Daily Archives: November 23, 2013

東大阪市議グレンデール訪問を支援した現地邦人有志グループ(TJN)からの報告

慰安婦像が建ったグレンデールの姉妹都市、東大阪市の樽本丞史(たるもとじょうじ)市議が11月15日にグレンデール市議・関係者を訪問しました。樽本市議の現地滞在は、慰安婦像反対に立ち上がった日本人有志グループTRUE JAPAN NETWORK(TJN)が、サポートしました。TJN事務局からの報告をご紹介します。
※TJNの活動のご興味のある方は、なでしこアクション問い合わせフォームからご連絡ください。
<参考>
樽本丞史 東大阪市議 グレンデール訪問 関連記事 まとめ

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TRUE JAPAN NETWORK(TJN)は 東大阪市議会議員、樽本丞史氏をお迎えいたしました。フルにサポートさせて戴きました。以下、行動報告と感想です。

Glendale市の姉妹都市、東大阪市から始めて来られた勇気ある議員で、これからの姉妹都市の関係強化を主目的に単独での訪米でした。TJNにとっても、初めてのサポートとなり、満足にできたかどうかは、今後の行動にかかっています。しかし、TJNメンバー皆が 長所生かし 役割を分担し無心で行動してくれたお陰で一定の成果をもたらしたと自負しております。

しかし活動資金皆無の状態のため、例えば 普通なら専門の通訳を付けるところ、知人に頼まざる得ず、それは公的会談の通訳としては程遠く悔やまれます。次回からはプロの客観的な通訳を手配する必要性を学びました。

振り返りますに、各新聞社に連絡、其の中で 産経新聞 読売新聞と当地Los Angeles Timesのインタビューが実現しました。特にLA Timesの記者は系列のグレンデールの地元紙Glendale News & Press紙に即掲載してくれたのは成果でした。
このURLは:
http://www.glendalenewspress.com/news/tn-gnp-councilman-from-sister-city-in-japan-visits-glendale-20131116,0,7864978.story

Glendale市当局には 初めての姉妹都市からの抗議の議員訪問ですから、身構えていました。日本に理解のある Weaver 市長は、会談には参加出来ず、一番敵対的なキンテロ議員とフリードマン議員及びオチョア・シティーマネジャーだけでした。 こちらサイドからは、 会談に樽本議員と通訳人のみが入場を許されたことからも、市当局が いかに防戦的な対応であったか明らかです。中心になっていたキンテロ議員が 公聴会時と同じ 「南京虐殺」などを持ち出すなど、樽本議員の訪米をどれだけ警戒していたのかが推測されます。

樽本議員の訪問により 今後の 姉妹都市関係で強化と 最終目標である 彫像撤去の重要な布石を打ったという事実は、7月9日の公聴会で声をあげた日本人居住者約100名の行動に、勝るとも劣らない価値があったものと思います。日本から見るとどうしても歴史認識一辺倒になりがちですが、ここ米国ではどの視点から対応すべきかを樽本議員に見ていただけました。 それは地域の問題だという点です。

先のBuena Park 市での公聴会では慰安婦像設置賛成韓国勢7名に対して、反論日本人はTJN 代表ただ一人でした。非常に運が強かったのは、韓国系副市長以外は米国の良識、常識あるアメリカ人であったこと。5人の市議会議員のうち3人は其のときすでにNOと言う答えを出されました。しかし一人の議員が、調査に時間が必要と決定を延期されました。樽本議員が訪問された 日系アメリカ人で 朝鮮戦争参戦退役軍人 ロバート・ワダさんの 市への訴えもあり 態度保留の議員の 調査の結果 否決決着されました。今後の他都市での展開に力を得た思いです。

強力な反日韓国勢は Glendale市の4人の市会議員たちに、数年をかけて周到に設置を目指して活動して来たことが分かります。このことから日本側は、官と民が、一枚岩になって周到に、この問題に取り組んでいかないとまずいと痛感いたしました。

その他の 樽本議員の活動は 日本総領事館、米国司法省地域社会関係局、グレンデール市日本庭園と茶室 等を訪問され 有意義な訪問であったと確信します。この訪問を基に今後の 行動計画を作成 行動が求められます。此れからが 勝負です。

<TJNメンバー感想>
【小笠原】
今の日本人は、今の韓国人に対抗しきるだけの抗体力は無いと思う。脅されたらやめるだろうし、家庭内からさえもサポートされるより足を引っ張られるという現実は多々ある。それゆえに切に望みたいことは、官民一体とは言うけれど、具体的に実感のあるものにしていただきたい。

【竹花】
樽本東大阪市議会議員のロスアンゼルス訪問に関し一言コメント。
まず、今回樽本議員がご多忙の中、自費で來羅され、エネルギッシュに全日程をこなされた事に敬意を表します。樽本議員は、言葉のハンディキャップや、環境の違いがあったとは言え、どうどうと意見を述べられ、基本的な趣旨を通されたと思います。今まで、姉妹都市から具体的なアクションが無かった中で、グランデール市は、此方だけでなく日本サイドの反響に驚いたものと思います。今回は、スタートラインに立ったと見て良いと思います。これを機に、日本とロスアンゼルスの皆さんが協力して目的を達成すべきと思います。又、今後は日本の政府を巻き込み、官民一体となって進むべきと思量します。

【陶守】
東大阪市代表訪問と言う貴重な 切っ掛けを 今後 有効に 活かすには 何をしたらいいか?真剣に考え 長期 短期の行動計画に沿って True Japan Networkとして行動したいですね。即 出来ることとして 11/19/2013の委員会で意見の出た 日本庭園の清掃奉仕活動を しませんか? 皇居の清掃奉仕に参加しましたが 清々しく 感謝の 気持ちさえ持てます。実現しましょう!

Friendship Garden and Japanese Tea House in Northwest Glendale