歴史の真実を求める世界連合会GAHTより声明(2014年6月2日付)

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GAHT(The Global Alliance for Historical Truth/歴史の真実を求める世界連合会 https://gahtjp.org/ )の活動を注視してくださっている皆様に最新の情報をお伝えします。

4月末に弁護士事務所メイヤーブラウン社が我々の訴訟から撤退しました。これによって、我々がこの裁判自体から撤退しなければならないのではないかという懸念も一部から表明されました。米国の幹部は、急きょ日本に飛び、日本の幹部と協議しました。さまざまな意見がありましたが、新たな弁護士を探し、訴訟を継続することで一致しました。その後、我々は強力な弁護士団を再編することができました。中心になるのは、若手で意欲満々のデクラーク弁護士で、それを補佐するのが、首都ワシントンで活躍しているサルツマン弁護士です。この強力なティームを、数人の顧問弁護士団で補佐する体制です。

彼らの最初の仕事は、抗日連合会が提出した参考意見が、もし連邦地方裁判所によって採択されれば、ただちに、それに対して、反論を提出することです。この参考意見は、提訴が問題としている法的な問題とは関係がないので、採択される可能性は低いとみています。すなわち、抗日連合会は、見境もなく、彼らの吹聴したい見解をこの時とばかりに、表明してきているというのが、我々の見解です。

このグレンデール市の慰安婦像撤去訴訟は、2月20日の原告からの提訴によってはじまり、4月11日にグレンデール市側が反論を提出し、それに対する反論を我々が4月28日に提出。グレンデール側が5月5日に反論を再提出しました。現在は、アンダーソン判事の決定を待っているところです。そこに、抗日連合会が参考意見を提出して、中国系の人々が韓国系の組織を支援していることを示したことになります。

我々の当初の弁護士事務所が撤退することによって、いくつかのことが明らかになってきました。一つは、米国の巨大弁護士事務所は、利害の交錯によって、政治的な意味合いのあるこのような案件には適さないことです。もう一つは、中国系の組織が韓国系の組織を積極的に支援しだしたことで、米国の人々にもかなりそちらの方向の考え方が広がっているということです。さらに、オバマ大統領が4月25日に、ソウルで、慰安婦問題は重大な人権侵害であったと発言したことにも注目しなければなりません。

このような我々にとっては逆風の状況の中で、日本人の中でも、裁判に批判的な意見が出されてきています。健全な批判は歓迎します。それらは、我々の視野を拡大させ、進歩の種になります。しかし、批判の中には、感情的なものもあり、批判すること自体を目的としたものもあるように見受けられます。残念なことです。

我々の目的は、日本国および日本人の名誉を守ることです。いくつかの国の人々は、捏造された歴史的な事象を利用して、日本人の尊厳を貶める努力をしているのです。そのような行為に対して、正当な手段を用いて、そのような行動を阻止するのが、我々の目的であり、その為に戦っています。裁判というのは、きわめて正当な手段です。その為に、多くの日本人の方が我々を支援して下さっています。今では6000人の方から資金を頂きました。それらの方々に深く感謝しています。そして、我々の後援者の意も汲みつつ、今後は新しく整えられた体制のもと、より一層頑張ってゆきたいと思っています。

皆様、引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします。

GAHT-US 代表 目良浩一

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https://gahtjp.org/?page_id=165

5 thoughts on “歴史の真実を求める世界連合会GAHTより声明(2014年6月2日付)

  1. says:

    弁護士事務所に圧力をかけて撤退に追い込み、また、参考意見として捏造した資料を裁判所に提出するなど、抗日連合が前面に出て来ている今、この事実を日本人全員に知って欲しいですね。ですが、日本のマスメディアはこういう事は報道しないんですよね?ネットの保守層には目に触れるこうした実情を、ネット層以外の人たちに知ってもらう事がとても重要だと思います。多国間とのバランス取りは確かに至難であろうし、我々一国民が知り得ない微妙な力関係というものがそこにはあるのだろうと思います。しかし、よって河野談話の撤回は困難などという事態に陥るのであれば、新たに管談話なり安倍談話を出さない限り、日本人は『野蛮人」呼ばわりのまま、世界で差別を受ける事になります。先人、英霊の方々が浮かばれないばかりではなく、子々孫々辱めを受け続けなければならない事態を阻止するのが、今に生きる我々の勤めだと思います。ところで、裁判を取り下げるべきだ、という声があると声明文にありますが、そこでくじける態度を見せていないGAHTの方々に、一層の声援、支援を送ります。たった一度の妨害でくじけたとなったら、抗日連合には、「簡単だったな」と笑い者になるだけですよね。一旦やると決めた事は最後までやる、そして最後まで戦いきるのが武士道という崇高な精神を持つ日本人であるはずです。GAHTの皆様、これからも頑張ってください。応援しています!


  2. トワノ says:

    すみません、できたら旭日旗関連で韓国人に理不尽な謝罪を強要されたところやFIFAのメールフォームのリンクお願いします。
    こちらで検索してもわからないところがあって困ってます、わかるところでいいんでお願いします。


  3. atom says:

    米国に住む日本人として支援してあげたい気持ちはやまやまですが、そもそも一体どういう訴訟をやっているのか、さっぱりわかりませんね。裁判書類は公開情報ですから、隠すことなくどうどうとウエブに公開すれば、支援者も納得し、協力する者も増えるのではないかと考えますが。一部の者がこそこそと内緒で動きまわり、
    表には良い事ばかりを並べたて、真実になにをやっているのかをできるだけ隠す、というのは昔の日本軍がやったやり方と同じ。感心しませんね。


  4. stillness-of-heart says:

    atomさんに同感です。

    お金など集めなくても、市や韓国の団体を訴えることはできます。 
    そして、その裁判の中で、韓国人に根拠を証明させるのです。 根拠が証明できなければ銅像など撤去です。

    なぜ、このような方法をとらないか、説明すべきです。

    この人たちが、負けたら、まさに慰安婦の強制連行が事実として認められ兼ねません。

    彼らは彼らでやってもらい、捏造報道及びあの銅像の出現によって実害を被っている在米の日本人は、弁護士事務所へ問い合わせをすべきです。
    米国の弁護士は、勝ったときのみ成功報酬を受けとることができます。

    勝っても相手に払えそうもない団体なら弁護士はつかないでしょうが、相手は自治体や韓国の団体、韓国政府です。 
    訴訟の相手は、弁護士が勝手に選んで、勝手にやってくれます。 在米日本人だけではなく、全ての日本人となれば、途方もない賠償金になるはずで、超一流の弁護士を雇うことができます。 弁護士によっては、相手の方から申し出てくることもあるでしょう。

    原告である日本人は、サッカー観戦をしていればいいのです。


  5. 栗原 says:

    stillness-of-heart 様の仰る通り、この像や碑や捏造報道で
    実害や精神的苦痛を受けた日系・在米日本人の方で
    弁護士事務所へ問い合わせてみてはいかがでしょう。

    GAHTはGAHTで進めて頂き(私も少額ですが支援を続けて行きます)
    別の在米日本人の方々は在米日本人で弁護士に相談してはどうでしょうか。


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