バージニア在住なでしこ仲間からの報告です。
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慰安婦記念碑が建ったバージニア州フェアファックス郡のBulova郡議長に兼ねてから面会を申し入れてきましたが、なかなか会ってもらえず。やっと30分間の時間制限付きで議長のアシスタントに会うことが出来ました。
当日、私達はバージニア在住の日本人女性3名で訪問しました。最初は双方穏やかに話をはじめましたが、話を進めるにつれ、私たちにとって大変厳しい状況であることが分かりました。
私達の質問に対するアシスタントの答え・反応をご紹介します。
【質問1】カウンティ内に住んでいる、日本人の血を引く子供達(アメリカ国籍)が少なくない事を伝える。
【反応】子弟の状態を心配する様子は一切なし
【質問2】日本人だけでなく、碑の建立に関するカウンティと関係者のミーティングについて公にされないのはなぜか?
【回答】なぜしないといけないのか?
【質問3】カウンティ庁舎という公の建物の敷地内に建てるということは、カウンティがバックアップすることを意味し、公にする義務があるのでは?
【回答】特に必要はない。カウンティは、WCCW(Washington Coalition for Comfort Women Issues)側からオファーを受け、Human Traffic(人身売買)は、カウンティ内でも社会問題であるため、問題ないと判断し、了承した。公の場所に建てる事に、特に問題はない。
【質問4】20万人を強制連行したという物的証拠もなく、Korean側の言い分しか聞いていない。日本人を一方的に責めるもので、日本人やその子弟がイジメなどで影響を受ける。
【回答】日本軍が悪い事をしたのは事実であり、問題ない。違う側面から考える必要もない。イジメが起きているのは各学校の問題。
【質問5】この碑がカウンティ庁舎内に出来ることで、イジメられる子供達が増える。その対処や予算、責任者は明確にしているのか?
【回答】そういった問題は、カウンティ中でも教育長の管轄になるので、教育長に問い合わせて下さい。
【質問6】この碑が継続的な平和教育、人権教育の一環であるという証拠として、その予算、プログラムを示して下さい。
【回答】特にこれといったプログラムはない。詳細は教育長に問い合わせて下さい。
【質問7】慰安婦の記念碑を建てる活動をしている人の中には北朝鮮出身者、北朝鮮関係者もおり、韓国内でも問題になっているが。
【回答】どこの国出身であろうが関係ない。訴えは差別なく聞かなくてはならない。
【質問8】それは逆に、日本人への差別にならないのか?
【回答】ならない。北朝鮮だから聞かないというのは、日本人の差別なのではないか?
【質問9】アメリカと北朝鮮は国交がない上、日本と北朝鮮は拉致問題で外交問題として解決に歩み寄ろうとしているさなかなのに、これでは一地方自治が国の外交権を犯していることになるが、そういった意識はないのか?
【回答】特にない。
【質問10】日本軍の強制性については証拠が見つかっておらず、日本人としてはあったかなかったかも分からない事象について罰されているようなものなのだが、その点については、どうか。
【回答】軍部による強制性云々ではなく、としはもいかない少女が、金銭の授与があったかなかったか関係なく、売春をさせられていたという事実に注目している。その啓蒙として、記念碑は建立に値する
【質問11】韓国軍、アメリカ軍も朝鮮戦争、ベトナム戦争で、同等のことをしているがどうして、日本軍だけなのか? それこそ、差別そのものではないか?
【回答】(怒りを露にして) WCCWの要請だったため、関係ない。
【質問12】「慰安婦20万人」という数は、日本軍の数を想定して50人に1人の割合で勝手に想定した人数だともあり、確証がない。実際には、1万人などという説もある。今後起こらないように史実を正しく伝えるには、日本軍だけでなく、米軍、朝鮮軍も入れなければおかしい。どうして犠牲者に日本人女性が含まれていないのか、それも文章として正しくない。日本人に対する差別だと思わないのか?
【回答なし】
【質問13】誰がこの文章を決めたのか?カウンティーのスタッフは、この碑文の内容を、あらかじめ検証したのか?
【回答】カウンティは、まったく関与していない。WCCWが碑を建てたいと要請してきたので、承認しただけであり、碑の内容はすべてWCCW側が作成した。抗議するならWCCWにして下さい。カウンティは関係ない。
全くの満足いかない状態で面会を終え、当方3人のメアド、住所、名前を記して、Bulova氏からの回答を要望しました。その結果、後日仲間の1人のメアド宛に回答がありました。
内容は、
1.WCCWにアプローチされたのは2013年はじめ
2.WCCWが工費、管理費全てを出すということで承認した
3.質問がある場合は、直接WCCWに問い合わせ下さい。
4.イジメ予防に関する質問は教育長に問い合わせして下さい。
※関係者でもないのに、カウンティ内の韓国系議員にCCされていた
振り返って
今回の経験で分かったことは、Koreanに話を持ち込まれたからというだけでなく、元々日本人蔑視の空気や素地がBulova氏やそのスタッフ周辺にあること。それぞれが公に仕えるという職位にある意識がかなり低く、公平性、公正性といった考えの欠如、偏りが顕著であるということ。
今後は、日本人子弟へのイジメ防止を最優先するため多方面にアプローチし、日本人への逆差別、人権侵害問題として訴えていくことを考えています。