海外女性からのメッセージ

2014年12月12日憲政記念館開催した「慰安婦問題に終止符を!~日本の未来為に 立ち上がる女性たち~」で読み上げた海外の女性からのメッセージを掲載します。
時間の関係で一部しかご紹介できなかったメッセージはここに全文掲載します。

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★ グレンデール在住の女性から

<メッセージ文>
私は現在グレンデールで生活しています。
20数年前、私が大学生だったころ、韓国からの留学生だった女性から、「あなたとの友人関係は、まず、あなたのお詫びからはじめましょう。」と言われました。当時の私は、その女性が何を言っているのかまったく理解出来ませんでした。
無知がどれほど悔しいことなのか痛感しています。きちんと日本の立場での歴史を理解していれば、大学生時代、韓国系のクラスメートに自分の見解をきちんと説明できたことだと思います。
慰安婦問題での反日運動は、20年以上も前にすでに韓国で活動が始まっていたにも関わらず、日本の政府はそれをあやふやに対処し、放置し、結果、米国内に次から次へとプレートや像が建てられてしまうことになりました。
ここグレンデールに像が建った時には日本政府に対して心から失望しました。
ようやく日本の政府も重い腰を上げ始めているようですが、建ってしまったものを撤去することがどれほど難しいのかご理解頂けるでしょうか?
像が建っている場所は、子供たちが幼い頃から通っていた図書館の直ぐ横です。
日常生活でも通る場所にあります。
地元住民の像に対する関心は私が心配するほど高くはありませんが、公園に立ち止まり、あの碑文を読んだ人は疑うことなく書かれていることを信じるでしょう。
あの碑文が日本人の名誉を毎日傷つけているのです。
韓国系中国系による日本人への人種差別の象徴です。
この町の日本人の住民がどれほど不愉快な思いをしてい毎日生活をしているのかご理解いただけますか?
子供たちも中国系韓国系のクラスメートから心無い言葉を受けました。日本政府がきちんとした見解を示さないおかげで、反論することなく過ごしています。(河野談話はキープ。でも強制連行は無かった?このような矛盾は子供たちには通用しません。)
これは私個人の意見ですが、慰安婦像が建つ少し前から、韓国系の方たちからハラスメントが多くなった気がしました。
長年通っていた韓国系スーパーマーケットで、レジの女性にクレジットカードを投げつけられたり、ボランティアをしている地元の小学校では、2年生の女子生徒から「日本人なのは残念。」という発言をされたり、韓国系は日系へのハラスメントを(この像をもって勝利者として)正当化しているような感じがしました。
像が建って一年が過ぎ、あの時の熱狂はどこに行ったのだろうかと思うほど、静かになっています。先日、像を見に公園に立ち寄ってみましたが、相変わらず花に囲まれてはいますが、ポツンと寂しくたたずんでいる感じでした。が、それでも、公園を訪れる人たちに嘘の碑文で日本の名誉を傷つけ続けているのです。
日本国内での政府の発言やネットでの発言は、この町の人たちには伝わって来ません。
この町の人たちに届くくらい、強く世界に向けて歴史の真実(南京問題を含む)を発信してください。
日本政府が全力で、一日も早く、日本国民の名誉を回復してくれることを心から願っています。そして、全米、全世界の碑文プレートや慰安婦像の撤去のため、早急な処置をしてくださることと信じています。
そして、
これからは日本の名誉がこれ以上傷つけられないよう、中韓の一歩前を歩いてください。
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★ バージニア州 フェアファックス郡の慰安婦記念碑に反対し、現地で行動している日本人女性グループ

<メッセージ文>
日本政府に要請したいことがあります。
新しい米国議会の議員全員、特にジャパン・コーカスの議員全員に日本の立場を明確にした文書や日本の貢献を書いた資料を定期的に配り、大使館が行事などで積極的に説明を行うようにして下さい。
首都ワシントンDCのお膝元なのに近辺の在米邦人にまだまだ自虐史観がはびこっています。
補習校で使う社会科の教科書も東京書籍のみ。
他の教科書を選択出来るようにするなど、海外にいる日本人の身近なところから意識変革を図るよう日本政府が働きかけて下さい。
沈黙の美徳は通じないのです。是非お願いいたします。

 

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★ JCN (Japan Community Network) メルボルン在住 の えみこ さん

<メッセージ文>
慰安婦問題に終止符、未来に輝きを

私が慰安婦問題を知ったのは今年の6月でした。突然、シドニーに慰安婦像が立つ話をJCNシドニーのリーダーの方から知らされたことです。「慰安婦問題とは何のこと」「慰安婦って何ですか」と友人に聞きました。
外地にいる私達は慰安婦問題がこの世にあることすら知りませんでした。JCNシドニーから知らされ戦後69年経った今日、平和に過ごしている豪州にまで日本人に対し韓国人は何を考えているのかと驚き、怒りが沸き起こりました。 韓国とは戦後の処理についてすべて解決し日本から莫大な支援もしていると聞いています。外地の私たちはこれまでも韓国人とは互いに協調し文化の交流をしてきました。 韓国の方々も知っている通り豪州はMulticultural (多国籍文化)社会であり国民はフェアー(平等)が生活の基盤となっております。国民は平和に生きたい、苦しみから逃れたいと移民してきているのです。その中でなぜ中国人、韓国人が日本人に対し問題を起こすのか、想像もつきませんでした。

今年の7月頃から自分との戦いが始まりました。何も知らない、今なぜこのような問題が生じたのか、誰が正しく誰が間違っていたのか、自分自身とても惨めになりました。そして資料を日本から送信してもらい、時間のある限り勉強しております。ここメルボルンでは、月一度12、13人が集まり勉強会を開いております。
日本の女性の皆さん、事実は何か、本当の事を知る勉強会をしているのでしょうか。

日本の政府は私たち外国に住む日本人に対し事実を公開して下さい。私達は何を聞かされても驚きません、そして怒りません、ただ事実を知りたいのです。それが海外で自信を持って他国人に説明できるようにしたいのです。一人一人が真実を理解し、自分で判断し行動がとれる様に努力します。

私達は大和魂を持っており、日本人である誇りを持っております。特に若い人々は世界に出て行き活動されるでしょう。若者が日本人として如何なる環境にも立ち向かえる精神力を持ち、自分の意見を堂々と発言できるように常に自分を磨き、謙虚に生きる人間になってほしと思います。

最後に朝日新聞が慰安婦問題の大誤報でいわれなき屈辱を日本国民に与えたことは計り知れない損失を与えた事が明確になりましたので、これ以上謝罪要求に時間をかけず、すべてのマスコミは一党一派に偏せず公平公正を厳守し国民の信頼を得る努力を望みます。
我々は明日に向かって、世界に発信した誤解を一つずつ正確に説明し理解を得ることに精力を使いましょう。

 

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★ 日本の名誉を護る在カナダ邦人の会  かおり さん

<メッセージ文>
カナダ人の多くは、アジアの歴史をよく知らないのにも関わらず、米国の映画や雑誌の影響で漠然と「日本人は第二次世界大戦で悪いことをした」と思っており、そこにつけこむように、チャイナが莫大な資金と投入して反日プロパガンダを展開し、功を奏しています。
国連においては河野談話だけではなく、「植民地支配と侵略によって諸国民に多大の損害と苦痛を与えたこと謝罪した」日本村山談話も生きおり、これらがカナダの反日にとっても葵のご門であることは間違いないと思います。
結局は首相が河野・村山談話を否定する新談話を発出し、政府が賢く動いてくれなければ、いくら市井の者が頑張っても、「歴史修正主義者」の烙印を押されて終わりといったところですが、蟷螂の斧であっても、死ぬまで戦い続けます。

 

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★ カルフォルニアで慰安婦像設置反対運動をしているTrue Japan Network 代表 今村照美(いまむら てるみ)さん

<メッセージ文>
私たちは、南カリフォルニアで、”慰安婦像を、建てさせない!”をスローガンに、活動している在米日本人でつくるグループ、TJN(True Japan Network)です。
皆さんは、自分が住む地域の公園に、売春婦の像を建てるなど、考えられますか?
そしてその横に、あなたの父親や祖父を貶めるような嘘の碑文があったら、だまっていられますか。
私たちTJNは、皆様のご協力を受けながら、今後も、慰安婦像設置に、反対していきます。これは、私たちが住む地域を、安全で、より良く住みやすい所にする為に、子ども達を守り、正義を知ってもらう為に、私たちのご先祖の為に、そしてこれからの日本の為に、間違いを正していく事は、当たり前の事だと思うからです。
私たちの活動には、皆様方の応援がなにより必要です。
今後も頑張ります。宜しくお願いいたします。

 

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★ 7月に対国連委員会調査団に参加したスイス在住の おおつぼめいこ さん

<メッセージ文>
女の子がオギャーと産まれた瞬間、父親というものはどのような感慨に耽るのだろうか。「この子は可愛いから将来女優になるかもしれないな〜〜〜」とか。ただし、この時の「女優」はAV女優を想定していない。音楽が好きなお父さんだったら、「すばらしい音楽家になってくれたらいいな〜〜〜」とか。間違っても彼らは「すばらしい売春婦になってもらいたい。」とは願わない。所謂「慰安婦問題」の難しさはここにある。健康な男性はAVを見るし、極度な緊張の中にある兵士には「やすらぎ」が必要である。そもそも男性とは「矛盾する存在」なのである。この事実は男性自らは言いにくい。そこで女性諸君!彼らの弁明をしてもらいたい!「矛盾して何が悪い!!!」

 

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★ 米国 ジョージア州在住の なでしこ 仲間

<メッセージ文>
なでしこアクションの活動に参加するようになって、2年半になります。今年に入ってから、いや、この半年間の日本の世論の様変わりには心が熱くなります。
米国南部の地で、全米の地方政府に電話を入れ続け、手紙や資料のセットを送付し続け、日本人に出会えば慰安婦の不当性を説明し続け、その無力さに堅い壁に毎日頭を打っている様な空しさに寒々とした戦いでした。
日本中が反日の人々に取り入れられているばかりか、米国どこにコンタクトしても反日のパワーで一杯だったのです。そうです、韓流ドラマ花盛りの時。日本のTVを見ている米国在住の殆どの日本人女性は韓流ドラマ一色でした。私の活動はそのような空気の唯中(だたなか)でした。悲しいかな、日本人でさえ“日本はもうだめ。”と他人事のように声を揃えていました。この中で“なでしこ”だけが私の言動力になっていました。“国を愛する”というのはどういう事なのか? 一人になっても活動を続ける事と思っています。しつこく、しなやかに、諦めず、静かに、止めない。
多くの本や動画からの知識で武装しました。まだ安倍政権が樹立していない2012年11月、多くの自民党議員がなでしこアクション主催の衆議院議員会館での慰安婦集会に参加下さいました。私もメッセージを出させていただきました。この動画は私の新しい武器となり、新たな活動への道具となって使わせていただきました。そして、今年のジュネーブでの外務省での発言はまた日本政府の公式見解として、私のミサイルとなっています。そして、朝日の爆弾が8月にありました。ありがとうございます。  今まで、孤独な負け戦さをしてきましたが、今、強力な武器をいただき、沢山の援護射撃もあり、心強く思っています。
私の住むジョージアの郡には、韓国人住民が4万とも5万人とも言われています。これは公式の人口です。不法滞在住民は数知れません。よって、私は名を伏せて活動しております。危険を避けるためです。
沢山の米国“なでしこ”が私と同じ立場です。ジョージアには殆ど奇跡的にまだ慰安婦碑が建てられていません。アトランタ日本総領事館は、見張り、地固め、先手の協力に応じてくれるようです。一人でも多くの“なでしこ“が増え、更に世の空気の匂いと流れを変えていくよう祈って止みません。

 

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★ 日本を愛する島根女性の会 かねつき さん 

<メッセージ文>
昨年6月、島根県議会は「慰安婦に誠実な対応を求める意見書」を賛成34名、反対1名、棄権1名という驚くべき多数で可決しました。
今また一部の議員が日韓トンネル事業を推進しようとしています。
国益を無視し、私利私欲に走り韓国におもねる政治家の姿に愕然とし失望しました。
嘘を言立て千年たっても日本に対する恨みが消えないという韓国とは国交断絶しかありません。
日本国民でありながら反日国と手を結び日本を貶めることを生業としている勢力から次の世代を担う子供たちを守ることが今の我々の責務です。

産経新聞千葉 2014.11.27 すずらん会 なでしこアクション講演

2014年11月27日(木)「ずずらん会」 という千葉の女性の会でなでしこアクション山本優美子が慰安婦問題について講演させていただきました。
主催者の皆様、ご参加の皆様、素晴らしい機会を与えて下さり有難うございました。

産経新聞千葉2014.11.28

【新刊紹介】「慰安婦問題」の真実を訴える なでしこ活動録「女性が守る日本の誇り」

2014年11月10日出版

「慰安婦問題」の真実を訴える なでしこ活動録
女性が守る日本の誇り

青林堂 税込価格1080円

http://www.amazon.co.jp/dp/4792605067

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第一章「なでしこアクション」を立ち上げるまで
第二章「人権問題としての慰安婦問題」
第三章「浸食する韓国文化」
第四章「国連を利用する日本のサヨク系団体」

巻末・特別対談
山本優美子(なでしこアクション)×テキサス親父(トニー・マラーノ)
反日サヨクの傀儡と化した国連の実態!

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【記録】国連 自由権規約RODLEY 議長発言 2014年7月16日ジュネーブ

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RODLEY 議長 日本検討会 締めの発言 2014年7月16日ジュネーブ 自由権規約委員会

慰安婦問題について 3分50秒~
The other key issue that does not raise so much resources questions, at least I hope not, but the issue of repetitive cross purposes, to put it no better than that, is of course the issue of the so-called comfort women.
And the delegation will be … will understand if some of us are not clever enough to understand the distinction between an assertion that the women were not forcefully taken away, but there is certain recognition that the process happened against the will of women. That is what I understood from what was just said to us.
This is pretty impenetrable stuff. If there is any doubt that there was sex slavery by which I mean, if there is any doubt that the women were coerced into the activities for which the Kono apology was made in 1992, then it becomes incomprehensible why the government has not release the necessary documentation and/or has not set up an independent — and it would have to be international — inquiry to clarify the matters. How the world is expected to simply take the word of the official version is not clear.
And again it has been just such a repetitive, such a repetitive process.

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日本政府団 慰安婦問題 発言 山中修 外務省人権人道課長 
2014年7月15・16日ジュネーブ 自由権規約委員会

<2014.7.15 自由権規約委員会 ジュネーブ>

本規約は我が国が同規約を締結する以前に生じた問題に対して遡って適応されないため慰安婦問題を同規約の実施状況の報告において取り上げる事は適切ではありませんが、2008年10月第94回会期自由権規約委員会の審議および日本の報告書にたいする最終見解に留意し、我が国の取り組みについて述べることといたします。

また、貴委員会から出されたご質問には、性奴隷慣行との不適切な表現がある点ご指摘させていただきます。

日本は先の大戦にいたる一時期、多くの国々とりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えました。これまで日本政府はこうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを随時表明するとともに先の大戦における内外の全ての犠牲者につつしんで哀悼の意を繰り返し表明してまいりました。

慰安婦問題に関しては、安倍総理は筆舌に尽くしがたい辛い思いをされた方々のことを思い非常に心を痛めております。この点についての思いは歴代総理と変わりありません。

一方慰安婦問題を含め先の大戦にかかる賠償ならびに財産及び請求権の問題につきましては、日本政府は米英仏等45か国との間で締結しましたサンフランシスコ平和条約及び二国間条約等にしたがって誠実に対応してきていることであって、これらの条約等の当事国との間では元慰安婦の方々も含めて個人の請求権の問題につきましては、法的に解決済です。

特に韓国との間では日韓請求権協定第2条1が両締約国は両締約国及びその国民の財産権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が1951年9月8日にサンフランシスコで署名された日本国との平和条約第4条Aに規定されたものを含めて完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する、と規定しております。

それでもなお日本は慰安婦問題が多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であることから、日本政府及び日本国民のお詫びと反省の気持ちをいかなる形で表すかにつき、国民的な議論をつくした結果、1995年7月19日、元慰安婦の方々に対する償いの事業などを行うこと目的に国民と政府が協力してアジア女性基金を設立いたしました。

具体的には同基金は、韓国、フィリピン、台湾の元慰安婦の方々に対し償い金をお渡ししました。また同基金は上記のそれぞれの国において、医療福祉支援事業も実施しており、インドネシアにおいては高齢者の為の福祉施設整備のための財政支援を実施し、オランダにおきましては先の大戦中、心身にわたり癒しがたい傷を受けた方々の生活状況の改善を支援するための事業に財政支援を行いました。

政府は同基金の事業に必要な資金として総額約48億円の拠出を行い、元慰安婦の方々への医療福祉支援事業や国民からの募金に基づく償い金の支給等の基金事業に対して最大限の協力を行ってきました。更に償い金が提供された際、その当時の総理大臣は政府を代表して自筆の署名を付した謝罪と反省を表明した手紙をそれぞれの元慰安婦の方々に直接送りました。

アジア女性基金はインドネシアでの事業が終了したことを受け、2007年3月に解散いたしましたが、現在も同基金のフォロー事業アップが行われています。

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<2014.7.16 自由権規約委員会 ジュネーブ>

問22に関しマジョディナ委員からご質問がありました。昨日回答サマリーにおいて申し上げたことを全ては繰り返しませんが、マ委員ご指摘のサンフランシスコ平和条約及び他の二国間条約につきまして重要な日韓請求権協定が言及されておりませんでしたので、当該協定第2条一項の規定をここで読み上げさせていただきます。

同規定では、同締約国は両締約国及びその国民の財産権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間に請求権に関する問題が、1951年9月8日にサンフランシスコ市で署名された日本国との平和条約第4条Aに規定されたものを含めて完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する、とされています。

また、性奴隷との表現は不適切である旨改めて指摘させていただきます。

日本政府の謝罪についてのご指摘もありましたが、日本政府は元慰安婦の方々に対するお詫びと反省の気持ちを表した1993年の内閣官房長官談話、元慰安婦に対する総理の手紙を始め様々な機会に心からのお詫びの気持ちを表明してきております。

このような立場を踏まえつつ、日本政府は本件の問題の対応につき国民的議論をつくした結果、元慰安婦の方々の現実的な救済のため、アジア女性基金の実施する事業に最大限の協力を行ってきたところです。

政府といたしましては基金の事業を通じて表された日本国民の気持ちに理解が得られるよう今後とも最大限努力していく考えであり、同基金のフォローアップを行っていきます。

最後に河野談話の検証や軍による強制性についてもご指摘がありましたのでお答えします。

今回の検証作業に置いて、河野談話の作成過程において当時の日本政府は一連の調査の結果として、いわゆる強制連行は確認できていないとの認識で一貫していたことが認められました。

一方当時の日本政府はそうした前提に立ちつつ強制性について政府としての一定の認識を示すという対処方針で臨んでいたことが確認されました。

その結果、日本政府は当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあったことを踏まえ、慰安婦の募集、移送管理等の段階を通じてみた場合、いかなる経緯であったにせよ、全体として個人の意思に反して行われたことが多かったとの趣旨で、甘言強圧による等総じて本人たちの意思に反して、という表現になったものです。

いずれにしましても、今回の検討作業の結果をもって河野談話を見直す必要はないと考えており、現菅官房長官からも河野談話の見直しはしないとの我が国の立場を改めて述べております。

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一点だけ今マ委員からご指摘された点、1926年奴隷条約第一条の奴隷制度の定義については我々もしっかりと検討いたしました。その結果として日本政府としては我が国が抱えている慰安婦問題を性奴隷の問題と認識しておらず、一般的に申し上げると、当時の国際法上、1926年条約の定義に当てはまるものという風には、慰安婦制度がそうした定義されている奴隷制度であるとは理解しておりません。それを前提に我々としては不適切な表現であると指摘させていただいたものです。

以上

【お知らせ 11月9日サンディエゴ講演会】グレンデール市 慰安婦像の撤去を求める訴訟の現状

<2014.11.11記>
San Diegoでの始めての試みの講演会は、65名の参加者で盛会に終えたとのことです。

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講演会のお知らせ
グレンデール市 慰安婦像の撤去を求める訴訟の現状

「慰安婦」問題は、米国在住の日本人/日系人にとっても非常に関心が高い問題であり、今後の展開に不安を持つ人も多いと思います。

この講演会では、グレンデール市の「慰安婦像」建設を憲法違反として撤去を求める訴訟を起こした元ハーバード大学准教授の目良浩一氏に、同訴訟の現状および今後の見通しについて解説していただきます。

本年に入って日本政府が河野談話の検証報告を行い、朝日新聞社が吉田清治氏の証言の虚偽性を認めるなど、慰安婦に関連した大きな動きが見られますが、これらの動きを問題の解決に結びつける力は、私達一人一人の意識から生まれるものだと考えます。

皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

【日時】
2014年11月9日(日)
午後1時から午後3時まで(12時半開場)

【場所】
FOUR POINTS BY SHERATON,
8110 Aero Drive,
San Diego, CA 92123
TEL (858) 277-8888

【講師】目良浩一氏
前南カリフォルニア大学(USC)教授/元ハーバード大学准教授

【参加費用】$15
申し込みは当初〆切の10月31日以降も受け付けています。
当日参加も歓迎です。

【問い合わせ先】(Eメールでお願いします)
info.sdyushi@gmail.com

【主催】サンディエゴ有志一同

目良浩一(めら・こういち)氏について
前南カリフォルニア大学(USC)教授/元ハーバード大学准教授。
「歴史の真実を求める世界連合会」GAHT(https://gahtjp.org/)主宰。
グレンデール市の「慰安婦像」建設に対し、「連邦政府の権限である外交問題に関してグレンデール市が直接に態度を表明したことは、連邦政府に外交権限を独占的に付与した米国の憲法に違反する」として、市が付設した慰安婦像の撤去を求める訴訟を起こした。この訴因の潜在的な効力は、もし勝訴して判例ができれば、米国内の他の都市における同様な慰安婦設置の試みを阻止することが可能になることである。この訴訟は今年8月4日に棄却されたが、9月3日に控訴、現在に至る。 当日は寄付を受け付けます。

ご希望の方はGAHT-US Corporation宛ての小切手をご用意ください(現金は受け付けておりません)。

チラシダウンロード

2014.11.9