映画「主戦場」研究不正事件について上智大学が調査開始決定

映画「主戦場」の被害者の一人である藤岡信勝氏のフェイスブックの投稿(2019/12/20)から全文をご紹介します。

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上智大学が本調査開始を決定!

上智大学がついに中野晃一、デザキ・ミキネの研究不正事件について、本調査の開始を決定しました。まず、簡単に経過を振り返ります。

ケント・ギルバート、藤岡信勝、藤木俊一、トニー・マラーノ、山本優美子の民事訴訟原告団5名は、訴訟とは別に上智大学に対しても8月28日、代理人弁護士を通じて「通告書」を内容証明郵便で送り、中野・デザキを、研究倫理によって守られるべき研究協力者の人権を侵害しているとして告発しました。

その後、途中紆余曲折はありましたが、上智大学は、11月1日までに5名から成る調査委員会を以前のものと比べ、当方が異議申立をした2名のメンバーを変えたうえで改めて組織し、その内の3名を任命して予備調査委員会を結成しました。予備調査委員会の委員長には、上智大学の学内から教授が就任しました。

予備調査委員長は双方の主張や情報を総合して客観的には判断する立場です。当方の5名に対しては、デザキの取材を受けた経過と、中野の関与をどのように認識しているか、資料の提出を求めました。それに対し、当方は誠実に対応し、かなり膨大な文書を届けました。

上智大学の研究不正に関する調査のやり方を定めた規則によれば、予備調査委員会は付託を受けてから30日以内に調査委員会に対し予備調査の結果を報告しなければなりません。ですから、予備調査委員会は12月1日までには調査委員会に対し報告を行ったはずです。

12月18日付けの通知が19日についに届きました。それによれば、本調査を実施することになったとのことです。ついては規定に従って5名の調査委員の氏名と所属を知らせるので、異議があれば来年の1月8日までに異議申立書を提出することを求めてきました。

これは、予備調査委員会の調査を実施した結果として、調査委員会は「人権侵害の告発」に対し中野・デザキについて「嫌疑あり」と判断したことを意味します。これで常識的に考えて、中野・デザキは全く無傷にすむことは考えにくいことです。

これで第一のハードルは越えました。国際反日工作員養成所と化した、大学院グローバル・スタディーズ研究科の中野教室は、かなり追い詰められたことになります。戦いはこれから本番です。

以上

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<参考サイト>

映画「主戦場」被害者を支える会
https://punish-shusenjo.com/wp/

映画「主戦場」上智大学研究不正事件の全体像
https://rinri.punish-shusenjo.com

独フランクフルト在住 日本人女性から 日本の皆様へメッセージ

教会施設に慰安婦像が展示されているドイツ・フランクフルトから、現地在住の女性が日本の皆さんに是非お伝えしたいとなでしこアクションに送ってくださったメッセージをご紹介します。

こちらに掲載している、慰安婦像、展示施設、慰安婦の本の情報と合わせて是非お読みください。

独フランクフルト 慰安婦像展示 情報
http://nadesiko-action.org/?p=14081

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PDF版はこちら

令和元年(2019年)12月7日

独フランクフルト在住 日本人女性から
日本の皆様へメッセージ

 

ドイツでは、コリア系慰安婦像団体のインターネットサイト、キリスト教関連のサイトはもちろん、テレビ、新聞、ラジオ、小説、日本旅行ガイドブックにまでもとんでもない嘘の日本の歴史が書いてある他、慰安婦=アジアのホロコースト、ナチス=日本軍という前提を浸透させる工作が確認されています。

南ドイツ新聞から河野談話のドイツでの解釈を紹介します。「1993年、日本政府はいわゆる河野談話によって、軍隊がこの野戦売春所を運営していた事を認識していた。談話によると、たくさんの女性達が日本の役人や軍人の直接の関与によって売春(Prostitution)へ強制連行(verschleppen)された。 日本の現在の安倍晋三首相は、この事実を常に否定してきた。」

ドイツ公共放送ZDF(ドイツ第2テレビ)は、2016年日韓合意をこう報じました。「私達の様に残忍な戦争犯罪を日本がやっと韓国の慰安婦に謝った。」

在独邦人が顔と名前を出して反論に動いたら、聞く耳すら持って貰えないどころか、直ぐに歴史修正主義者のレッテルを貼られ、社会的に抹殺されてしまいます。とても危険なのです。

ドイツではナチスを肯定する事、見直そうとする事もタブーで法律でも禁止されています。

この様に工作の浸透してしまったドイツに、“世界の性暴力“の為と称し慰安婦像が展示され、ドイツ人のナチス教育専門の教授の説得力ある序文と荒唐無稽なエピソード満載の反日プロパガンダ本が、慰安婦像と共に、今後いつでも受け入れ先さえ決定すれば、ドイツを巡回してしまうのです。

実は、ドイツ人は“戦争“についてもうお腹いっぱいです。しかし腹の中では、自分は反省している様に見せかけて過去と関係なく生きて行きたい、ナチスの呪縛から自分だけは解放されたいと思っています。移民に何か言えば、直ぐ「ナチ」と呼ばれる、それを恐れています。

そういうドイツ人が、日本を断罪する事は、まるで自分は反省を乗り越えて、正義の味方になった様な錯覚を味わえることなのです。だから嬉々として韓国人側に着くのです。

その上、ドイツ人は韓国のキリスト教の実態など知る由もなく、キリスト教徒が多い韓国人に親しみを持っています。ドイツのキリスト教は多様化、個人主義、性暴力や不正(今回フランクフルトで慰安婦像を展示しているリンブルク司教区でも性暴力、司教による性暴力事件隠蔽、司教による膨大な額の私的流用事件がありました)で信者が激減し、それに伴って教会税収も激減。それに代わって韓国人キリスト教徒が教会税を払って、少数の年寄りばかりがミサに来る寂れたドイツの教会に、活気をもたらしてくれるのです。それはドイツの教会にとって願ったり叶ったりなのです。

韓国人のキリスト教共同体は徐々に影響力を増して来ています。韓国企業の進出、ドイツでの成功により韓国人の人口が増え、その子供達を教会共同体は集めます。それまで教会に熱心に行かない様な韓国人も子供の為、韓国人との繋がりの為に参加するようになります。ですから韓国人の共同体の繋がりは強固で力を持っています。

一方、在独邦人は宗教共同体も少数派で、似た境遇の者同士だけで集まり、繋がりは非常に希薄で、そういう点でも全く歯が立ちません。

私はこちらでたくさんのドイツ人に助けられ生きてきました。「“それでも“日本が大好きだよ」と言ってくれます。(何かどこかで日本について良からぬ事を見聞きしているのでしょう)

現在の所日本の歴史問題で私を攻める人は殆どいなく、冷静さは保たれていますが、今後更に反日歴史のプロパガンダが広まると、トラブルの時に差別や侮蔑が露見したり、文化も教育もモラルも違う人達からの攻撃対象になる可能性もあります。

あいちトリエンナーレ以降「あの慰安婦像は別に良い」という風潮が散見され、私は危惧しています。何故なら、実際には“その場その国”に“合った形で段階的に入り込み、ドイツの場合には“プロパガンダ本“が一緒に広められるからです。そしてそれが反天皇プロパガンダ本なのです。

どうか日本の皆様にドイツの状況についてより多くの関心を持っていただき、何とかこの状況を変える為にご協力をお願い致します。

以上

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アパの第103回勝兵塾月例会
「フランクフルトの慰安婦像」について山本優美子がお話しした動画です。

サンフランシスコ周辺 2019年末 抗日イベント情報 ~ アイリス・チャン公園、南京大虐殺記念日

サンフランシスコ在住の方からいただいたサンフランシスコ周辺 2019年末情報をご紹介します。

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2019年、この秋以降のサンフランシスコ及び近辺で行われた抗日イベントについての情報です。

◆「アイリス チャン公園」オープン

先月11月、シリコンバレー南方のサンホセに位置する10521平方メートルの土地を公園とし「アイリス チャン公園」と名付けられ、オープンしました。

この計画は右往左往しながらも、アイリス・チャンの両親や抗日団体などが押し続け、地元の中華系議員などと協力して遅れながらも完成となりました。

park

Guangming Online 2019-11-11
U.S. city honors late Chinese-American writer with memorial park
https://en.gmw.cn/2019-11/11/content_33309820.htm

◆ 南京大虐殺82周年記念

12月8日、いわゆる南京事件(中華系の呼び名は南京虐殺、大虐殺等)の82周年記念がサンフランシスコでも例年通りありました。

主な出席者は、レイプ オブ ナンキン連盟、慰安婦正義連盟の創設者、リリアン・シン、慰安婦正義連合のプレジデントのジュディス・マーキンソン、慰安婦決議を推進した元市議エリック・マー、慰安婦問題推進でサンフランシスコで資金提供をしているジョナサン・キム、サンフランシスコ中国領事館副領事、新しく選ばれたサンフランシスコ地方検事、そしてアイリス・チャンの父母などです。

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中国侨网 2019年12月10日
纪念“南京大屠杀”82周年活动在旧金山举行
http://www.chinaqw.com/hqhr/2019/12-10/239264.shtml

しかし、今年の集いはサンフランシスコでの中華系の抗日活動に関していつもと違ったものを感じます。

中国領事館の総領事不参加。
抗日の市議たちが不参加。
抗日連合会も不参加のようす。
新聞、ネット情報、ビデオが極端に少ない。
テレビでの宣伝がほとんどない。
英字でのニュース記事が非常に少ない。
英字やYouTubeビデオでは、抗日活動家の名前や動画部分をだしていない。

ここ数年ではありえないことです。

◆ 中華系の反日活動が突然静かに・・・?

「主戦場」映画についても、サンフランシスコ辺りの上映が予定されていないようです。

通常はUCバークレー大学やサンフランシスコ州立大学といった抗日活動をしている教師などのいる学校で慰安婦映画などをよくやっていたのですが。

この夏まで活発だった中華系の慰安婦問題の活動は突然静かになり、韓国系のみにてされているような印象を受けています。

今年9月の慰安婦像設置2周年記念行事も日本からの学生や在日などのスピーチを目玉にしたようになりました。

ウェブサイトも夏以降、中華系の活動が現れず、Facebookも韓国系のコメントのみという印象になりました。

韓国系活動家による慰安婦問題はもともと南カリフォルニアで活発だったことを考え合わせると、「主戦場」がサンフランシスコ界隈で上映されないというのも、中華系が慰安婦問題の活動から手を引いたという推測と合致するやもしれません。

慰安婦問題や南京事件等を抗日活動に利用している中華系は、和平統一促進会等のメンバーでもあり中国の政治と直結して指導が行われていると思われるので、サンフランシスコでの抗日活動に関しては国の方針が変わったのではないかと思います。特に夏以降日本にすり寄る動きと歩調をあわせているように感じます。

日本が今のようなぼんくらだと来春まではこの静けさを保つかもしれませんが、その後は一気に活動再開、全開になるのではと危惧します。

以上

12/8 映画「主戦場」上映会 文京区民センター 主催:憲法を考える映画の会

12/8(日)に行われた『映画「主戦場」上映会に一緒に行こう!鑑賞ツアー』に参加した藤岡信勝先生がフェイスブックに投稿された参加報告をご紹介します。

12.8「主戦場」上映会に参加しました

12月8日、映画「主戦場」の上映会が文京区民センターで開催され、但馬オサム氏の提唱した鑑賞ツアーに参加しました。「主戦場」詐欺事件の被害者のケント・ギルバートさんもおいでになりました。入場料が1000円とダンピングされたこともあり、この機会にこの映画の批判活動をしようとする人たちにも参加を呼びかけましたが、僅かな告知期間だったにもかかわらず、推定40人くらいの人が参加しました。(もっといたかも知れません)

私は13:15ころに現地に着いたのですが、受付はまだ始まっておらず、3階の入口から1階の階段まで長蛇の列でした。会場は200人の参加者で一杯でした。私とケントさんは自分で椅子を増やして会場の最前列に座りました。上映の開始はやや遅れました。最初、数回の上映ミスがあり、昔の田舎の小学校のグラウンドで行われた映画会を思い出しました。よくフィルムが切れたものでした。

劇場よりも少し明るく、メモを取れたのはラッキーでした。上映後、早稲田にあるwamの事務局長・渡辺美奈氏がトークをする予定でしたが、「手違い」で来れなくなったと主催者は説明しました。私たちが参加することがわかり、「逃げた」というのが一般的な解釈のようです。

映画が終わると、司会者(主催者)のところに行き、名刺交換をして、出演者として話す時間をいただきたいと申し入れました。主催者は穏やかな紳士で、「よく来て下さいました。まず、会場から10人、一人3分くらいで感想を言ってもらい、その後ご発言いただきます」と約束してくれました。

会場からの発言は、8割が主催者側の立場の人で、この会の常連の方々らしく、映画の内容とは関係のない、定番の話を長々と話していました。こういう体験は保守系の集会でも散々味わってきたことで、「右も左もこういうところは変わりがないな」と実感した次第です。

ケントさんは取材を受けた経過と、慰安婦のことについて話しました。私は、取材の経過と、国と国との関係で「国家は謝罪しない」という自分の発言が、国内問題での政府と国民の関係に文脈をねじ曲げられたことを話しました。そして、私が強調したのは、この映画はプロパガンダ映画としては巧妙にできているが、研究としては無内容であること、それは「20万人」「強制連行」「性奴隷」の3つの論点のどれについても、何等結論を出さずに放り出していて、「20万人」については、吉見義明氏すら「5万人」としか言っていないことなどを指摘しました。

会場では言う時間がありませんでしたが、6月3日の記者会見で出崎は、「リビジョニスト」の定義を聞かれ、<「20万人」「強制連行」「性奴隷」という確立した3つのことを否定する人>と答えていました。この定義によれば、吉見氏もリビジョニストであり、そればかりでなく、3つの事実を結論として出さなかった監督の出崎自身がリビジョニストになります。こういうデタラメな映画なのです。

反対派の中にも、映画でどういうことがわかったか、理性的に観なければいけないと発言する人もいて、出演者である私たちの発言は、普段聞いたことのない、新鮮なものであったようです。

私の発言の途中から、発言を妨害するための野次が酷くなりましたが、それは、このまましゃべらせてはまずいと気付いた確信犯左翼のワルがいたからで、それ自身、声の大きさを論証に代える敗北宣言です。反対派の中にも、発言封殺の野次はおかしいと感じた人はいたはずです。

ある保守系の参加者によれば、このような両方の発言を聞く機会は画期的なものであるそうで、ツアーの企画はよかったのではないかと思います。ただ、保守派の人々の中で手を上げて発言を求める人が少なかったのは残念でした。

今後もこのような機会には声をかけて下さると主催者はおっしゃいました。話のわかる方でした。主催団体は「憲法を考える映画の会」で、50回以上の映写会の実績があるようです。なかなか手強い団体です。帰りに500円で、憲法問題を考える映画を列挙した分厚い冊子を買いました。

映画「主戦場」が卑劣な詐欺映画であることに変わりはありません。制作過程が詐欺、内容も詐欺、そしてある人の主張では、1年も経たないうちに1800円から半額に近い1000円にダンピングしたのも詐欺で、1800円で観た人は「金を返せ」と言いたいのでしょう。要するに「主戦場」は三重の意味で詐欺映画なのです。

しかし、この映画は、出崎の上智大学の修士論文を擬装して制作されたもので、協力者に無断で商業映画に使われたものです。学術擬装詐欺と呼ぶのが正確なネーミングです。詐欺行為を主導したのは指導教授の中野晃一です。上智大学では中野の研究不正疑惑を扱う調査委員会が設置され、審査が公正に行われれば、懲戒解雇は必至です。さらに、裁判が公正に行われれば映画は上映差し止めとなるはずで、「主戦場」問題は終焉します。

以上

<参考ニュース>
東京スポーツ 2019年12月23日
慰安婦映画に”ダマされ”出演 ケント・ギルバート氏ら上映会に突撃
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/movies/1669902/

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ジャーナリストの但馬オサム氏から、『映画「主戦場」上映会に一緒に行こう!鑑賞ツアー』のご案内です。

国連、ユネスコなどで韓国団体と協力し、現在も世界中に「慰安婦=性奴隷」を広める活動をされている、慰安婦問題の専門家 女たちの戦争と平和資料館の渡辺美奈事務局長のトークもあります。活発なトークのやり取りを期待します。

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但馬オサム氏のFacebook投稿から

拡散希望!

ジョン・レノンの命日である12月8日、都内で詐欺映画『主戦場』の上映会があります。

場所はつくる会のおひざ元で、保守系イベントの聖地・文京区民センターという、実にアグレッシブな上映会。

つきましては、『主戦場』被害者の皆さんと同映画を観るツアーを企画しています。
お誘い併せの上、ぜひお越しください。

1部と2部の間に、渡辺美奈さん(「女たちの戦争資料館」のトークもあります。彼女への質問も随時用意していただければ嬉しいです。

・ペラペラのウィンドウブレーカー、軍手、ラスタ帽、ゲバラのダサTなど、左翼ファッションでキメるのもいいかもしれません。

・あくまでラヴでピースな鑑賞会です。上映を妨害するようなヤジはお慎みください。あまりの内容のひどさに思わず洩れるため息はその限りではありません。

12月8日 東京文京区センター3A会議室 上映開始13・30~
アクセス 地下鉄丸ノ内線後楽園 大江戸線・三田線春日 (いずれも徒歩2分)
料金1000円(ついにダンピングw)左翼への香典として。

当日は12・00~20くらいに一階ロビーに適当にお集まりください。

事前申し込みは要りませんが、メッセンジャーに一言入れてくれると超うれPです。
コードネームは「ハッピー・クリスマス」

終わったら、軽くミーティング&親父飲みもいいですね。

それではみなさま Give peace a chance!

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上映会 主催者 憲法を考える映画の会 より
『主戦場』(12月8日)のご案内

http://kenpou-eiga.com/?p=2465

と き:
2019年12月8日(日)①13:30〜17:30 ②18:00〜20:30
(今回は2回上映を行います)

ところ:
文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅A2出口2分・後楽園駅4B出口5分)

プログラム:
第1回目上映 13時30分 開会 映画のご紹介
13時40分〜15時50分 映画「主戦場」(上映時間122分・2018年製作 監督:ミキ・デザキ)
16時00分〜17時00分 トークシェア(出演者・渡辺美奈さんをまじえて)
17時00分・第1回目上映終了閉会予定

第2回目上映 18時00分 開会 映画のご紹介
18時10分〜20時20分 映画「主戦場」(上映時間122分・2018年製作 監督:ミキ・デザキ)
20時30分 第2回目終了予定(第2回目は上映のみでトークシェアはありません)

参加費:一般1000円 学生・若者500円

2019.12.8_bunkyo_kumin

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<参考サイト>

映画「主戦場」被害者を支える会
https://punish-shusenjo.com/wp/

映画「主戦場」上智大学研究不正事件の全体像
https://rinri.punish-shusenjo.com

独フランクフルト 慰安婦像展示 情報~ 現地報告と抗議レター

◆ 独フランクフルト 慰安婦像展示 情報

ドイツ フランクフルトの大聖堂の向かいにある、教会関係施設ドームの家Haus am Domで慰安婦像が展示(2019年10月28日から2020年1月14日)されています。
2018年夏にはハンブルクの教会でも展示されました。
各地の教会に展示が広まっていることが懸念されます。

今回の展示のサイトがこちらです。
↓ https://hausamdom-frankfurt.de/beitrag/2810-14012020-eine-maedchenstatue-fuer-den-frieden/
FRANKFURT
<説明文の日本語>
10月28日ー2020年1月14日
平和の為の少女像
慰安婦像 ー 韓国人芸術家が性奴隷と戦争犯罪を想う
—(慰安婦像写真)— ©Seo Kyung und Eun Sung Kim
戦争時だけでなく、性的暴力の記念碑

2019年10月23日 – フランクフルトのハウス アム ドーム(Haus am Dom)では、10月28日月曜日から2020年1月14日まで、韓国の芸術家夫婦キム・ソギョンとキム・ウンソンによる彫像が展示されます。像はいわゆる慰安婦を表現し、女性に対する性暴力犯罪を想起させます。開会式は、10月28日18時からハウス アム ドームにて。

「この《平和のための少女像》は、第二次世界大戦中にアジア太平洋地域の日本軍によって軍の売春宿で《慰安婦》として性奴隷にされた数十万人の少女と若い女性達の苦しみを記念しています。 」と芸術家夫婦は強調する。

女性への暴力が時を超え制限無しに存在する様に、こんなに希少にしか記憶と警戒の為に制限を与える事が許されていない : この記念碑は、非人道的に制度化された戦争犯罪の犠牲者を追想し、世界中全ての性犯罪犠牲者の連帯と平和への呼びかけです。

作品はブロンズと花崗岩で作られています。 椅子に座っている少女と老女の影を表し、その上に白い蝶、そして少女の肩には鳥が乗っています。 別の椅子は、観覧者が少女の隣に座り、追想し共感する様に誘います。
同型の像は韓国だけでなく、米国、中国、カナダ、オーストラリアにもあります。

 

◆ 展示している Haus am Dom (ハウス アム ドーム / ドームの家)とは

<現地の方から教えていただいた情報>
Haus am Dom は、フランクフルト大聖堂の真ん前にあり、教会関係の施設です。
ドイツの教会施設は、教会税や補助金で成り立っています。限りなく公的施設です。

場所が良いので今回の様な展覧会にも使われています。隣はおしゃれなカフェ、最近昔の街並みを再現した美しい区域の近くで、様々な国からの観光客も多く、ふらっと入ってしまう様な所です。

haus am dom wiki
※写真 ウィキペディアHaus_am_Domより

ウィキペディアHaus am Dom 日本語訳>
ハウスアムドムは、フランクフルトアムマインにあるリンブルク教区の教育、文化、会議センターです。 教会と社会の間のプラットフォームであり、都市と社会の言説の中心地であると考えています。 この家は2007年1月14日にフランツ・カンプハウス司教によって大聖堂に開かれました。 それ以来、現在の社会的、宗教的、文化的トピックに関するディスカッショングループとアカデミー会議は人々を結び付けてきました。 また、教会と学術のアクチュアルなフォーラムのプラットホームであり、フランクフルトカトリックコミュニティの中心的な場所であり、非信者のグループや研究機関にとっても魅力的な場所でもあります。

<Haus am Dom / ハウス アム ドーム 情報>
公式サイト:https://hausamdom-frankfurt.de/
住所: Domplatz 3, 60311 Frankfurt am Main, Germany

メールアドレス:
コンタクト
hausamdom@bistumlimburg.de
Tel.:069 800 8718 400
Fax.:069 800 8718 412

Prof. Dr. Joachim Valentin
Direktor Haus am Dom
j.valentin@bistumlimburg.de
Tel.:069 800 8718 401
Geschäftsführung

Mrs.Andrea Hörner
Geschäftsführerin (執務最高責任者)
a.hoerner@bistumlimburg.de
Tel.:069 800 8718 505

 

◆ 慰安婦像展示に行ってきました

ハウス アム ドームに慰安婦像を見に行ってくださった方の報告をご紹介します。慰安婦問題についてはあまり知らない方とのことですが、率直な感想をいただきました。写真も撮ってくださいました。
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がっつり日本軍の性奴隷って書いてある!

慰安婦像の置いてある所はロビーで、人はそんなに居ませんでした。
外から見えるガラス張りで大聖堂を見に来た観光客にも、謎の少女像という感じで見えます。

宣伝効果は乏しいけど、Haus am Dom の中にいる人は、例えばロビーの椅子に座ったらすぐそばにあるから、嫌でも目に入ることになります。
キリスト教関連からまず洗脳していっている印象を受けました。

写真を撮って良いか聞く為に、受付のお兄さんと話しました。
「これ(像)ちょっとどう思う?」って聞いてみました。
すると「そういうこともあったのかもねぇ」って感じでした。
続けて「韓国はこうやって日本を貶める事をするんだよ」と説明すると、「あーでもこの像は世界の性暴力で苦しむ女性の為だから」と。
「でも日本軍って書いてあるじゃないか!1人の人間としてこんな事おかしくないか考えてみてください」と言いました。

戻ってから友達に「あなたも行ってみて。あれはやっぱりすごく屈辱的だから、あの空間は。」と伝えました。

ハウスアムドームは、大聖堂の前の全ての人に解放されている場所なので、憩いを求めてベンチに座れば、入り口入って直ぐ左手(ロビー)にある慰安婦像は、否が応でも目に入ります。

11月末からクリスマス市であの辺りは賑わうので、偶然見て信じてしまう人達も増えると思います。

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↑説明文 銀色のプレートと黒いプレートの説明文が床面にあります。
↓銀色の方がドイツ語
日本語訳 前半部分『この”平和の為の少女像”は、第二次世界大戦時、全アジア太平洋地域に於いて日本軍から所謂慰安婦とされ軍の売春宿で性奴隷を強制された、数十万の少女と若い女性達の苦しみを追想するものです。』
後半部分『女性に対する暴力がいつの時代にもあり際限がない様に、記憶と戒告にも際限を与えてはならないのです。 この記念碑は、非人道的な制度化された戦争犯罪の被害者を偲び、世界中の全ての性暴力被害者との連帯と平和を呼びかけるものです。』
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↓黒い方はこちら。グレンデールの碑文と同じです。
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置いてある本
日本語「慰安婦達?日本の天皇の軍の組織的な戦争犯罪 数十万の女性達を: 強制連行し/虐待し/レイプし/殺害した」
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受付では、本5ユーロ、慰安婦カレンダー14,95ユーロで販売。
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本を開くと
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左:シュレーダー独元首相と元慰安婦、右:トランプ米大統領と元慰安婦
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日本語「時々日本人が私に訊いてくる『あんたお金いくら欲しいんだい?』私はその顔にツバを吐きたいよ。いくらお金もらうとか、どうでもいいんだよ。もし日本全部をもらったとしても、私の問題は消えるのだろうか?私の傷は癒えるのだろうか?答えはNoだ。」

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慰安婦をお見舞いする心優しい文韓国大統領

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本(ドイツ語)にはこんなことが書いてあります。
ベンジャミン・オートマイヤー(Benjamin Ortmeyer)教授による序文 冒頭と結びから抜粋

第二次世界大戦はヨーロッパだけでなく世界戦争だった。

ドイツがポーランド侵攻するずっと前に君主ファシスト国家は満州へ侵攻していた。1937年には中国に侵攻し、実に1945年まで日中戦争は続いた。朝鮮は1905年から、台湾は1895年から日本帝国主義の植民地だった。1936年ドイツのナチスファシスト国家と日本の君主ファシスト国家が、アンチコミンテルン協定を結んだ。

日本の兵隊がいた植民地領土全域で、1937年から日本帝国(天皇の)政府の指示による組織的な軍の慰安所を設立、少女と女性を奴隷とし、最終的に数十万の少女と女性が日本軍に強制連行された。彼女達は虐待され、レイプされ、殺されもした。

可能な限り多くのドイツの都市が、数十万人の少女と女性に対する日本のファシストの犯罪について教育する為にあらゆる努力をする事がさらに重要だ。 可能な限りこれは大学とその学生評議会及び勇気ある威圧的な機関によってもサポートされるべきだ。

・慰安婦像団体「風景(Punggyeong Weltkulturen e.V.)」代表(韓国人女性)による慰安婦説明文 抜粋

慰安婦(達)
数十万の少女と女性がアジア太平洋全域で第二次世界大戦時日本軍に性奴隷を強いられた。国連特別報告者マクドゥーガルは、1900年代報告書の中で「レイプセンター」と、そこで行われた行為を「性奴隷」と表現した。

最初の慰安所は1932年上海で、世界史上初の民間人砲撃の後に作られた。

「聖戦」に参加する日本兵が民間人をレイプするのを防ぎ、性病感染予防の為と言われている。何も知らない女性達を高賃金だと騙して長崎県知事の助けも借りて運び去った。これは後に法廷に持ち込まれ最高裁で有罪判決を受けた(1938)しかしこれはほんの始まりにしか過ぎなかった。

ある乱交レイプは、1937年南京での虐殺に伴った。

そしてレイプ被害者は「慰安所」に強制連行された。次に兵士達は戦場各地で檻付き窓のバラック小屋を建てた。それ以外の所では例えば学校、大学の校舎、ホテル、個人所有の建物が占拠された。又大きなテントでも可能で、床上の日本式マットの間を吊るされた大きなカーテンで仕切った。

『慰安婦』『(独)トロストフラウ』とは、レイプセンターで虐待された、数えきれない少女、女性達の事だ。慰安所に連行された少女の中には、学校長に『勤労奉仕隊』に推薦又は強要された者もいた。少女と女性達は例えば村の井戸や野良仕事中に軍隊や警察によって日常生活から突然連れ去られた。その中にはまだ初潮を迎えていない少女もいた。彼女達は部隊の一部の様なもので、隊が前進すれば、同様に、それが前線地帯であっても連行された。『替え』は朝鮮と台湾から調達されるとした。しかし、フィリピンのように、地元でも少女と女性達がレイプされ、拘留された。 彼女達は『天皇の贈り物』だった。 兵士はそれを「衛生的な公衆トイレ」と表現した。
(省略)
Kyung Seng Leeが1992年に北朝鮮で日本人フォトジャーナリストの伊藤孝司のインタビューに、拷問、殺人、共食いの経験を語った。
(省略)
2000年12月東京で国際法廷が開かれ日本の天皇ヒロヒトと日本の政府と9人の戦犯が有罪判決を受けた。

2-1-1

他にも慰安婦の証言として書いてあるのが。。。

「新入りの少女が韓語を話したら首を斬られた」
「見ろ!朝●は死んだ、と中国人の生首を見せられた」
「タカダという兵士が妊婦は使い物にならんと彼女の腹を斬り….犬が食べた」

こちらの しおり のようなのは
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「慰安婦の為に正義を」スティッカー ↓ 拡大
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インフォメーションコーナーにあるA4サイズの立て看板。平和のための少女像のシンボルの説明。
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置いてあったチラシ。11月11日月曜日、18:30からドキュメント映画「沈黙」の上映、ディスカッションが風景(Punggyeong Weltkultren e.V.)主催で開催。
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Haus am Dom入り口入って左側、受付の前のロビーに慰安婦像
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Haus am Dom 左側には、新しく再現された古い街並みの区域
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大聖堂入り口から見えるHaus am Dom
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Haus am Dom隣のカフェ
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ガラス張りで通りからも見える
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◆ なでしこアクションからHaus am Dom 関係者にメール(同文レターも添付)を送りました
※ドイツ語で送りましたが、英語でも大丈夫とのことです。

TO: j.valentin@bistumlimburg.de
CC: hausamdom@bistumlimburg.de
a.hoerner@bistumlimburg.de

送った原文ドイツ語はこちら

<日本語訳>

2019年11月6日

Haus am Dom
Domplatz 3
60311Frankfurt
GERMANY

Prof. dr. Valentin 殿

私は「なでしこアクションJapanese Women for Justice and Peace」の代表の山本優美子と申します。当会は世界中の母親を中心とする日本女性の会です。私は、慰安婦問題を懸念する全ての日本人女性に代わってこの手紙を書いております。

報道などで、貴施設で現在、韓国人慰安婦の展示がされていると知りました。

展示は「平和の少女像」と題して、第二次世界大戦中にアジア太平洋地域の日本軍によって軍の売春宿で《慰安婦》として性奴隷にされた数十万人の少女と若い女性達の苦しみを記念するとされています。

これは私たち全ての日本人、特にフランクフルト在住の日本人に対する侮辱であると申し上げます。

ご説明いたします。

そもそも1910年から1945年までの間、韓国は日本の一部であり、日韓は戦争をしていません。
日本には民族差別や虐待はありませんでしたし、今もありません。

慰安婦問題は「挺身隊問題対策協議会」という韓国の反日団体が主導する政治宣伝活動です。

この団体の目的はお金、つまり日本政府からの賠償金です。そうして米国や欧州における日本の良い評判を落とすことにあります。

第二次世界大戦中に日本軍の慰安所があったことは確かです。しかしこれは日本軍だけではありません。アジアや欧州において、米軍や独軍にもあったものです。

「慰安婦」の話は40年ほど前に吉田清治と朝日新聞によって捏造されたものです。吉田氏は1995年に、朝日新聞は2014年8月5日に、捏造を謝罪しました。その後、責任を取って朝日新聞の木村伊量社長は辞任もしました。

もともと慰安婦は問題にもなっていなかったのですが、1990年から韓国はこの問題を政治利用してきました。韓国が騒ぐ度に、日本政府は謝罪し膨大な賠償金払いました。

実際は、慰安婦は充分な報酬を(*1)受けていました。日本や日本軍から強制されて売春したわけではありません。慰安婦はおよそ4万人で、日本人4割、朝鮮半島出身2割、台湾出身1割と言われています。朝鮮半島と台湾は当時日本だったので7割は日本人ということになります。

慰安婦は強制的売春でも奴隷制度でもなく売春業であった証明は他にもあります。日本の外務省のウェブサイト(*2)、国連人権委員会のウェブサイト(*4)をご覧ください。日本政府は、カルフォルニア州グレンデ―ルに韓国系団体が設置した慰安婦像の撤去を求める訴訟を支援して米国連邦最高裁に意見書(* 5)も提出しました。  また、米国政府は2007年IWG報告書(*6)で、強制売春の証拠はなかったとしています。このIWG報告書は7年の月日と3千万ドルを費やしてナチスと日本軍の戦争犯罪を調査したものです。

ドイツの方々にご理解いただきたいのは、慰安婦問題は単に女性の人権問題というだけではないということです。この問題は非常に政治的で、アジア太平洋の安全保障にも関わる問題なのです。だからこそ米国政府が仲介となって2015年に日韓で慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的」な合意(*6)がなされたのです。北朝鮮ミサイルの脅威に我々が直面しはじめた時です。この合意は日米韓同盟を強化するためになされたのです。

「挺身隊問題対策協議会(英名:日本軍性奴隷制韓国女性の会)」は親北団体として知られています。私たちが貴施設での韓国慰安婦展示を懸念することをご理解いただきたく存じます。

最後に、私たちは朝鮮半島、台湾、日本の元慰安婦の皆様に心よりの尊敬と思いやりを表明させていただきます。

この手紙をお読みいただき、日本人女性の声を聴いてくださって有難うございました。

山本優美子
なでしこアクション代表

参考資料:

*1: What is the “Comfort Women Issue?”
http://nadesiko-action.org/?page_id=2015

*2: Details of Exchanges Between Japan and the Republic of Korea (ROK) Regarding the Comfort Women Issue ~ From the Drafting of the Kono Statement to the Asian Women’s Fund
http://www.mofa.go.jp/files/000042171.pdf

*3: Table of Comments by Japanese government on comfort women issue at UN (English and Japanese)
http://bit.ly/2r7GMLT

*4: BRIEF FOR THE GOVERNMENT OF JAPAN AS AMICUS CURIAE SUPPORTING PETITIONERS
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000231732.pdf

*5: IWG-Report. The Nazi War Crimes and Japanese Imperial Government Records Interagency Working Group is a United States government interagency group, which tasked with locating, identifying, inventorying, and recommending for declassification classified U.S. records relating to Nazi and Japanese war crimes.
http://www.archives.gov/iwg/reports/final-report-2007.pdf

*6: US Department of State Washington, DC December 28, 2015
Press Release John Kerry Secretary of the State Women’s Issues Resolution
https://2009-2017.state.gov/secretary/remarks/2015/12/250874.htm

US Department of State December 28, 2015
Special Briefing Office of the Spokesperson via Teleconference Background Briefing – Developments on the relationship between Japan and the Republic of Korea
https://2009-2017.state.gov/r/pa/prs/ps/2015/12/250881.htm