Monthly Archives: January 2019

在米50数年のご婦人(S5年生まれ)が発行するニュースレター「ポトマック通信」から「慰安婦問題」No.12

「ポトマック通信」は米国メリーランド在住の ワイルス蓉子 さんが発行しているニュースレターです。2019年新年号から「いまだに韓国政府が賠償金を要求し続ける慰安婦問題」をご紹介します。

※これまでの記事はこちら http://nadesiko-action.org/?cat=14
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ポトマック通信 2019年新年号
「いまだに韓国政府が賠償金を要求し続ける慰安婦問題」

※画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。読み易くご覧になれます。
PDF版も読みやすくご覧いただけます。

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小冊子『慰安婦ってなに?』ハングル版できました

kr book

なでしこアクション作成『外国人 超初心者向け 小冊子 What is“Comfort Women”? BASIC FACTS / 慰安婦ってなに? 』のハングル版が出来ました。
韓国の保守系と連携して活動されている有志の方に訳していただきました。韓国内でも配布する予定です。

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【 冊子データ 】 PDFデータ ※別ウィンドウで表示されます

<ハングル版>‘위안부’란? 기본적인 사실 한국어판
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2019/01/pocketbook_kr.pdf

<英語版> What is“Comfort Women”? BASIC FACTS
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2018/03/pocketbook.pdf

<日本語版> 「慰安婦」ってなに? 基本的な事実
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2018/03/pocketbook_JP.pdf

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日英版は有料で頒布しています。こちら「 小冊子 英・日版頒布」をご覧ください。

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2019.2.12 ハングル版印刷の支援金が集まり、印刷も仕上がったそうです。
皆様ご協力有難うございました。

2019.1 ハングル版を印刷して下さる有志の あぼともこ さんが支援金を募っています。
ご協力いただけるかたよろしくお願いいたします。

カナダ通信NO.3「移民推進派の坂中 英徳氏がトロント大学で講演」

カナダの在住のマリノフ利江さんの「カナダ通信NO.3」をご紹介します。
日本の外に住んでいるからこそ見える日本、カナダの現地の情報などをお届けします。
是非お読みください!

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2月7日、移民推進派の坂中 英徳氏がトロント大学の Munk School of Global Affairs(ムンク国際問題研究所)で演題「ACCEPTING FOREIGN WORKERS: JAPAN’S NEW POLICY」の講演を行います。これは主催は日本研究センター(Centre for the Study of Global Japan)で在トロント総領事館が共催するJAPAN NOW Lecture Series のひとつです。

坂中 英徳氏は50年間で1000万人の外国人移民の受け入れ」を主張していおり、なぜこのような人がトロントで講演をするのでしょうか。十分な議論がまったくされずに出入国管理法改正案が成立しましたが、ほとんどの日本国民はこの法案に反対です。日本の実情を知らないカナダ人が元東京入国管理局長である坂中氏の話を聞いたら「日本の移民受け入れはしかたがない」と思うでしょう。「移民は日本に必要である」という世論をカナダ国内で作り出すために、日本からこのような人を呼び講演をさせるのでしょうか。

日本センターは2017年に日本が約5億円(US$500万ドル)を出資して設立された研究機関です。この設立が発表された時、トロント在住の日本人はこのセンター設立を冷ややかな目でみていました。日本人の税金を使うのであれば、カナダ国内において正しい歴史認識が発信できるようなセンターをつくるべきだ、とうのがトロント在住の日本人の切実な願いです。また税金の無駄使いだろう、という強い反発があったのです。

坂中氏の講演だけが問題ではなく、トロント大学という非常にリベラルな大学で行われる講演会は、日本に関するトピックだけでなくすべてがグローバリゼーションを礼賛し健全な国民国家や歴史や伝統を否定するような講師だけが講演をしているのです。

日本の実情を知らないカナダ人と書きましたが、象牙の塔の中、安全なところで研究をしている学者を除いて一般のカナダ人は「日本は移民を受け入れるべきではない」ことを良く理解しています。それはカナダ自身が移民問題で苦しんでいるからです。ヨーロッパやカナダの移民政策の失敗から何も学ばず、日本は移民を受け入れるべき、と主張する政治家はまったくの勉強不足としか言いようがありません。もし、日本が外国人を受け入れるなら、徹底的な議論が必要なのにそれもない。無責任としか言いようがありません。日本の移民受け入れに反対するカナダ人が多いことを日本に人にも知ってもらいたいのです。

以上

【お知らせ 2月18日杉田水脈 講演会】 ゲスト なでしこアクション山本優美子(Channel AJER主催)

自民党衆議院議員 杉田水脈 先生の講演会に なでしこアクション代表 山本優美子がご一緒させていただきます。
是非ご参加ください。

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ChannelAJER特別企画 杉田水脈講演会 歴史戦最前線

テーマ:徴用工問題で変わる!日韓関係
講師:自民党衆議院議員 杉田水脈
特別ゲスト:なでしこアクション代表 山本優美子

昨年後半、旧朝鮮半島労働者の日本企業への強制労働裁判の判決から、悪化の一途をたどる、日韓関係。

国連で従軍慰安婦問題の真実を訴えた、二人が再会し、今後の日韓関係について語り合います。

杉田水脈先生には、徴用工問題について、山本優美子氏には、新たな国連からの勧告についても語って頂きます。

皆様、是非、ご参加下さい。

日程:2019年2月18日月曜日
会場:ナレッジソサエティ セミナールーム
千代田区九段南1-5-6りそな銀行九段ビル 5階
当日は、18時以降は正面玄関が締まっていますので、ビル裏口よりお入り頂きます。
https://www.k-society.com/access/
開場:17時30分 開演:18時~20時30分
会費:一般¥3,000
ChannelAJERプレミアム会員¥1,500
定員:60名 定員になり次第締め切らせて頂きます。
お申込みは、下記お申し込み先へ、メール、電話、または、FAXにてお願い致します。
お申込みご連絡先:チャンネルAJER運営事務局 栗山勉 宛
電話:090-6006-3479
Fax :048-430-5905
Mail:support.ca@ajer.mygbiz.com

AJER_201802.18

レーダー照射事件について 長尾秀美 氏(元在日米海軍司令部渉外報道専門官)解説

長尾秀美(元在日米海軍司令部渉外報道専門官・小説家)氏から 「レーダー照射事件について」 解説をいただきましたのでご紹介します。

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韓国海軍駆逐艦クァンゲト・デワン(広開土大王)が海上自衛隊のP-1哨戒機にレーダーを2度も照射しました。この事件については、今日まで、韓国側が次第に且つ異様に日本への非難を強めています。

 なでしこアクション関係者には耳慣れない言葉が飛び交っていると思いますので、少し説明させてください。自衛隊に限らず、どの国の軍隊(特に空軍)でもレーダー照射は大事件になります。その要点は、航空機が相手(軍用機、軍艦、地上の軍事レーダー施設など)からレーダー照射を受けたら、その航空機(今回はP-1)は戦闘状態に入っていると判断し、退避行動を取ります。逆に相手を攻撃することもあります。

 今回の防衛省の反応について、下記の説明が一番分かりやすいと思います。少し長いですが、皆さんに読んでいただければ幸いです。

 尚、韓国海軍駆逐艦は勿論、P-1哨戒機も武器だということ、駆逐艦も哨戒機も救難活動に携わりますが、その本来の役割は防衛のためで、常に警戒活動や訓練活動をしていることを理解してください。

2019年1月3日
長尾秀美

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12月28日、防衛省は20日に日本海で発生した海上自衛隊P-1哨戒機への韓国海軍駆逐艦クァンゲト・デワンからの火器管制レーダー照射事件の動画を公開しました。

 驚いたのは韓国海軍の駆逐艦「クァンゲト・デワン(広開土大王)」とすぐ傍に居た韓国海洋警察の警備救難艦「サンボンギョ(参峰号)」は、彼らが捜索していた目的の北朝鮮の漂流漁船らしきものを既に発見しており搭載艇を出して回収中だと思われることです。

 これで「波が高かったので漂流漁船を捜索する為に水上捜索レーダーだけでなく対空用のMW-08三次元レーダーを対水上モードで使用した」という韓国側の説明はおかしなことになります。目の前に視認できる距離で探していた漂流漁船を発見済みであるなら、通常の航海では使う必要が無いMW-08を船の捜索目的で稼働させる理由がありません。また現場の海はとても穏やかで波の高さは1m程度、冬の日本海とは思えないほど波が小さく静かな海況です。韓国側の波が高かったという説明は首を傾げざるを得ません。

 自衛隊は韓国駆逐艦からFCレーダー(火器管制レーダー)の照射を受けたことを明確にしています。韓国駆逐艦クァンゲト・デワン搭載のSTIR-180火器管制レーダーのことです。基本的にこれはMW-08三次元レーダーで捉えた空中目標に対してSTIR-180を照射して艦対空ミサイルを誘導するという使い方をします。そしてSTIR-180は稼働中も常時回転はせず、MW-08は稼働中は常時回転するという明確な違いがあります。MW-08は回転しながら360度全周にレーダー波を出しているので電波の当たり方がレーダーアンテナ回転数の周期的なものになります。対してSTIR-180は常時回転をせずアンテナを目標に向けたらレーダー波は当たりっ放しになります。このように電波照射の特性が全く違うので、誤認することは考えられません。そもそもMW-08はCバンド、STIR-180はXバンドで周波数も違うのです。自衛隊は韓国駆逐艦がMW-08三次元レーダーを対空目標の捕捉追尾用として稼働させSTIR-180火器管制レーダーを哨戒機に向けて使用したと判断しています。

 またP-1哨戒機からの無線での呼びかけを無視した点について韓国側は「電波が弱く受信できなかった、海洋警察を呼び出していると思った」と説明していますが、海上自衛隊のP-1哨戒機は明確に韓国海軍駆逐艦クァンゲト・デワンの艦首に描かれた艦番号971を名指しして呼び続けています。目と鼻の先の距離で天候も穏やかな状況で電波が受信できなかったというのは無理があります。国際VHF(156.8MHz)と緊急周波数(121.5MHzおよび243MHz)の3つのチャンネルから呼びかけを聞いていながら意図的に無視したと受け取るよりほかありません。漂流漁船を捜索していた艦艇が緊急周波数の呼びかけに気付かなかった、北朝鮮海軍とのホットラインにも使っている国際VHF(韓国では国際商船共通網と呼称)に気付かなかった、そのような説明を信じることは出来ません。もし聞き取り難かったのであれば再送するように問い掛けるべきで、通信を試みようとしていないのは不可解です。

 韓国側の説明は、気象条件、漂流漁船の位置、レーダーの使用理由、無線の応答、いずれも虚偽であったと判断するしかない状況です。日本側のP-1哨戒機の飛行状況については、相手の艦艇の真上を低空で飛ぶような危険行為は一切していないことがはっきりしました。

 イギリスのロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部講師アレッシオ・パタラーノ博士はTwitterで、自身がP-3C哨戒機に搭乗して低高度を飛行した経験および逆にP-3C哨戒機からの観測を受けた経験を踏まえた上で、「今回のP-1哨戒機の飛行は全く脅威的なものではなかった」とコメントしています。

 またパタラーノ博士は「P-1哨戒機の観測対象との距離の取り方は全く通常のものである」、そして「最も大きな問題は韓国艦が火器管制レーダー照射の意図について尋ねられても返事をしなかったこと」であり、このようなことは普通ではないとしています。

以上

<参考>
防衛省が韓国駆逐艦レーダー照射事件の動画を公開
2018/12/27 ·JSF | 軍事ブロガー 2018/12/28(金) 18:30
[出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20181228-00109402]