ドイツ内を巡回し、フランフルトの教会関係施設「ドームの家Haus am Dom」で2019年10月28日から2020年1月14日に展示されていた慰安婦像。
その後、2月17日からフランクフルトのゲーテ大学キャンパス内建物のロビーで展示された後、やっと居場所が見つかったようで韓国人教会(Koreanische Evangelische Kirchengemeinde Rhein-Main )に設置され、3月8日に除幕式が開かれました。
聯合ニュース 2020.03.09 ドイツに2体目の少女像 除幕式開催
「【ベルリン聯合ニュース】旧日本軍慰安婦の被害者を象徴する「平和の少女像」がドイツ・フランクフルトの韓国人教会前に設置され、8日(現地時間)に除幕式が行われた。」
慰安婦像は(韓国内を除いて)公的場所に設置するのは困難になり、最近では米国や豪州メルボルンのように韓国人施設内に設置されるようになりました。
独内を巡回展示していた慰安婦像も結局は韓国人教会に設置となりましたが、懸念すべき点は支援団体です。
支援団体リスト(Zum Trägerkreis des Projekts „Friedensstatue“ gehören)
- 韓国福音派ラインマイン教区、
- EKHN(ヘッセン=ナッサウ福音主義教会) コリア パートナーシップ グループ、
- 福音教会フランクフルトとオッフェンバッハ事務局、
- EKHNおよびEKKW(クーアヘッセン=ヴァルデック福音主義教会)のエキュメニカルセンター
- ヘッセン州とナッサウの福音派女性協会非営利団体
このうち「福音教会フランクフルトとオッフェンバッハの事務局」はドイツでは公的機関のようなものです。
公の場所に設置は出来なかったものの支援は取り付けることが出来たということになります。
ドイツには慰安婦像設置活動を続けてきた韓国系団体Punggyeong Weltkultren e.V.があり、今後も注意が必要です。
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<参考 なでしこアクションブログから>
ドイツの教会Xmasミサ「慰安婦へ憐れみと寄付を♪」
http://nadesiko-action.org/?p=14335
独フランクフルト在住 日本人女性から 日本の皆様へメッセージ
http://nadesiko-action.org/?p=14270
独フランクフルト 慰安婦像展示 情報
http://nadesiko-action.org/?p=14081