大変残念ですが、ニュージャージー州フォートリー(Fortlee)市議会は、2017年12月14日(木)の市議会で「慰安婦碑を建てる決議」を採択しました。
12月14日市議会の議題(wordダウンロード)
CA-13 Authorizing the Youth Council of Fort Lee to Construct a Comfort Women Memorial within the Borough of Fort Lee
Fort Lee 市長、市議会議員、Fort Lee高校の学生
これまで現地のお母さま方の会「ひまわりジャパン」が署名を集め、フォートリー議会に反対の意見を届けてきたのに非常に残念です。
Sokolich市長は、日本政府が何回も謝り、賠償金も支払っていることで、日本が悪いと信じ込んでいたそうです。
ひまわりジャパンの皆さんがいろいろ説明したそうですが、韓国側の意見を信じている人の気持ちを変えるのは容易ではないとの報告をいただいていました。また、韓国側の市長へのプレッシャーがかなりあったようです。
現地で反対の声を挙げ続けてきた「ひまわりジャパン」、フォートリーの有志からのメッセージをご紹介します。
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<ひまわりジャパンより>
ひまわりJAPAN からのご報告
皆さまに大変残念なご報告をしなければなりません。
12月14日にFort Lee市議会において全会一致で「慰安婦碑設置」の議案が可決されました。
本来なら9月7日に可決される予定でしたが、3ヶ月間延期することしか出来ませんでした。地元住民の日本人の方々やFort Lee名誉市民の日系人の方のご活躍、また、ニューヨーク総領館の高橋礼一郎総領事も直接Sokolich 市長と面会して説得にあたられ、カリフォルニア州弁護士のケント ギルバートさんも市長にメールを送ってくださり説得にあたられました。
ひまわりJAPAN としても、Sokolich 市長はじめ市議会議員の説得、韓国メディアに対し「慰安婦碑設置反対の声明文」を提出、change.orgの署名サイトでは5,922人の方々から「慰安婦碑設置反対」のご賛同をいただきFort Lee市議会に提出し、頑張ってまいりましたが力及ばず、残念な結果となりました。
Fort Lee市議会は、来年1月から慰安婦碑が建つ場所と慰安婦碑に刻まれる碑文の検討に入る予定です。
ひまわりJAPAN は、これからもFort Lee 慰安婦碑についてその動向に注視し、皆さまにご報告をさせていただきます。皆さまからの温かい応援メール、参考資料の送付につきましては、この場をお借りしまして、改めて心から感謝を申し上げたいと思います。皆さまからのご協力、本当にありがとうございました。
ひまわりJAPAN 事務局一同
2017年12月16日
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<フォートリー有志より>
御署名、ご支援して頂いた皆様へ
昨夜(12/14)、Fort Lee市庁舎で行われた慰安婦関連のmonumentを設置にあたる
決議が昨日執り行われました。
日本、韓国共にメディアが取材に来ていました。
既に数か月前からFort Leeに設置される事はほぼ決定しており、採択される日でした。
設置反対派の意見も僅か3名程にとどまり、
議会側の満場一致で可決されました。
(以前から行われていたとみられる韓国側のロビー活動が功を成した形になりました)
日本政府の対応の遅れと、日本人の無関心(本国、在米いずれも)が敗因につながったと思われます。
monumentがあるのがなぜ悪いのかという問にお答えするならば、
毎年monumentのある場所で、記念式典や催しが開かれ、
そこが反日の拠点となってしまうからです。
(最近の例ですと、フォートリー近隣の碑の側で、comfort women マラソンなるものが開かれました。)
その影響力は、像がある限り続くものと思われます。
日本人の自虐史観は子々孫々まで続く恐れがあるのです。
ご支援、御署名頂いた方々、ご協力を本当にありがとうございました。
フォートリー有志より
2017年12月15日
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2014年12月14日フォートリー市議会の様子
<関連ニュース>
産経 2017.12.15
【歴史戦】新たな慰安婦碑設置へ 米ニュージャージーで区議会が全会一致で可決
http://www.sankei.com/world/news/171215/wor1712150039-n1.html