長尾秀美(元在日米海軍司令部渉外報道専門官・小説家)氏の新刊「慰安婦(公娼)問題関連用語―解説」をご紹介します。
長尾氏は現在英訳作業中とのことです。
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慰安婦(公娼)問題関連用語―解説
長尾 秀美 (著)
【購入方法】
アマゾン 単行本 2700円
ブックウェイ 単行本 2700円 電子書籍 540円
【書籍情報】
単行本: 212ページ
出版社: BookWay (2019/5/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 4865844007
ISBN-13: 978-4865844009
発売日: 2019/5/12
【立ち読み版】
最初の30ページ、産経新聞外信部長兼論説委員 渡辺浩生氏からの「出版に寄せて」を含め、前書きの全文を立ち読みすることができます。
https://bookway.jp/modules/zox/sample/his_ian2_q_word/
【内容紹介】
慰安婦問題。これは現在に至るまで30年ほど日本と韓国との間に大きなくさびを打ち込んでいる。しかも先行きは不透明だ。しかし、この問題を次世代へ残すことは両国民にとって賢明なことではない。日本語の起源はと問うと、琉球語との関連性はさて置き、朝鮮語に繋がっているという説もある。これは文法構造に類似性が高いからだと言われている[出典:日本語の起源 – Wikipedia 2019年3月12日閲覧]。
いずれにしても日本と朝鮮半島は有史以来さまざまな文化を共有し、お互いに発展してきた。両国が挟む対馬海峡で何度か大きな波風が立ったことは歴史上の事実だ。一方、これからの世界情勢を展望する時、日韓両国民は、双方から過去の溝を乗り越えなければならない。なぜなら、西側世界と東側世界が対立した冷戦構造崩壊後、誰もが望んだ「平和の配当」が瞬く間に消え失せたからだ。言語の一部を共有する日韓が東アジアで手を携えれば、世界にとって範ともなる。
この『慰安婦(公娼)問題関連用語――解説』は、双方が事実関係を確認し、議論を終結させるためのものだ。誤謬を正し、過ちは過ちとして認めるためのものだ。日韓両国民は、過激な言葉に踊らされることなく、一歩ずつ前に進まなければならない。
【著者について】
1952年、島根県浜田市に生まれる
1973年、山口大学文理学部数学科中退
2012年、米海兵隊岩国航空基地司令部、在日米海軍司令部などに勤め、定年退職
現在、神奈川県横浜市在住
趣味:酒、煙草、料理、月一の川崎競馬
●ノンフィクション作家として
『日本要塞化のシナリオ』2004年、酣燈社
『日米永久同盟』2005年、光文社
●小説家 鯖江友朗として
短編集『これってあり?』2012年、風詠社
短編集『これでいいの?』2013年、ブックウェイ
短編集『これでもいいのかな?』2014年、ブックウェイ
中編小説『海軍と父と母…絆としがらみ』2015年、ブックウェイ(*衆議院公邸長だった増岡一郎氏本人と父親の生涯を小説化した)
中編小説『これってオヤジのたわごと?』2016年、ブックウェイ
短編集『これって終活?』2017年、ブックウェイ
中編小説『漣の行方』2017年、ブックウェイ(*実際の殺人事件と護衛艦あたごと清徳丸の衝突事故を題材とした)
短編小説集『これってオンナのたわごと?』2019年、ブックウェイ
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著者 長尾 秀美 氏から届いた正誤表 (2019年5月12日)
< 正誤表 >
1.p. 8、p. 10、p. 66
誤: ファイヤー博士
正: ファイヤーストーン博士(Lisa Firestone)
2.p. 52
誤: インドネシア 16軒 160人
正: インドネシア 39軒 383人
誤: フィリピン 34軒 335人
正: フィリピン 11軒 112人