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「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書

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なでしこアクションでも当初から取り上げてきた島根県議会「慰安婦意見書」
撤回を求めて18回も請願書を出し、否決されながらも活動してきた島根県の有志からいただいた報告書です。
是非お読みください。

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令和5年1月

島根県議会の「日本軍慰安婦問題に関わる意見書など」の白紙撤回を求める有志一同

島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて

ご存知でしょうか?島根県議会の慰安婦決議
私たちの祖国を「性奴隷を行った国」にする決議です

このまま見過ごすことはできません
竹島の現状を固定化しないためにも
そして何より子供たちの未来のために
今やらなければならないこと
それはこの決議の撤回です

何故が撤回必要なのかと問題点をまとめました

1.はじめに

私たちは島根県議会の「慰安婦決議」の撤回を求めている有志です。島根県議会は平成25年6月に「日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書」を決議しました。以来、私たち有志は「島根県議会の不見識は議会で正す」べきと考え、平成26年から令和4年の間18回にわたり請願書で意見書撤回を議会に訴え続けています。(添付資料1参照)しかし、私たちの請願は全て否決されました。県議会は真摯に議論することなく、「強制連行を認めた」とする意見書を「言を左右にして」撤回もしくは無効とする請願に応じようとしません。

2.島根県議会の意見書とは

意見書は「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」とするアメリカ下院決議の内容などが事実であるとする前提で書かれています。日本政府が国連から「公人による事実の否定などには意図的に反論すること」という指示に半ば強制的に従うことが「被害女性の二次被害を防ぐ」という狡猾な論理構成となっています。

[ 意見書本文 ]

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。

この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。

その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。

また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。

このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。

1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。

2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会

3.意見書の問題点

3-1. 意見書の基となった新日本婦人の会の請願書添付資料2参照

実はこの意見書は、日本共産党系「新日本婦人の会島根県本部」が県議会に出した請願書が基になっています。ある共産党議員は慰安婦問題について、令和元年6月定例会で次のように発言しています。

「日本軍慰安婦問題は、日本が起こした侵略戦争のさなかに植民地にしていた台湾、朝鮮、中国などで、女性たちを強制的に集め、性行為を強要した非人道的行為であり、1991年から本格的に行われた日本政府による調査を始め司法の場での繰り返しの事実認定においても、既に明らかになっていることであります。よって、意見書の内容は極めて当然の良識ある要求であると考えます。」

3-2. 日本では既に否定されている強制連行

慰安婦意見書の決議の正否を決する論点は「軍による組織的な強制連行の有無」の一点です。
平成26年6月20日に政府から出された「河野談話を巡る日韓間のやりとりの経緯」によって「河野談話が強制連行を認めたものではない」ことが明らかになりました。同年8月には、朝日新聞が誤報を認める記事を出しました。これによって我が国内での「慰安婦問題についての議論」では「強制連行説」は明確に否定されました。日本政府も簡潔な文面にて明確に強制連行を否定しています。

3-3. 海外では日本たたき、強制連行の証拠に利用

安倍元総理は戦後70年談話で次のような言葉を残されました。「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の8割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」

しかし、一地方議会の決議とはいえ国際社会は見逃しません。現実には日本人たたき、強制連行を認めた証拠のように利用されています。いくつか例を挙げます。

(1) 米国で最初に慰安婦像が建てられた米グレンデール市では、現地を訪問した杉並区議によると「自分の体には汚い日本人の血が流れている」などと言って、頭を机にぶつけている子供すらいたそうです。
(2)  カルフォルニアの「日本人の子どもを守る母の会」 は「在米日本人にとって最も迷惑であったのが、慰安婦像設置推進派であるグレンデール市のキンテロ議員に「日本の多くの地方議会も慰安婦決議案を採択している」と慰安婦像設置を合理化する理由のひとつとして慰安婦問題についての島根県をも含めた日本の地方自治体の意見書を持ち出されたことです。」と訴えています。
(3)  グレンデール市で慰安婦像撤去のために、私財をなげうち身の危険も顧みず戦われた故目良浩一先生は、ご著書「アメリカに正義はあるのか」(ハート出版)の中で次のように書いておられます。

「米国で韓国側の説が流布されると、日本人は悪徳人種として、差別される。一度その差別感が広がると、なかなか消滅しない。おそらく100年かそれ以上にわたって人々の心に残り、日本人の子孫が長く悩み続けるであろうという危惧が、多くの在米日本人の脳裏を襲ったのです。慰安婦像建立に向けての公聴会で、多くの日本人が反対を叫んだ背景には、このような動きがあったのです。」

(4) ソウル聯合ニュース(2013年7月7日付)記事「慰安婦決議 世界で55件採択=日本地方議会は41件」

「加害国の日本では2008年3月に宝塚市が地方議会として初めて採択し、2013年3月には京都府議会、6月には独島問題を抱える島根県の県議会でも採択された。日本の地方議会は国際社会による糾弾の動きに言及し、慰安婦の強制動員を求めた1993年の「河野談話」を継承・発展させ問題を解決するよう要求している。」(抜粋)

(5) 元慰安婦・李容洙氏からの手紙
李氏はアメリカ合衆国下院121号決議など国際社会への発信活動において中心的役割を果たした自称元慰安婦で、米韓首脳会談の際、トランプ大統領に抱きつこうとしたことでも有名です。その李氏は島根県議長宛て手紙を送っています。

「島根県議長様へ はじめまして   私は日本軍慰安婦被害者リ・ヨンスと申します。 この度、島根県で“新日本婦人会島根県本部”が提出した請願書に“慰安婦問題は日本の責任であり、安倍総理内閣に強制動員を認定した河野談話に立脚して問題に対応してほしいという意見書を採択して頂き、真にありがとうございました。」(以下省略)

3-4. 竹島問題との関係

韓国は、竹島問題と慰安婦問題を一体化させ、国際社会における我が国の地位を貶め、我が国固有の領土である竹島の領有権が、韓国側にあるかのように国際世論を誤認させるために看過できない力を発揮しています。

韓国は明らかに、島根県の竹島の日条例制定を機に慰安婦問題で攻勢をかけてきています。島根県議会こそが慰安婦問題の本質を理解し、竹島問題を含めた正しい歴史認識を持つべきなのです。

4.島根県議会は何故意見書を撤回しないのか

県議会が、私たちが提出した請願書の内容に真摯に向き合わないのは、意見書を撤回しない理由が論理的に成立しないからであると解釈せざるを得ません。

平成26年12月4日の本会議では「安倍内閣の認識が河野談話を見直すことはしない」というものでした。

また、委員会では度々、次のような発言がありました。

「強制連行であろうが、自分で手を挙げようが、そんなことは無いにこしたことはない。 だけど、現実問題として、河野談話の中で否定できないと、あった可能性があると言ってる」

「島根県議会の意見書は女性の人権、人間の尊厳に関わる問題として河野談話に基づく我が国の誠意ある対応を 求めて決議したものであることから、河野談話が踏襲される以上は無効とする必要はないものと考える。」

 これらの発言からすると、撤回しないとされる理由は「河野談話」しかないということです。そこで、私たちは「河野談話を巡る日韓間のやりとりの経緯」を説明しますが、無視されてしまいます。

「強制連行であろうが、自分で手を挙げようが」などという「強制連行と売春行為」を同列に置く発言こそ、女性の人権を無視する問題発言ではないでしょうか。

5.島根県議会は「慰安婦決議」を取り消すしかありません

兵庫県宝塚市は平成26年10月8日慰安婦問題の真相究明を求める決議案を賛成多数で可決しました。京都府議会は平成26年12月「いわゆる「従軍慰安婦」問題の更なる真相究明と早期解決を求める意見書」を賛成多数で可決しました。 このことは宝塚市議会、京都府議会は実質的に過去の慰安婦決議を取り消したものです。

この動きは平成26年「河野談話を巡り日韓間のやりとりの経緯」が出され朝日新聞が訂正記事を出したことによって、日本中の多くの地方議会が国に対して「慰安婦問題の真相究明を求める決議」を出されたものと同様のものであり、これを契機として日本政府は次の三点を明確に否定したのです。

「強制連行」「性奴隷」「慰安婦の数に関する20万人といった表現」

このような経緯から鑑みれば、島根県議会は「慰安婦決議」を取り消すしかないということは自明の理です。

 

6.有志の活動

私たち有志の当面の目的は、島根県議会に慰安婦に関する決議を取り消していただくことです。

私たちは組織と言えるほどの人員もいませんし、この事実を多くの方々に知っていただきたいのですが、マスコミは取り上げません。県議会への請願書の提出しか手段を持ち得ていないのが実情です。

平成28年には大正生まれの4人の方に声掛けをし、その方々に請願書を提出していただきました。皆さんは辛い時代を生き抜かれ、若くして戦死された戦友が冒とくされることが無念で仕方ないご様子でした。その時は、産経新聞の地方版で取り上げていただきました。

こういった状況の中、一人でも多くの方々に島根県議会の実情を知っていただきたく、今後の活動の幅も広がるとの思いで本報告書を作成いたしました。

7.おわりに 人間にとって最も卑劣な犯罪とは

人間にとって最も卑劣な犯罪は「殺人」であると思っておられる方は多いと思いますが、決してそうとは言い切れません。森鴎外の小説「高瀬舟」のような「殺人」は決して卑劣なものなどではなく、極限の状態におかれた人間の深い慈悲を感じ取ることができます。文学としても多くの教訓を与えてくれます。

実際に狂おしいほどの慈悲や、逃れようのない哀しみに追い詰められた殺人など、道義的に誰もその責めを問い得ないものもあるでしょう。

しかし、強姦レイプなどという犯罪は100%卑劣であり、一切の酌量の余地はありません。「従軍慰安婦強制連行説」は、旧日本軍が組織的にそのような卑劣な罪を犯したと主張しているのです。

「赤い水曜日」の著者金柄憲氏は、その中で次のように述べています。

「日本軍慰安婦問題の本質は「貧困」だ。国が貧しく親が貧しいから食べていく道を探しているうちに、悪の沼に陥ったケースがほとんどである。家族のために自らを犠牲にしたり、両親がいくばかのお金と引き換えに我が子を差し出したりした。人によってプロセスはまちまちだが、すべてが貧困によって生じた、悲しくも恥ずべき私たちの姿だ。これ以上他人のせいにするのはもうやめたい。」

私たちは嘘からではなく、戦争と貧困が生み出した様々な人々の行き様を感じ取ることが、未来への教訓ともなることを知るべきです。明日の命も知れぬ兵士たちを慰めた彼女たちの心には、彼女たちにしか分からないプライドや悲しみがあったはずです。

明確な加害者も被害者も特定されていない「慰安婦強制連行説」を主張する行為は、慈悲の心も無ければ慰安婦たちの悲しみも理解すら出来ず、戦没者に対する顕彰はおろか慰霊や感謝の思いも感じられません。

今年は河野談話からちょうど30年になります。

世界中に建てられた慰安婦像を思うと、将来の子どもたちが心配でなりません。

このままでは「人間として最も卑劣な罪を犯した民族の末裔」などというレッテルが残ってしまいます。

戦没者の名誉を守り、父祖たちが切り拓いた竹島を取り戻すためにも「慰安婦強制連行説」を認めてはなりません。

過去から未来の全ての日本人にとって重大な問題なのです。

 

以上


添付資料 ****************************************************************

【 資料1 】島根県議会に意見書撤回を求める請願書

私たちは「慰安婦強制連行説」を認めてしまえば、我が国にとって取り返しのつかないことになってしまうことを様々な事案を取り上げて請願書で訴えてきました。以下はその請願書の内容です

令和元年6月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”の撤回決議を求める請願

「河野談話を巡る日韓間のやりとりの経緯」が出され朝日新聞が「慰安婦問題に関する一連の記事」の過ちを認めたため、全国の多くの県議会が政府に向けて「「慰安婦問題」に関する適切な対応を求める意見書」を出されたことを中心に作成しました。

令和元年9月定例会 ————————————

慰安婦問題が日韓間の重要な交渉の場面で障害となっている事案に触れ、「河野談話」が強制連行を認めたものではないこと、6月定例会で、明らかに事実に反する我が国に対する敵意を剥き出しにした討論などの反論を主に作成しました。

令和元年11月定例会 ————————————

政府に出された意見書の内容について指摘させていただきました。

令和22月定例会 ————————————

米国グレンデール市で慰安婦像撤去にご尽力された故目良浩一先生のご著書などを参考に作成しました

令和25月定例会 ————————————

島根県議会の慰安婦決議に憂慮されていた故小沢秀多議員のご逝去を悼み、慰安婦問題についてはそれまでに触れていない様々な事案について記しました。

令和29月定例会 ————————————

慰安婦問題について時間の経過とともに様々な事案が生じていることなどを指摘しまし、「いわゆる従軍慰安婦問題」が社会にもたらした問題を以下に列記してみます。

・旧日本軍兵士に対する冒とく・20万人の性奴隷という虚偽は挺身隊に対する冒とく

・日韓の正常な関係性の破壊・日米同盟の弱体化・

・売春などの職業に就かざるを得なかった女性や、そういった職業で生計を立てている女性に対する冒とく

・在外邦人を苦境へと陥れる行為・大阪市とサンフランシスコ市との姉妹都市提携の解消・イスラム国に拉致され悲惨な体験を強いられたイラクのヤジディ教徒の女性のような人々、そして旧ユーゴスラビア紛争における民族浄化のなかで苦しんだ女性たちに思いを致してください。慰安婦を性奴隷と呼ぶことは、本当に性奴隷にされた女性に対するこの上ない冒とくです。

目良浩一先生のご著書「アメリカに正義はあるのか」から読み取れるアメリカの現状。(令和2年2月定例会)

三浦朱門氏が鋭い指摘をしています。「やがて交渉が進んでくると、必ず問題になることがあるので、それを今から書いておきたい。それは強制連行問題である。おそらく反日的日本ジャーナリズムはこれを、拉致事件と同列に扱い、拉致事件は数十人、強制連行は数百万人、と言うに決まっている

令和211月定例会 ————————————

安倍談話の趣旨について触れ、当初意見書撤回反対派の議員が、意見書撤回賛成派に移行して下さったことは称賛に値することなど。

令和32月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”(文中では「当該意見書」と記します)は地方自治法99条の趣旨に背くものであり、現在の日本政府の見解にも反するものであります。

  • 「強制連行」 ●「性奴隷」 ●慰安婦の数に関する「20万人」といった表現

は事実ではないとする、外務省のホームページに記されていることを挙げました。

令和36月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”(文中では「当該意見書」と記します)は、強制連行や性奴隷など韓国側の誤った認識を認める内容です。日本政府の公式な見解に反する内容の当該意見書を認めることは、世界中の慰安婦像を肯定することです。我が国の国益を著しく毀損する当該意見書の撤回決議を求める請願を提出します。

令和39月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”(文中では「当該意見書」と記します)は、強制連行や性奴隷などを認めたものであり、我が国政府の公式な見解に反するものです。このことは「根拠なき憎悪の連鎖」を生み出すものであり、我が国の将来ひいては未来を担う子供たちに深刻な事態をもたらすものです。したがいまして、当該意見書の撤回を求める請願を提出します。

令和312月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”(文中では「当該意見書」と記します)は、橋下徹大阪市長(当時)の発言がきっかけとされています。しかし橋下氏の発言は強制連行を認めたものではありません。またその発言に対する日本弁護士連合会の抗議文もそういった趣旨ではなく、慰安婦制度を今日においても是認するかのような発言に対しての抗議です。このような経緯からみても、強制連行や性奴隷を認める内容の当該意見書は公式な政府見解に反するものであり、これを政府に提出したことは、動機においても内容においても間違ったものです。速やかな撤回を求めます。

令和42月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書”(文中では「当該意見書」と記します)は、日本共産党系の団体から出されたものですが、その審議過程において反対意見を封じる自民党の党議拘束は、民主主義の理念に反するものです。

また、当該意見書は「多くの慰安婦が殺害された」「慰安婦は天皇からの贈り物」などという、我が国としては絶対に容認することができない誹謗中傷を誘引するものです。速やかな撤回をお願いします。

令和45月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書(文中では「当該意見書」と記します)は事実無根の強制連行を認めるものです。これらの趣旨は戦没者の方々を冒とくし、未来の子どもたちに根拠なき憎悪をもたらすものであり、絶対に認められるものではありません。

また韓国側は、島根県による「竹島の日制定」を「第二の侵略」「大韓民国の独立を否定する行為」と捉え、竹島問題と慰安婦問題を一体化させ、国際社会における我が国の地位を貶めています。

このことは我が国固有の領土である竹島の領有権が、韓国側にあるかのように国際世論を誤認させるために看過できない力を発揮しています。

従いまして平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

令和49月定例会 ————————————

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書(文中では「当該意見書」と記します)は事実無根の強制連行を認めるものです。

これらの内容は意図的に我が国を貶め、安全保障政策の委あり方をその根底から覆しかねないものです。

また竹島問題の解決を遠のかせ、安倍政権の功績さえも貶めるものです。

ところが河野談話の趣旨を曲解し逸脱する当該意見書などを、無効とされない理由が河野談話しかないという論理性は完全に破綻しています。

従いまして平成25年6月26日付で決議された”日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

令和411月定例会 ————————————

本年10月12日「赤い水曜日」副題は「慰安婦運動30年の嘘」という本が発売されました。

著者は韓国の国史教科書研究所所長などを務めておられる金柄憲(キム・ビョンホン)氏です。

帯には「慰安婦の証言は真っ赤な嘘だった」「彼女たちは性奴隷ではなく強制連行もされていない」とあります。

島根県議会において平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして日本政府に出された意見書(文中では「当該意見書」と記します)は河野談話を曲解し「公人は性奴隷制度やアメリカ下院決議を否定する論理に反論しなければならない」という主張に半ば強制的に従うことが、「元慰安婦の二次被害防止につながる」という、理解しがたい論理構成となっています。

しかし我が国政府の公式な見解とともに「赤い水曜日」を読めば、当該意見書は明らかに間違っており、韓国や国際社会に間違ったメッセージを発信し続けていることが理解できます。

従いまして平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

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【 資料2 】

日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願

第1【請願趣旨】

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳を回復する課題であり、その解決は、被害女性たちの高齢化が進むなか、待ったなしです。

政府は1993年「河野談話」によって「慰安婦」への政府の関与と強制連行を認めて韓国に謝罪し、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。しかし、2007年7月にアメリカ下院議会が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」ことを「公式に認め」、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されています。また日本政府は、今年5月31日に国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきました。

いまや国際社会において、日本軍「慰安婦」問題が性奴隷制の問題であり、女性の人権侵害であることは共通の認識となっています。日本政府がこの問題に誠実に対応し、一日も早い解決をおこなうことこそが、国際社会に対しての誠意ある対応だと信じます。私たちは政府が「河野談話」に基づき、速やかに被害女性たちへの真撃なる姿勢を示すことこそ急務だと思います。そこで以下のことを求めます。

第2【請願項目】

1.「河野談話」を堅持し、誠実に遂行することで、被害女性の名誉と尊厳の回復をおこなうことを求める意見書を国にあげてください。

提出者  新日本婦人の会島根県本部 島根県母親大会連絡会

審査結果   採  択

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択

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島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和4年11月定例会にも意見書撤回を求める18回目の請願を提出しましたが、今回も不採択となりました。不採択を続ける議会に対して意見表明する成相議員の発言はこちらです。是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<島根県議会 令和4年11月定例会  12月16日 本会議 録画>

1時間22分32秒~  成相 安信 議員 討論
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1092

< 紹介された「委員会決議に対する請願者からの意見」 全文 >
1時間29分36秒~

まず、本年5月議会以降、気付いたことがあります。

それは総務委員会における、私どもの請願書の可否の審議において、ある変化が見られたことです。

3月8日の委員会では以下のご意見がありました。

「強制連行であろうが、自分で手を挙げようが、そんなことは無いにこしたことはない。
だけど、現実問題として、河野談話の中で否定できないと、あった可能性があると言ってる」

令和に入ってからの委員会ではほぼ全てにおいてこういった主張をされていましたが、本年5月以降は様相が変わり、今回、坪内副委員長が述べられたように
「島根県議会の意見書は女性の人権、人間の尊厳に関わる問題として河野談話に基づく我が国の誠意ある対応を求めて決議したものであることから、河野談話が踏襲される以上は無効とする必要はないものと考える。」
というように直接的に強制連行は否定できない等という意見は無くなりました。

しかし当該意見書の基となる平成25年6月26日に採択された請願書には「政府は河野談話によって強制連行を認めた」とはっきりと書かれています。

この請願書に基づく政府に提出された当該意見書には「公人による性奴隷制度やアメリカ下院決議などを否定する論理には反論しなければならない」という主張に半ば強制的に従うことが「元慰安婦の2次被害防止につながる」という容認できない論理構成となっています。
従って坪内副委員長のご意見は、従来の強制連行があったとする論理と同じものなのです。
ところが我が国政府は軍による組織的な強制連行など、認めたことはありません。

平成26年6月26日に内閣官房と外務省を事務局とするチームから出された「河野談話を巡る日韓間のやりとりの経緯」をお読みください。これによって「強制連行説」は明確に否定されたのです。

私たち日本人は安倍元首相が残されたこの「政府検証報告書」によって救われたのです。

本来であれば河野談話の撤回が理想的ではありましたが、今敢えてそれをせず、強制連行はなかったと言える「政府検証報告書」を残されました。そこには戦後体制の中で危機意識を忘れた私たちに「試練」というものを安倍元首相は残されたと理解すべきかもしれません。当該意見書を巡り徹底した議論を交わして、私たちも確かに戦後レジームから脱却していく努力をすること。これもその試練の一つと考えるべきなのでしょう。

さて、今回は韓国の国史教科書研究所所長などを務めておられる金柄憲(キム・ビョンホン)氏の「赤い水曜日」という著書を中心に作成しました。「強制連行はなかった」ということを明確にされたものです。

そのなかで、特に興味を引くのが、以前島根県議会議長にお礼の手紙を出されたという「イヨンス」 という元慰安婦とされる女性の証言です。
彼女は「カミカゼの性奴隷だった」というように様々な「カミカゼ関連」の発言をしています。

そこには戦前の日本人を貶めるために、思いつく限りのストーリーを作る意図が見えてきます。

しかし、常識的な日本人ならそのような発言は全てウソであると分かるはずです。

戦没者の方々の教訓を生かせば、イヨンス氏の嘘はすぐに見抜くことが出来るはずです。

戦没者の教訓を生かすことがある意味において、戦争を未然に防ぐための力になることは間違いありません。

戦争で若き命を捧げた彼らが与えてくれる教訓は、彼等にしか示すことが出来ない尊いものがあります。

当時、慶応大学の学生で海軍のパイロットとして、カミカゼ部隊として戦死した宅島徳光(たくしまのりみつ)の命(みこと)の許嫁(いいなずけ)に対する手紙を紹介します。

「はっきり言う。俺はお前を愛している。しかし俺の心は、今ではお前より大切なものを蔵するようになった。
それは、お前のように優しい乙女の住む国のことである。俺は昨日、静かな黄昏の田畑の中で、顔も見えない遠くから、パイロットの俺たちに頭を下げてくれた子供たちのいじらしさに、強く胸を打たれた。
もしそれがお前に対する愛よりも遥かに強いものだったと言ったら、お前は怒るだろうか?否、お前は俺の心を理解してくれるだろう。本当にあのように可愛い子供たちの為なら、生命も決して惜しくはない。自我の強い俺のような男には、信仰というものが持てない。だからこのような自分の感動を行為の源泉として持ち続けていかねば生きていけないことも、お前は分かってくれるだろう。俺の心にある、この宝をもって、俺は死にたい」

このような英霊の方々の御遺志を無駄にしないためにも、平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

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【 成相議員・有志が撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>
2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択

アクセスカウンター

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和4年9月定例会にも意見書撤回を求める17回目の請願を提出しましたが、今回も不採択となりました。不採択を続ける議会に対して意見表明する成相議員の発言はこちらです。是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<島根県議会 令和4年9月定例会  10月11日 本会議 録画>

42分 9秒~ 請願不採択に対する反対討論 成相 安信 議員
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1060

< 紹介された「委員会決議に対する請願者からの意見」 全文 >
49分 7秒~

先般、開催された総務委員会での録音を聞かせていただきました。

まず、最初に指摘させていただきますのは吉田委員長の当該意見書に対する認識が明らかに間違っており、 今まで積み重ねてきた議論を無視されているのか、理解できていないのか、いずれかだということです。

まず吉田委員長は委員会の冒頭で次のように述べられました。

「これまでの議論を見てみますと、意見書そのものは政府見解に基づいて、女性の人権・尊厳に関わる問題として、しっかりとした対応を求めるという意見書ですが、この請願の趣旨は日韓の外交問題について、しっかりした対応から考えるとこれを取り消せというような趣旨となっています。」

このご発言は当該意見書が採択された平成25年当時の、慰安婦問題に対して「比較的知識の浅い一般人」の発言のレベルです。とても、当該意見書を採択された島根県議会の方のご発言とは思えません。

と申しますのは、平成26年8月5日、慰安婦強制連行説に基づく記事を多数掲載した朝日新聞が記事を取り消し、訂正謝罪に追い込まれました。それを切っ掛けに慰安婦問題を巡る情勢が大きく変化したことは誰もが知る事実です。この事実を踏まえていない吉田委員長のご発言は、安倍元総理が第二次安倍政権下において国際社会の日本への謂れなき誤解を解くため、最も重要な慰安婦問題に取り組まれたことを無視しておられます。

平成26年6月20日、我が国政府が「河野談話を巡る日韓間のやりとり(いわゆる政府検証報告書)」を出し、強制連行に根拠がないと認定しました。その結果同年8月5日、強制連行説に基づいた記事を多数掲載した朝日新聞は記事の取り消し訂正、謝罪に追い込まれたことは、ご存知のはずです。

その結果、現在では「従軍慰安婦」という言葉は適切ではないと閣議決定され、政府は外務省ホームページを使って慰安婦強制連行説、性奴隷説、慰安婦の数を20万人とする説を明確に否定するに至っています。
当該意見書はこの政府の見解に反するものなのです。吉田委員長の冒頭の発言は明らかに間違っています。

また、令和元年7月2日の県議会本会議で意見書撤回反対派を代表して大国議員は以下のように述べられました。

「日本軍慰安婦問題は、日本が起こした侵略戦争のさなかに植民地にしていた台湾、朝鮮、中国などで、女性たちを強制的に集め、性行為を強要した非人道的行為であり、1991年から本格的に行われた日本政府による調査を始め司法の場での繰り返しの事実認定においても、既に明らかになっていることであります。」

また、令和3年3月9日に開催された総務委員会で五百川議員は以下の発言をされました。
「私はもともとこの請願に対して採択したのが、河野談話のことを言っているように、そういうことが、いわゆる強制連行というようなことが行われたということを否定できないということを言っているわけです。あったということは否定できない。」

これらの主張は明確に強制連行があったとする前提での発言であり、事実とは異なります。そこで、今回の請願書は強制連行説という誤解を解かなければ、我が国の安全保障に深刻な事態が生じかねないという趣旨で作成しました。その請願書の内容に全く触れようとしない吉田委員長の冒頭での発言は、平成25年の当該意見書採択時の間違った認識に逆戻りするだけのものであり、五百川議員や大国議員の発言とも矛盾しているのです。

昨年3月9日の総務委員会では五百川議員の主張に対して、福田議員は正面から見事な反論をされました。

また、福田議員が外務省のホームページに記載された政府の公式な見解を資料として配布されようとしましたが、意見書撤回反対の方々は揃って拒否されました。これは当該意見書撤回反対派の方々の認識が日本政府の公式な見解とは異なり、真実を受け入れたくないことの表われです。是非、当時の議事録をご覧ください。

また同時に平成25年に日本共産党の関係団体から出された当該意見書の基になる請願書もお読みください。

県議会事務局のホームページから閲覧できるその請願書は、戦前の我が国には「性奴隷制度」があったとする内容であり、吉田委員長の理解と想像を超えたものです。また河野談話を逸脱したものであることも明白です。

今回の吉田委員長の発言は、20年以上前に終了したアジア女性基金とその付帯事業の話でしかなく、この事業の成果に対する理解もなく、慰安婦強制連行の意味も無視されたものです。

今までに積み重ねてきた議論を意図的に、振り出しに戻したいという意図があるのではないでしょうか。

委員会についての指摘は以上にさせていただきます。

次に現在、国内外で様々な憂慮すべき事案が多発していることの一端に触れたいと思います。

いまだに収束が見えないロシアのウクライナ侵攻において、当初ウクライナは圧倒的に不利と見られ、悲惨な状況が続く中、ロシア軍を押し返すべく徹底抗戦をしています。それは西側諸国は軍事行動こそ起こしてはいないもののウクライナを明確に支援していることがひとつの要因です。何故か、「自ら戦わない限り同盟国であっても助けてくれない」という現実をゼレンスキー大統領を始めウクライナ国民が理解しているからです。

そして、ウクライナは戦うと同時に、自分たちが善でありロシアは悪であるという構図を分かりやすく西側諸国に情報発信していることも重要なことです。

もし、日本付近で有事が起きた際に、いかに日本の正当性を国際社会に向けて情報発信していくかが重要であることは言うまでもありません。日本が自らの正当性の発信を誤ってしまうと、日本は見向きもされなくなるということです。

ゼレンスキー大統領はイギリスの議会ではシェークスピアを引用し、アメリカ議会ではロシアの侵攻を911テロや、我が国としては不本意ながら真珠湾攻撃に例えて話していたことが、報道されていました。

仮に我が国の有事の際に、他国が我が国に対して「日本は戦前悪い国で侵略戦争をし、植民地にしていた台湾、朝鮮、中国などで、女性たちを強制的に集め、性行為を強要した非人道的な国であった」また「若い女性を強制連行した」などと理解されてしまえば、我が国の将来を担う世代にどれほどの過酷な未来をもたらすのか、想像してみてください。この討論を聴いておられる方の、みなさんのお子さんお孫さんも無縁では無いはずです。

また、竹島問題と慰安婦問題を一体化させ国際社会に発信している韓国側の竹島収奪戦略に対抗するために、慰安婦強制連行説の虚構を国際社会に発信していくことが如何に重要なことであるかを、本年の5月議会に提出した請願書で詳述しました。しかしその内容には一切触れられませんでした。一旦触れてしまうと島根県議会の竹島問題と慰安婦問題への、それぞれの対応の矛盾が露呈してしまうからではないでしょうか。

しかし、これは竹島を取り戻すためには、絶対に避けては通れない議論です。豊田島根県立大学名誉教授もこのことは指摘しています。昨年、豊田元教授から島根県議会に送られたメッセージを思い出してください。

ウクライナの情勢から我が国が学ぶことはまだまだ多くありますが、別の機会に触れることとして、統一教会問題にも簡単に触れたいと思います。

島根県立大学客員教授の下條正男先生は、山陰中央新報2021年7月17日に掲載されたコラムで以下の指摘をしています。

「日韓の間には竹島問題以外にも慰安婦問題など、歴史認識問題があるが、そこには共通点がある。被害者と名乗る人々の証言が基になり、過去の歴史が語られることだ。これは歴史の事実を明らかにしなければ、虚偽の歴史で日本が批判されても、日本側では反論もできないということだ。」

また、9月20日の山陰中央新報のコラムでは統一協会では「日本はすべての物資を収拾して、韓国の前に捧げなければならない」としているからだ。

これは、「日本に謝罪を求め続ける韓国の歴史問題と同じ論理である。」と書いておられます。

このふたつのコラムの意味するところは「韓国が主張する慰安婦問題は歴史の事実でなく、被害者を名乗る人々の証言に基づいているだけで、日本の物資を韓国に捧げなさいという統一教会と同じ論理である」と理解できます。

安倍元総理暗殺事件以降、統一教会騒動はいまだに収束が見られませんが、文芸春秋10月号には統一教会の反日教育について書かれています。 ある信者は協会から次のように言われたそうです

「メシアのいる韓国は天に近いアダムの国であり、かたや日本はエバの国とされ韓国に対して罪を犯した国とされている」そして「日本人には選民(選ばれた民)であるうら若き韓国の乙女を従軍慰安婦とした過去の罪がある故に、韓国の乞食と結婚させられたとしても感謝しなければならない」

また、子供が出来ない信者には教会の女性霊媒師が「従軍慰安婦の霊が子供の種が流れないように子宮を掴んでいる」などと言い、怨念を解くには献金が必要だ。と恐怖心をあおり献金をさせるといいます。

事実無根の慰安婦強制連行説も無自覚のまま統一教会の献金問題に加担させられていたということです。

今月開催されています第210回臨時国会において、世耕弘成(ひろしげ)参議院自民党幹事長は6日の代表質問で次のように発言されました。

【旧統一教会問題について申し上げます。
「日本人は贖罪を続けよ」として多額の献金等を強いてきたこの団体の教義に賛同する我が党議員は一人もいません。
安倍元総理は戦後70年談話で「戦争に関わりのない世代に謝罪を続ける宿命を負わせてはならない」とした政治家です。この教団とは真逆の考え方に立つ政治家でした。】

世耕氏のこの発言を私たちは真摯に受け止めなければなりません。

慰安婦問題の対応を誤ることは、まさに将来の世代に謝罪を続ける宿命を負わせることであるということです。

今こそ、安倍元総理の将来の世代に思いを馳せておられた崇高な理念を想起しなければなりません。

したがいまして、平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

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【 成相議員・有志が撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>
2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択

アクセスカウンター

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

意見書撤回を求める16回目の請願を提出しましたが、今回も不採択となりました。不採択を続ける議会に対して意見表明する成相議員の発言はこちらです。是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<島根県議会 令和4年5月定例会 6月21日 本会議 録画>

https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1034
41分45秒~ 請願に対する討論 成相 安信 議員

< 紹介された請願者からの意見 全文 >
51分33秒~
先日開催された総務委員会の録音を聞かせていただきました。

坪内副委員長が従来の主張を断片的に述べられただけで、請願書の内容には触れられませんでした。

これから述べさせていただく反対討論には、坪内副委員長のご発言に対する反論となる論理性も含んだものを作成しましたので、個別にはお答え致しません。

今回の請願書はその表題に記している通り、韓国側は島根県の「竹島の日条例制定」を「第二の侵略」「大韓民国の独立を否定する行為」として捉え、戦争に準ずる事態と想定し、我が国を貶める情報戦を国際社会で展開していることについて提起しました。

韓国側は、我が国を貶める最も有効な手段である「慰安婦強制連行説」という架空の事案を戦術として用い、それを竹島問題と密接に絡めて「日本の侵略行為によってもたらされたもの」「日本の本質は道義なき国家である」として国際社会で声高に主張し、慰安婦像なるものを建て続けているのです。

それは竹島問題のエキスパートである島根県立大学客員教授の下條正男先生の多くの論文から読み取れるものであり、我が国にとって不当としか言いようのない様々な事案と合致するものです。

例えば昨年の7月17日、山陰中央新報の「一刀領談」というコラムでは
「日韓の間には竹島問題以外にも慰安婦問題や徴用工問題など、歴史認識問題があるが、そこには共通点がある。被害者と名乗る人々の証言が基になり、過去の歴史が語られることだ。これは歴史の事実を明らかにしなければ、虚偽の歴史で日本が批判されても、日本側では反論もできないということだ。」
と書いておられます。

また本年6月3日の産経新聞の「竹島を考える」というコラムでは
「慰安婦問題は歴史事実を確認しないまま河野談話を発表し・・・」
とあります。

そこで、河野談話の根幹をなす元慰安婦の証言について、まず政府検証報告書を見てみます。

河野談話発表の前年、韓国から累次にわたり元慰安婦に対する事情聴取の要請がありました。

日本側としては元慰安婦からの聞き取り調査を始めると収拾がつかなくなるとの懸念がありましたが、結局受け入れてしまい、1993年7月26日から5日間にわたって聞き取り調査を行い、それを基に韓国側と談話の文言調整に入り、わずか5日後には河野談話の発表に至りました。

河野談話作成過程における当時の状況を石原信雄元官房副長官は、平成26年2月の衆議院予算委員会で、以下のように証言しておられます。

「韓国側からの要請を受け「従軍慰安婦問題」について、各省に調査の要請を行った結果、慰安所の存在は文書で明らかになりましたが、女性たちを強制的に従事させるという種のものは発見できませんでした。しかし韓国側は「自分の意志に反して強制された」と強く訴えている彼女たちの話を聞いてもらいたいと言ってきました。

16人の方の証言を日本側の担当官が聞いて記録したわけでありますが、証言の事実関係を確認するための裏づけ調査というものは行われておりません。」 と石原氏は答えておられます。

平成25年10月16日付の産経新聞には、「河野談話」の根拠となった、元慰安婦16人の聞き取り調査報告書を入手したところ、証言の事実関係はあいまいで別の機会での発言との食い違いも目立つほか、氏名や生年すら不正確な例もあり、歴史資料としては通用しない内容だった。軍や官憲による強制連行を示す政府資料は一切見つかっておらず、決め手の元慰安婦への聞き取り調査もずさんだったと判明したことで、河野談話の正当性は根底から崩れたといえる」との記事があります。

残念ながら16人の元慰安婦への聞き取り調査の内容は当初の日本側の懸念が的中したものでした。

このことに関連して、作家の塩野七生氏は次のように書いておられます。

「人間には恥ずかしいことをしたとか悪いことをしたとか感じた場合には、しばしば強制されたので止むを得ずやった、と言い張る性向がある。しかもそれを繰り返して口にしているうちに、自分でもそうと信じ切ってしまうようになるのだ。だからこそ厳たる証拠が必要なのだが、その種の性向は、教育の有無に関係なく社会的地位の上下にも関係なく起こる。人間は可哀そうなほど弱い存在なのである。だから彼女たちに繰り返して質問をぶつけても、それ以上の事実は出てこなかったろう。」これは文芸春秋の平成26年10月号に掲載されたものです。

戦時中、慰安婦だった女性たちが戦後の社会を生きていくために元慰安婦であったことが、決して小さくない足かせとなったであろうことは想像に難くありません。そのような折に韓国政府から、慰安婦時代について、日本政府の聞き取り調査に応じなさいと言われれば、例外なく「嫌でした」と答えるはずです。そして日本側は「嫌だったのなら強制性があったもの」としてしまったのです。

このような状況から鑑みて、私たちはこの元慰安婦の方々の証言を、思慮もなく非難することは慎まなければなりません。謝罪ありきの拙劣な外交交渉しか出来なかった我が国側も大いに反省しなければならないからです。とは言え我が国は慰安婦問題を女性の人権、人間の尊厳の問題として河野談話発表以降、出来うる限りの誠意を尽くしてきています。政府検証報告書に記されています。

元慰安婦に対する見舞金は人道上評価されるべきものです。これを「強制連行を認めたからだ」などという間違った解釈をしてはなりません。

一方、元島根県議会議長にお礼の手紙を出されたイヨンス氏という自称元慰安婦などの動きに対しては警戒を怠ってはなりません。

要は情報を峻別していく感性と危機感を持たなければならないということです。

イヨンスという女性の証言がアメリカの下院での「従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議」につながったことは以前の請願書でも取り上げさせていただきました。

それを起点としてアメリカを始めカナダ、オーストラリア、フィリピン、ドイツなど多くの国に慰安婦像が建てられました。

2020年9月にはドイツの首都ベルリンの公有地に慰安婦像が建てられ現在に至っています。
我が国が手をこまねいている間に、慰安婦問題を巡る状況は時間の経過とともに悪化しています。

しかしながら光明も見えつつあります。

6月16日産経新聞の記事によりますと、ソウルを拠点とする「慰安婦詐欺清算連帯」という保守系市民団体が「慰安婦問題の虚偽」が世界で認識されない限り、正常な国際関係を構築することは出来ない」として、6月末にはベルリンを訪問して慰安婦像の撤去を関係当局に求める予定とのことです。日韓関係の改善のために、韓国の良識ある方々のご活躍に期待したいと思います。

今月17日の下條教授の産経新聞でのコラムの表題は「有事に備え日韓改善の知恵を」とし、  文中では「慰安婦問題は本来外交問題になるはずもなかった事案」と書いておられます。
もし強制連行があったとするならば、このような表現はされないはずです。

下條教授が言われるように「有事に備え日韓改善」を考えるとすれば一刻の猶予も許されません。当該意見書が日韓関係の悪化に留まらず、我が国の安全保障に如何に深刻な影響をもたらすものであるか、別の機会に触れたいと思います。

また、初めに触れましたが今回の請願書について総務委員会では、その内容には一切触れられませんでした。坪内副委員長のご発言も単なる反対ありきのものでした。ということは請願書の内容そのものについては本質的にはご異存はないものと解釈致しますが如何でしょうか?

来年の竹島の日には今回の請願書の内容についても、多くの識者の方々にご議論をしていただければ、有意義な竹島の日になると思います。

また、今回の請願書が県議会事務局のホームページにアップされるまでに、数か月を要しますが、島根県民として竹島問題と慰安婦問題の関連性は知っておくべき重要なことであると思います。

この討論を聞いておられる方は、一人でも多くの方に伝えていただきますようにお願いいたします。

総務委員会の坪内副委員長は、本請願を「県議会ではなく政府に対してするべきである」と指摘されました。そうなれば、地方自治法第99条に基づいて既に提出されている当該意見書との間に、矛盾が生じることになります。

島根県議会が政府に対して、正しい歴史認識に基づいた新たな意見書を提出していただく前提として、平成25年6月26日付で決議された“日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める請願”並びに、これを基にして政府に出された意見書を無効とする決議を求めます。

以上

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【 成相議員・有志が撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択

アクセスカウンター

島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

意見書撤回を求める15回目の請願を提出しましたが、今回も不採択となりました。

不採択を続ける議会に対して意見表明する成相議員の発言はこちらです。是非ご覧になり、島根県議会の現状と請願者の訴えをお聞きください。

<令和4年2月定例会 3月16日 本会議 録画 >
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1006

0:58:12 ~  成相 安信 議員(無会派)発言

[ 請願者からの意見 ]
二月議会総務委員会の録音を聞かせていただきました。
私共の今回の請願書の趣旨はその表題にも書かせていただいた通り、当該意見書は共産党系の団体から出されたものであり、その採択時において自民党が党議拘束をかけたことは、民主主義の理念に反すること。
また、当該意見書は「多くの慰安婦が殺害された」「慰安婦は天皇からの贈り物」などという、我が国としては絶対に容認することができない誹謗中傷を誘引するものであることについて提起しました。
しかし、総務委員会では、内藤委員がその中で米国の教科書に、慰安婦問題について事実に基づかない記載があることを取り上げられたのみで、重要な個所も無視をされ議論と言えるものではありませんでした。
五百川委員に至っては「政府は河野談話を否定していない」「文句があったら政府に言うべき」といった従来の主張を繰り返すばかりでした。
私たちが何度も指摘した「河野談話の作成過程における政府検証報告書」については全く無視をしておられます。
我が国政府は外務省のホームページを通じて慰安婦強制連行説も性奴隷説も明確に否定しています。
河野談話が強制連行を認めたものでないことは、この政府検証報告書によって明らかにされているのです。
五百川委員の政府検証報告書を無視し、強制連行があったと誤読し主張されることは反日活動家の論理と同じものです。その姿勢から連想されるのは、現衆議院議員の杉田水脈氏が反日活動家の集会に参加した際に耳にしたという彼らの「最後の砦は河野談話だ」「私たちには河野談話があるじゃないの、これがある限り戦える」といった言葉です。
また五百川委員が主張される河野談話の解釈とその主張は、我が国を貶めようとする韓国側の論理と全く同じものです。 それを以下、順を追って説明いたします。
下條正男教授は竹島問題のエキスパートとして現在島根県立大学の客員教授でもいらっしゃいます。
下條教授は現在、産経新聞のオピニオン欄で連載中の「竹島を考える」という論文を執筆しておられます。
令和3年8月13日の記事では
「韓国は日本が下手(したて)に出ると増長し、次から次へと歴史問題を繰り出すのである。
慰安婦問題の「河野談話」は朝鮮半島の伝統的な術策に嵌った実例である」
また令和3年10月8日の論文では次のように指摘しておられます。
「日韓の歴史問題は河野談話を廃止したからといって解決しない。独断で廃止すれば韓国北朝鮮中国ロシアは大喜びである。一斉に日本批判を始め「右傾化だ」「軍国主義の復活だ」と騒ぎ立てるに違いない。」
これらの論文から明らかなことは「河野談話」は日本が術策に嵌ったものであるが、簡単に廃止できるものではないということです。だからこそ、政府から検証報告書が出されたのです。
何故廃止できないのか。それはそもそも「日韓の歴史認識の違い」といった領域の問題を「人類の普遍的な女性の人権や平和」といった価値観の問題に転化され、慰安婦像と共に世界中に広められてしまったからです。そういった意味において政府は河野談話を否定しないのであり、強制連行は明確に否定しています。
今回の委員会で五百川委員が発言されたように
【 河野談話が言ってるように、強制連行というようなことが行われたということを否定できない、否定できないとするならば、女性が自分で手を挙げようが、強制連行させようが、そういうふうな女性が体を売るような不幸なことは、歴史上繰り返さない方が良い。申し訳なかったというべきだ。】
とのご発言は正に「日韓の歴史認識」の話を「普遍的な女性の人権」に転化させた韓国側の論理です。
また、五百川委員は今回も「そのようなことがあったとするならば」と言われました。となればこちらとしても繰り返しますが「そのようなこと」の具体的事例をひとつでも示してみてください。
具体例が出せないということは、強制連行があったことにしたいという願望の顕れであると解釈します。
要は「為にする議論」としか言えないものです。根拠もなく我が国を貶めるこの発言は韓国の為の論理です。
そもそも慰安婦問題の本質は我が国の軍や官憲の組織的な強制連行の有無、という一点に尽きるのです。
ここで、視点を変えて「強制連行の有無」が、いつから「女性の普遍的な人権問題」に転化されたのかということを考えなければなりません。そのターニングポイントとして見逃してはならないのが、少女像とも言われる慰安婦像です。それが韓国の我が国領事館の門前に建ち、米国を始めとして世界中に建ち始めたのはいつごろか。
平成23年5月26日下條教授は参議院外交防衛委員会で以下の趣旨の発言をしておられます。
「韓国は島根県が竹島の日の条例を制定する2週間ぐらい前に、それに関連して東北アジア歴史財団を発足させ過去の歴史問題を含め、竹島問題を主として、慰安婦問題に取り組みました。アメリカとかカナダ、オランダの議会で日本に対する非難決議案を出しています。この背景にあるのは、韓国政府です。」
議事録ではかなりの長文ですが、極力圧縮すれば以上のとおり「韓国にとって慰安婦問題は竹島を封じるカードになっている」と指摘されたものです。
ということは、韓国側は竹島の実効支配力をより強めるために、慰安婦問題を日韓の歴史問題にとどめるものではなく、「人類の普遍的な女性の人権問題」に転化して、日本の国際的な信用を貶める戦略に出たものだと言えるのです。島根県の竹島の日条例の制定がその転機になったと理解しなければなりません。
この戦略は島根県や日本政府が理解できないものとしても、時系列的に見て韓国側の意志はそういったものであったと充分想定できるものであり、また現実もそうなっているのです。
島根県議会こそが当事者意識を持たなければならないのです。
また韓国側が竹島問題と慰安婦問題を如何に戦略的に関連付けているのかが、よくわかる事例が幾つかあります。いつでもお示しいたします。
島根県議会が慰安婦決議をされたとき、韓国側がこれを好意的に受け止め、元慰安婦のイヨンス氏から、当時の島根県議会議長にお礼の手紙が届いたことからみても、また米国グレンデール市の慰安婦像建立に抗議する日本人の母親に対してグレンデール市の市議が「日本の地方議会も強制連行を認めている」といった主旨の言葉を投げつけたことから鑑みても、五百川委員の論理は明らかに我が国側ではなく、韓国側の論理に立脚したものであると言い切れるものです。

本請願書の請願者のひとりである島根県立大学名誉教授の豊田有恒先生は島根県議会に対して抗議文を寄せられました。そこには
「いったい、島根県は慰安婦決議なる利敵行為で竹島を韓国に譲り渡すつもりなのでしょうか」
という一文があります。
このご指摘は大変重要なものです。

今、この討論を聞いておられる方々、そして後日この動画を見ていただいた方々にお願いします。
この動画は数日後に島根県議会事務局のホームページから見ることが出来ます。
出来る限り拡散して下さい。
今回の請願書も、先日の総務委員会の議事録も、県議会事務局のホームページでのアップは数か月を要しますが、必ずご覧ください。そして広めてください。
開かれた議会として議論をより広め、より深めていくことは大切なことです。
私たちは平和で豊かな国で育てられたことに感謝し、その国の礎を築かれた、あまたの戦没者の方々に感謝の誠を捧げるために、そして未来を担う子供たちのために、愛する日本を「性奴隷制度」を行った国にしてはなりません。
竹島を取り戻すためにも、当該意見書は絶対に取り消さなければならないものなのです。

以上

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【 成相議員・有志が撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7