!」

ソウル市長立候補表明 金大鎬 氏「私が市長になったなら慰安婦少女像、徴用工像、即刻撤去します!」2020.1.6 /1.11ソウルにて

2021年1月 6日
韓国 ソウル
ナムサン(南山)公園(旧韓国統監官邸跡地)にある「慰安婦記憶の地」にて

ソウル市長候補予定 金大鎬 氏(改革自由連合)の演説

金大鎬と申します。

改革自由連合のソウル市長の候補であり、社会デザイン研究所所長でもあります。

私がこの場を見回し、ここを見ると

(後ろの碑のタイトル)
「私たちが一番恐れなければならないことは、私たちのこの苦痛の歴史が忘れられることです」

—-と書いてあります。

良い言葉ですが、、、、

心の痛い歴史であったとしても、喜ばしい歴史であったとしても真実と事実からでなくてはなりません。

虚偽と嘘で飾られた栄光であれ汚辱であれ、それで大韓民国の未来を開拓していくことはできません。

今日私がここに来たことは基本的に私たちが守るべきことは守り、賞賛すべきことは賞賛しなければなりませんが、今、私たちが賞賛しているものが虚偽、嘘を!歴史としてみているからなのです。

ここにいらっしゃる方々の血のにじむような努力のおかげで、私もやはりあまり知らなかった歴史の真実を知るようになりました。

そのような点で本当に孤軍奮闘されたここにいらっしゃる方々に対して本当に感謝の言葉を差し上げたいと思います。

慰安婦法廃止国民運動の皆さん本当に有難うございます。
ご苦労が多かったと思います。

私がここに来たのは、私たちが関心資源も有効な資源です。
ところで私たちの関心の資源が全部過去に向かっているからそうなのです。

今、大韓民国は致命的な国家的難題が津波のように押し寄せて来ています。

コロナ事態がその中の一つです。

人口がとうとう極減を超えて逆転しました。

私たちは津波のように押し寄せてくる致命的な課題の数々を私たちが今、目撃していますが、今、すべての関心が、すべての目が過去に向かっています。

過去それ自体も虚偽を嘘によって精鉄された過去。

今回コロナワクチン購買という、世界のすべての政府が共通して試験をうけました。

コロナ防疫は結局、ワクチンです。
なのでワクチンで開発したり購入したり全ての政府が一種、ひとところに集まって試験をしたのですが、大韓民国の政府は確実な落第点を貰いました。

そうです、何故そうなのでしょうか。

この政府は現在と未来の大韓民国の難題を解決して政権の正当性を獲得しようとするのではなく、慰安婦像、徴用工像、

大韓民国の建国と産業化を導いてきた勢力は、親日勢力、独裁勢力、そう言って彼らを貶めながら、自身の政党の正当性を獲得しようとしてきたために、そうなったのです。

政権の正当性は相手側を貶めるや方ではなく、現在と未来の課題を解決することを確保しなければならないのではありませんか?

その様な点で今現在、慰安婦像、徴用工像、虚偽と嘘を根拠にしているので撤去しなければならなく!
また、もう一方で私たちのある政治的、社会的関心の資源を現在と未来のある課題ではなく過去に向かわせているので撤去しなければならないのであります。

私がソウル市長になったなら、確実にお約束します!

慰安婦少女像、
強制徴用工労働者像

即刻、撤去します!

そして確実に無能が立証された、ソウル市と我が大韓民国文在寅政権政府を、確実にこれを正して、真に国民の幸福を守り、致命的、国家的難題を解決することのできる、そのような政府に変えられるよう、懸命に努力いたします。

ありがとうございました。
お疲れさまでした。

以上

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2021年1月 11日
ソウル日本大使館前の慰安婦像にて
ソウル市長候補予定 金大鎬 氏(改革自由連合)の演説

(慰安婦像は)これは大韓民国の恥で野蛮です。
皆さん!ベトナムに韓国大使館があります。そこにベトナム戦争に参戦して戦争で亡くなった人たちのこのような銅像をたてたならベトナムと韓国の友好関係が成り立ちますか?
このようにここに立てたらいけません。
これを今、撤去しないといけません。
(慰安婦守護隊が大騒ぎする)
さあ、ご覧になられたように今このような状況です。
これは基本的に歴史に対する歪曲です。
嘘と歪曲の証拠としての記念物で韓国と日本の友好関係に害を与える、これは基本的に文明に対するテロです。
外交安保の基本常識に対するテロです。
歴史を記憶するのはいいです。
それが栄光の歴史であれ恥辱的な歴史であれ、記憶するのは重要です。
しかしながら、それは真実と事実に立脚しなければならないのです。
嘘と歪曲を根拠にしたそのような賞賛はダメです。

はっきりとお約束しました。
これは撤去しなければなりません。
撤去します!!必ず!

市民の前で私が約束をするのです。
これは私が撤去をします。

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<参考ニュース>

New Daily 2020-12-29
[포토] 김대호 사회디자인연구소장, 개혁자유연합 후보로 서울시장 출마(전문)
http://www.newdaily.co.kr/site/data/html/2020/12/29/2020122900238.html

韓国市民団体 声明「李容洙氏はどこで誰から電気拷問を受けたのか?」 2020.1.6 ソウル

2021年1月 6日
韓国 ソウル
ナムサン(南山)公園(旧韓国統監官邸跡地)にある「慰安婦記憶の地」にて

国史教科書研究所/慰安婦法廃止国民行動
【第17回国民行動の声明書】

慰安婦の真実、女性家族部長官に問う!
李容洙氏の電気拷問の証言、どちらが真実なのか?

「賢明な裁判長、われわれには何の罪もありません。 14歳のときに日本軍に連れていかれ、神風部隊で電気拷問まで受けて帰ってきました。」

これは2019年11月13日、郭イェナム氏など、慰安婦履歴のある女性と遺族など20人が日本政府を相手に起こした損害賠償訴訟の初裁判で出た李氏の法廷証言である。 2016年12月28日に日本政府を相手取って起こした訴訟が被告側の拒否で延期されたが、この日開かれた初の裁判での李氏の証言は非常に重要だ。

「14歳の時に日本軍に連行され、神風部隊で電気拷問を受けた」というこの証言は第一に、14歳の未成年者は、日本軍慰安婦になることができなかったという点、第二に、日本軍が未成年者である朝鮮女性を何の理由もなく、強制に引っ張って行くことができなかったという点、第三に、神風部隊内で未成年の女性に何の理由もなく電気拷問できなかったという点だ。

李氏の電気拷問に関する発言は、朴槿恵(パク・クネ)政府で韓日慰安婦の合意がなされた翌年の2016年7月21日にもあった。 ‘日本軍慰安婦被害者に対する生活安定支援や記念事業などに関する特別法’制定を促す請願書を国会に提出し開かれた記者会見で、李氏は「大統領を選んだなら国民を愛し、歴史を正さなければならないのに、これでは何にもならない、自分勝手だ」と言い、さらには、韓日慰安婦の合意について「ばかなまねをしている。本当に。 協商!?一体何のための協商ですか」という露骨な表現で不満を吐露し、「わたしの人生を返せ! 15歳で神風祭部隊に連れて行かれ、あらゆる電気拷問、鞭で打たれ、今も体が痛くても死ねなくてこんなふうに(生きている)」と言った。

また、同年12月20日にソウル東部地裁刑事11部で開かれた世宗大のパク·ユハ教授の結審公判で、証人席に立った李容洙氏は、「16歳の時に軍人に連れ去られたが、兵隊の部屋に入らない」として電気拷問などの様々な苦痛を受けた。 台湾の神風部隊に連れて行かれ、1946年に釈放された」と語った。

このように神風部隊に連行され電気拷問を受けたという李氏の証言は、虚偽を言ってはならない法廷でなされたという点で、絶対的な信頼を抱かせる。
しかしながら、正義記憶連帯のホームページには、「17歳の時(1944年)、李容洙氏に就職させてあげるという日本人の言葉にだまされ、友人とともに台湾の慰安所に強制連行された。 神風部隊の軍人たちが大多数の台湾新竹近くの慰安所で軍人たちについて行って空襲を避け’慰安婦’生活を強要された。」とし、李氏が働いた慰安所の位置を部隊の近所だと言った。

また、1993年、挺対協で刊行した「強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち(1)」には「大邱で私たちを連れて行った男が慰安所の主人だった。 私たちは彼を『おやじ』と呼んだ。 部屋に入れと言われたのに入ろうとしなかったので、主人が私の髪の毛を引っ張ってどこかの部屋に連れて行った。 その部屋で電気拷問を受けた」とし、李氏の故郷である大邱から慰安所まで自分を連れて行った男は慰安所の主人であり、彼から電気拷問を受けたと証言した。

こうした証言は「神風部隊に連行され電気拷問を受けた」という先の証言と真っ向から対峙する。 二つのうちの一つは嘘ということだ。 ならば、どれが偽りでどれが事実なのかを明確にしなければならない。 これを明らかにする責任は一次的に証言者である李容洙氏にあるが、慰安婦被害者登録を管掌する女性家族部もその責任を免れない。 これに対し、私たちは女性家族部長官に次のように問う。

1.李容洙氏は神風部隊に連れて行かれたことがあるのか。

2.李容洙氏はどこで誰から電気拷問を受けたのか?

2021. 1. 6.
国史教科書研究所/慰安婦法廃止国民行動

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神風特攻隊とLeeおばあさんのお話。何が本当なの?

解説 金柄憲 代表   2021年1月12日

慰安婦法廃止の韓国市民団体が作成した わかりやすいポスター

慰安婦像撤去を求めて活動する韓国の市民団体「国史教科書研究所」「慰安婦法廃止国民行動」作成のポスター。事実がそのまま、分かりやすく伝わります。

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2020年 12月 23日
国史教科書研究所/慰安婦法廃止国民行動
第16次国民行動声明書

誰がこの手を日本軍の手と言ったのか

現在、南山の麓には国権喪失期に総督官邸があった場所に、「日本軍慰安婦記憶の地」が造成されている。 「記憶の地」に入ると、「この地で起きた恥ずべき歴史をすべて見守り、今後この問題をどのように解決していくか見守る」という意志を込めたという大地の目をまず見ることになる。 中央には247人の慰安婦のリストとともに強制連行された時の状況、慰安所生活は、解放後は祖国への帰国の過程と政府に強要されてやむを得ず、沈黙しなければならなかった状況を記述し右側の端には金順徳(キム・スンドク氏の「連れていかれた」という絵が刻まれている。 日本軍によって強制連行された慰安婦被害者の象徴でもあるこの絵は、恐怖におびえた少女の瞳と少女の手を乱暴に握っている手が見る者の視線を引き付けている。

この手について1995年から1998年まで慰安婦美術治療を担当し、キム・スンドク氏にこの絵を指導したイギョンシン氏は自分が書いた本『咲かなかった花』で「少女を引っ張っていく日本軍の具体的形象を省略して乱暴な手だけ描いたのはもっと詳しく描くことは困難であると推測されるが、かえってその選択が非常に素晴らしい結果を生んだであった。」とし、それが日本軍の手だと言った。 イ·ギョンシン氏はさらに左側の少女の絵には数多くの朝鮮の女性を描き、右側には日本軍を描き、その日本軍の中に再び数多くの日本軍を描いた絵を『咲かなった花』に載せた。 数多くの日本軍が数多くの朝鮮の女性を強制的に連れて行ったことを表現したのである。

では、金順徳氏は果たして日本軍に連行されたのか。

2004年6月30日付のオーマイニュースは「17歳の時(1937年)、朝鮮人男性が日本の工場で働く女性を募集して日本に行くことにした。 2018年8月8日、京郷新聞は「咲かなかった花」という絵に、慰安婦問題のシンボルとして知られている金おばあさんは1937年17歳になった年に看護婦を募集するという話にだまされて上海に連行されて慰安婦で苦労した」と報道した。

また、保坂祐二氏は『日本の従軍慰安婦問題の証拠資料集(1)』に「1937年陰暦の正月の2月頃17歳になった年に看護師を募集するという言葉に騙され、中国上海に連行され、そこで日本軍慰安婦被害を受けた。」と書いた。 その一方で、イギョンシン氏は「工場に出稼ぎに行くとばかり思っていた純真な田舎出身の少女スンドクの驚く心を単純ながらも明確に表していた」と言った。 キム·スンドクという一人の特定の履歴について「工場」、「看護師」、「准看護師」などと出所ごとに異なる。 にもかかわらず、いざ強制連行したという日本軍はどこにも登場しない。

では、恐怖におびえた少女の手首を乱暴に握っている絵の中の「あの手」は誰の手なのか。 それは朝鮮人の男の手であり、就職詐欺犯の手であり、抱主の手だ。 ところで誰が、どうして、なぜ、日本軍の手だと偽っているのか。

誰かから始まったこの嘘を全国民は真実だと信じ、政府は国家指定記録物として永久保存し、教育部は教科書に載せて子どもたちの魂を蝕んでいる。 なんという恐ろしいことだろう。

慰安婦関連の嘘はここで止まらない。「 慰安婦被害者を称える日」主人公金学順ハルモニをはじめ、吉元玉、金福童、李容洙(イ・ヨンス)など数多くの女人たちが各自の事情で、慰安婦になったのであるが、なぜか一様に「日本軍に強制連行されて慰安婦となった」に帰着してしまったのである。 しかしながら、’日本軍に強制連行されて慰安婦となった’はこの公式は、断言できるけど、うそだ。
彼らが日本軍に強制連行されたといういかなる公式文書も証言もないからである。 私たちはあまりにも簡単に嘘をつくし、簡単に信じ込んでしまう。 一体私たちはいつからこのように嘘に慣れ、嘘を恥ずかしく思わないようになったのか。

もうこの「記憶の地」を造成したすべての関係者らに、いや、慰安婦問題を世界化させたすべての関係者たちに問いたい。

なぜうそをつくのか。

怖くないのだろうか。

以上

韓国市民団体 「慰安婦真実歪曲で韓日関係破綻させた保坂祐二教授は両国に謝罪せよ!」ソウル世宗大前 抗議活動

2020年11月2日、ソウルの世宗大学の前で韓国の市民団体「国史教科書研究所」と「慰安婦法廃止国民行動」が、慰安婦真実歪曲で韓日関係破綻させたとして保坂祐二教授に対して抗議活動を行いました。

保坂教授は、今年(2020年)1月に「新親日派 反日種族主義の虚構を暴く(韓国語)」を出版、他にこれまで「文書・証言による日本軍慰安婦強制連行」(論創社 2019年8月)、韓国側の主張に沿った独島・竹島の本をいくつも書いています。

横断幕「慰安婦真実歪曲で韓日関係破綻させた保坂祐二教授 仲違いを中断し、韓国から出ていけ」

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抗議する市民団体女性の言葉から
『今我が国の社会が持っている問題点はなんでしょうか。
日本のことを歪曲し、日本の悪い国だと言い、
慰安婦が強制動員されたと話をしないと生きていけない
それが我が国の社会となってしまいました。
これは、どんなにか、間違ったおかしい考え方なのかわかりますか!!
歴史は事実が重要なんです。』


抗議する市民団体男性の言葉から
『何よりも皆さんが知らなければならないことは正義連の挺対協の実質的問題です。
皆さん、反日をすれば収益が生じ、反米をしてもお金が儲かり、反北や、反中をしても収益が無いので反日をし、70年間も同じことを繰り返しています。
私達は大韓民国をはっきりと直視しなければなりません。ベトナム戦争の時数多くのライダイハンを作りました。数多くの孤児を作り、数多くの被害を与えたのに、私たち自身を直視せず、反省しません。
70年間、日本に同じことを繰り返してきて彼らは私欲を追求していることを皆さんは明白にしらなければなりません。
大韓民国の国民は、はっきりと知らなければなりません。韓日関係を破綻させれば、損害を受けるのは日本ではありません。アメリカでもなく、結局、大韓民国が損害を受けるのです。』

< 声明書 > 日本語訳 原文韓国語

保坂祐二、韓日間の仲違いを中断して両国国民に謝罪せよ!

2020年初め、保坂祐二世宗大学教授が『新親日派』という名前の本を出した。 イ·ヨンフン教授を主軸に発刊された『反日種族主義』をめぐり「奇異なタイトル」という皮肉めいた表現で始まったこの本は前書きで「奴隷根性」という侮辱的表現で著者たちを非難した。 「彼らの政治色を問題視するのではなく、彼らの論理と主張を問題視した」としているが、そもそも政治色と無関係な著者たちに政治色を言及したこと自体が言語道断である上、論理と主張を問題視したという話とは異なり、実際の内容は著者たち、特にイ·ヨンフン教授に対する人身攻撃に焦点が当てられている。

「反日種族主義」は各自の分野で研究を進めてきた6人の学者が韓国近現代史の代表的歪曲事例をテーマ別に整理して発行した本で、誤りと歪曲が刻まれた韓国の歴史叙述に大きな波紋を投げかけた記念碑的著述である。 本の内容に誤りがあれば論理的に批判すれば済むことを、保坂は極めて主観的な判断と恣意的な解釈で「反日種族主義」の著者たちに対して酷い人身攻撃を厭わなかった。 保坂は、著者たちが史料をまともに理解しないまま、歴史的真実を歪曲したと批判したが、当の本人は史料に対する基本的理解さえ不足しているうえ、ひたすら不純な意図で史料を歪曲し、著者たちを中傷することに血眼になっている。

保坂氏は基本的に用語の使い方から見ても無知があらわになる。 「徴用」という言葉には既に強制性が含まれているにもかかわらず、「強制徴用」と表現し続けた。 徴用の意味を知らなかったのだ。 「歴史的に大きな価値がある、出来事や物が初めて現れた所」という意味で、「上海は、日本軍慰安婦制度の発祥地」と文章に記した。 単語一つに慰安婦制度の価値を引き上げた。 憲兵が「軍の司法警察業務を遂行する兵科」ということを知っていたら、軍と何の関係もない民間人の文玉珠(ムン·オクチュ)が憲兵に連れて行かれたという話を自信をもって言うことはできなかったであろう。

公娼と私娼問題に行けば保坂の無知は大学教授という職業を疑うほどだ。 公娼とは、官庁の許可を受けた売春行為、私娼とは、許可なく密かに行う密売淫のことをいう。 公娼が合法である一方、私娼は不法であり、公娼は管理が可能である一方、私娼は管理が不可能だ。 私娼により性病が蔓延すると、これを効率的に管理するために公娼制を導入し、慰安所を運用したのである。 保坂は、日本軍と雇用契約を結べば公娼であり、抱え主と雇用契約を結べば私娼だと言った。 保坂の主張どおりなら、日本軍慰安婦はすべて私娼である。 日本軍と直接雇用契約を締結した慰安婦はないからだ。

それなら、私娼がどのようにして免許を取り、営業許可を受け、私娼がどのようにして定期的に健康診断を受け、毎週、性病検査を受けることができるのか、保坂は説明しなければならない。 また、密売人がどのように料金表を公開的にかけておいて、顧客の暴行、不当な待遇を受けた場合、軍の保護を受けることができるのかを保坂氏は説明しなければならない。 公娼と私娼の概念さえまともにない人が公娼制で運営された日本軍慰安婦問題を扱うため、あちこちにごり押しの主張とこじつけとが横行し、言葉がしどろもどろである。

保坂の慰安婦の歪曲は慰安婦問題の責任において頂点に達している。 保坂氏は、朝鮮人女性を強制に引っ張って行ったのも、朝鮮の女性を人身売買したことも、朝鮮の女性を集団で暴行した、性奴隷にしたのも、朝鮮の女性を戦争犯罪被害者にしたことも、すべて日本政府、日本軍、朝鮮総督府とした。 そして、日本軍慰安婦制度の背後、根本には悪の根源である日本があると豪語(豪言)する。 だが、保坂の本をいくら読んでみても上記のような日帝蛮行の証拠はない。 むしろ大部分の犯罪行為が抱え主によって行われたことを保坂自身がそれとなく明かしていた。 自分が何を書いたかさえ分かっていないのではないか疑わしい。

保坂が『新親日派』で扱った慰安婦問題は自分の主張というより1996年クマラスワミUN人権委報告書と挺対協、そして女性家族部の主張をそのまま踏襲し、それに証拠資料という文書を添加し、もっともらしく脚色した。 しかし、このような保坂の行為は慰安婦問題の解決に役立つどころか、むしろ迷宮に陥れる役割をなした。 ただでさえ悪化の一途を辿っている韓日関係を破局へと導くための役割を忠実に果たしたのだ。

保坂が心から韓日関係の回復を望むなら、これまでの仲違いを中断し、両国国民に心から謝罪しなければならない。 その道こそ、保坂氏の故国である日本と現在の国籍である韓国に罪過を洗い流す方法であることを肝に銘じなければならない。

2020年11月 2日

国史教科書研究所 / 慰安婦法廃止国民行動

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