島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める24・25回目請願不採択

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島根県議会が平成25年(2013年)6月26日 に可決した『日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書』は、河野談話、米国下院決議121、国連人権委員会勧告を受け入れて日本政府に対応を求めるものでした。

この意見書の撤回にむけて、島根県の有志が署名、抗議文、集会など様々な取組を行ってきました。
「島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより」参照

令和5(2023)年6月定例会に意見書撤回を求める24回目の請願、9月定例会に25回目の請願を提出しましたが不採択となりました。

2024年9月定例会、10月9日の本会議での成相 安信 議員 討論 はこちらでご覧になれます。
42分50秒~  成相 安信 議員 討論
https://shimane-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1306

<成相議員が読み上げた反対討論より>

先般の総務委員会で、私共の請願書の内容に触れることなく、不採択の提案がされ決議されたと聞きました。理由は昨年の9月議会で決議された「未来志向の日韓関係構築に関する意見書」であるとのことです。

しかし昨年9月議会でも指摘しましたが、この意見書には明らかな誤りが2点あります。
一点目は、本来は国において行われるべき議論を、島根県議会が間違った解釈に基づき決議をしたこと。

もう一点は、国は慰安婦問題における性奴隷説・強制連行説といった事実は認められないとしているにもかかわらず、意見書では「日本政府の責任において、慰安婦問題に係る政府見解を明確に示すこと。」としています。

また、平成 25 年 6 月 26 日に島根県議会が採択された問題の請願書には、「政府は河野談話によって強制連行を認めた」とあり「日本軍「慰安婦」問題が性奴隷制の問題である」と明らかな「虚偽」が記載されています。

平成26年に内閣官房と外務省を事務局とするチームから出された「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯」と「強制連行や性奴隷」についての外務省の見解を読んで頂ければ「性奴隷制」などないことは明らかです。

その、「性奴隷制」という言葉には御皇室を貶める意図があります。

そこで思い出されるのが2000年12月12日に開催された模擬法廷「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」での最も重要な一コマです。2001年3月号の月刊誌諸君に秦郁彦教授が次のようにその様子を記しています。

【「天皇裕仁は…強かんと性奴隷制についての責任で有罪とする」。マクドナルド裁判長の声が会場に響き渡ると拍手のウェーブが広がり、鳴りやまない。】、そして【この模擬裁判は弁護人も付けず、死者を裁き、有罪判決
に熱狂する会場は、新興宗教の大会そのものである】といった秦教授の感想も記されています。

この模擬裁判の国際実行委員会共同代表の一人である松井やより氏は朝日新聞在籍中、社会部のトップの時代に慰安婦問題を取り上げました。

朝日新聞元論説委員の長岡昇氏は松井氏について「イデオロギーに囚われて、新聞記者としての職業倫理を踏み外した人たち。そういう人たちが慰安婦問題の虚報と混乱をもたらしたのだ」と批判しています。

2005年には故松井やより氏の意志を継承するためNPO法人が設立主体となり「女たちの戦争と平和資料館」が開館し、2013年には新日本婦人の会などと協力して、国連などで日本国政府に慰安婦問題解決を求める国際連帯を呼び掛けています。新日本婦人の会島根県本部は、「性奴隷制」と書かれた平成26年の請願書を島根県議会に出された団体です。

そもそも「性奴隷」という言葉は戸塚悦郎氏という反日弁護士が1992年2月国連人権委員会で、「従軍慰安婦」問題を初めて提起し、慰安婦の呼称として「性奴隷」と規定し、日弁連や国連に使用を働きかけたのです。

このことは戸塚氏自身がミニコミ誌『戦争と性』(第25号2006年5月)の中で誇らしく書いておられますので、間違いないと思います。

戦前の日本に「性奴隷制」があったとすれば「性奴隷」という言葉を改めて規定する必要はなかったはずです。「性奴隷制」という言葉は、明らかに「性奴隷」という言葉の後に生み出されたものであり、そこには新たな目的も生まれたものと解釈して良いのではないでしょうか。それが昭和天皇へのヘイトです。

2019年8月に開催されたあいちトリエンナーレ表現の不自由展では、昭和天皇をヘイトの対象にした複数の作品と慰安婦像などで、大きな問題となりました。この表現の不自由展に、2000年の女性国際戦犯法廷を題材とした番組の報道に関与していた元NHKプロデューサーが関わっていたことが問題視されています。

さてここで自民党の綱領をみてみます。2010年綱領は次の書き出しから始まります。
「「我が党は「反共産・社会主義、反独裁・統制的統治」と「日本らしい日本の確立」の2つを目的とし、「政治は国民のもの」との原点に立ち立党された。平成元年のベルリンの壁の崩壊、平成3年のソ連邦の解体は、この目的の一つが達成されたという意味で、我が党の勝利でもあった。」

自民党は綱領で高らかに勝利を宣言しているにもかかわらず、島根県議会の自民党は良心的知識人を自称している反日日本人と同じ砦の中で、根拠なき日本の悪行の告発に同調し、「昭和天皇へのヘイト」に加担していることになるのです。

さて、今年は慰安婦問題について、好ましくない新たな動きもありました。

4月には、日中戦争で旧日本軍による性暴力の被害を受けたとする中国人元慰安婦の遺族が、日本政府に謝罪と損害賠償を求めて中国の裁判所に提訴しました。

「日中関係の新たな火種となる恐れもある」とマスコミは報じています。

8月19日にはNHKのラジオ国際放送で、中国籍の外部スタッフが中国語のニュース番組の中で、英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女等は戦時の性奴隷だった。」と、原稿に無い発言を行いました。

6月には中国・蘇州で、襲われた日本人学校の児童をかばおうとした中国人女性が死亡し、9月18日には中国・深圳の日本人学校に登校中に刃物で襲われ、負傷した10歳の日本人の男子児童が亡くなりました。

これらの事案に直接的な因果関係の確証は無いとしても、因果関係が皆無であると言えるでしょうか。

話は少し変わりますが、令和6年3月20日、「ジャパンズ・ホロコースト」なる本が出版されました。

「ジャパンズ・ホロコースト」は和訳されたものがまだ出版されていませんが、ジャーナリストの大高未貴氏がこれに対抗して「ジャパンズ・ホロコースト解体新書」を、いち早く出版されました。

大高氏は「ジャパンズ・ホロコースト」の概略の一端が見える次のようなアマゾンの紹介文を取り上げています。

「天皇裕仁が自らの軍隊が行った残虐行為を知っていただけでなく、実際にそれを命じたことを示している。(中略)大量殺人、強姦、経済的搾取がこの時期の日本の手口であり、ヒトラーの親衛隊が残虐行為を隠そうとしたのに対し、裕仁の軍隊は残虐行為を熱狂的に公然と行った」

そして、アマゾンの本の推薦文には
「第二次世界大戦のホロコーストに関する議論のほとんどは、ナチス・ドイツが行った残虐行為を中心にしている。大日本帝国によって犯されたホロコーストは、ほとんど研究されておらず、認識すらされていない」

この指摘に対して大高氏は
「日本はホロコーストなど行っていないので、研究も認識もされていないのは当たり前の話」としています。

しかし、悪い予想はあたるもので「ジャパンズ・ホロコースト」の第5章には「南京での強姦」第8章では「グァムでの強姦」第9章では「フィリピン・とマニラでの強姦」そして第13章には「慰安婦:日本の性奴隷文化」
とあります。「性奴隷文化」があったとすれば「性奴隷制」もあったという論理展開は容易に想像できます。

慰安婦問題の本質は国内的には虚構であったとの認識でほぼ解決済みですが、海外の反日勢力によって、慰安婦問題はホロコーストに匹敵するほどの残虐な戦争犯罪に増幅されつつあるのです。

島根県議会はそれに手を貸しているのです。「性奴隷制」を認めることはホロコーストを認めることになります。

以前、こういった意見がありました「特に新たな動きがない以上見直す必要はない」という呆れるものでした。

私たちが無意識のうちに、慰安婦問題という反日勢力が手に入れたプロパガンダは恐ろしい勢いで大きくなっています。そして性奴隷制を認めることは、「ジャパンズ・ホロコースト」に正当性を与えることになるのです。

ありもしない慰安婦強制連行説や性奴隷制説を、私たちが放置してしまえば、若者たちは祖国に誇りを持てません。誇りを持てない祖国に希望など持てるはずもありません。子供を育て、夢を託そうという気持ちさえ奪われてしまいます。反日日本人の目的のひとつはそこにあるのでしょう。

幸いなことに韓国の多くの識者によって、強制連行説・性奴隷説を否定する主張が韓国内でも浸透しつつあります。さまざまな妨害に会いながらも、良識と勇気をもって慰安婦問題の虚構を訴える韓国の方々の良心に島根県議会は応えるべきです。島根県議会は彼らの良心を裏切ってはいけません。

自民党の綱領にある「日本らしい日本の確立」を目指すなら、慰安婦問題において島根県議会が取るべき対応は、自ずと見えてくるはずです。決して反日勢力の策動に同調してはならないのです。

「性奴隷制があった」などという突拍子もない作り話を認めてしまえば、本来は感謝し慰霊をし、そして顕彰すべき戦没者を貶めることになります。

それは「日本らしい日本を放棄した日本」として将来の世代に跳ね返ってくるのです。
今一度、自民党の綱領に書かれている原点に立ち返って考えてみて下さい。

以上

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【 有志が作成したチラシ 】

島根県議会の「慰安婦意見書」撤回を求めます
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_1.pdf

慰安婦問題への誤解は、日本人の人権に深刻かつ重大な影響を、将来にわたってもたらします
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_2.pdf

島根県議会の慰安婦問題における解釈は、日本政府のそれとは全く違うものです
http://nadesiko-action.org/wp-content/uploads/2024/01/shimane_cw_3.pdf

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【 撤回を求めている意見書 】

島根県議会 平成25年6月26日 可決

日本軍「慰安婦」問題は、女性の人権、人間の尊厳にかかる問題であり、その解決が急がれています。
この問題について、日本政府は 1993 年「河野談話」によって「慰安婦」への旧日本軍の関与を認めて、歴史研究、歴史教育によってこの事実を次世代に引き継ぐと表明しました。
その後、2007 年 7 月には、アメリカ議会下院が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として、「謝罪」を求める決議を全会一致で採択したのをはじめ、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国、EUなどにおいても同様の決議が採択されているところです。
また、日本政府は、本年 5 月 31 日、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会より、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を求める勧告を受けるなど、国連自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会、ILO専門家委員会などの国連機関から、繰り返し「慰安婦」問題の解決を促す勧告を受けてきているところでもあります。
このような中、日本政府がこの問題に誠実に対応することが、国際社会に対する我が国の責任であり、誠意ある対応となるものと信じます。そこで政府におかれては以下のことを求めます。
1 日本政府は「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行すること。
2 被害女性とされる方々が二次被害を被ることがないよう努め、その名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。島根県議会
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官

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<参考 島根県有志の取り組み なでしこアクションブログより>

2024年3月16日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める23回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18667

2023年12月22日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める21回目・22回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18530

2023年7月18日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める20回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18274

2023年3月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める19回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=18001

2023年2月9日付
竹島の日を前に「島根県議会の慰安婦意見書撤回を求める」有志のチラシ
http://nadesiko-action.org/?p=17766

2023年1月15日付
「島根県議会の慰安婦決議の撤回を求めて」有志からの報告書
http://nadesiko-action.org/?p=17728

2023年1月6日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める18回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17717

2022年11月3日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める17回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17431

2022年6月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める16回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=17064

2022年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める15回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16913

2022年1月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める14回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16556

2021年10月26日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める13回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=16437

2021年8月8日
情けない島根県議会 いつまで性奴隷説にしがみつくのか?
http://nadesiko-action.org/?p=16202

2021年7月14日
「慰安婦意見書撤回を求める請願」を拒否し続ける島根県議会
http://nadesiko-action.org/?p=16107

2021年3月25日
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める11回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15778

2020年12月20日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める10回目請願不採択
http://nadesiko-action.org/?p=15513

2020年10月19日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める9回目請願不採択、10回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=15192

2020年8月11日付
元高校野球監督 野々村直通氏、島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を訴える
http://nadesiko-action.org/?p=14809

2020年8月4日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める8回目請願不採択、9回目請願へ
http://nadesiko-action.org/?p=14682

2020年3月24日付
島根県議会に「慰安婦意見書」撤回を求める7回目の請願
http://nadesiko-action.org/?p=14391

2014年12月31日付
竹島を領有する島根県議会がこのままで良いのでしょうか?
http://nadesiko-action.org/?p=7752

2014年9月29日付
日本を愛する島根女性の会「朝日新聞の大誤報を起因とする「河野談話」の即時撤回を要求する県民大会」
http://nadesiko-action.org/?p=7140

2014年6月23日付
日本を愛する島根女性の会から県議会議長宛て抗議文
http://nadesiko-action.org/?p=6582

2014年6月5日付
島根県議会「慰安婦」可決の説明を ネット署名3600人、提出へ
http://nadesiko-action.org/?p=6528

2014年4月13日付
竹島奪還を目指す島根県議会がなぜ「慰安婦意見書」?県議会議長に説明を求めます!
http://nadesiko-action.org/?p=6265

2014年1月14日付
カルフォルニアの母の会が島根県議会に抗議!
http://nadesiko-action.org/?p=5600

2013年12月12日付
島根県から報告「議長の椅子取りゲームに慰安婦問題を利用するのは許せない」
http://nadesiko-action.org/?p=5440

2013年10月4日付
「島根県議会の歴史認識をただす 島根県民の会」から活動予定お知らせ
http://nadesiko-action.org/?p=5033

2013年9月9日付
島根県民が「慰安婦意見書」撤回に立ち上がった!
http://nadesiko-action.org/?page_id=4791

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<参考 地方議会の慰安婦意見書について なでしこアクションブログより>

ねつ造慰安婦問題解決に向けて地方議会の意見書・決議・請願・陳情まとめ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7180

地方議会の慰安婦意見書
http://nadesiko-action.org/?page_id=2

左派市民団体と国連のマッチポンプ
http://nadesiko-action.org/?page_id=7

声明 「情けない韓国国会議員のベルリン少女像の存置要求」

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2020年に独ベルリンのミッテ区に設置された慰安婦像は、今年2024年9月28日に設置許可の期限を迎え、以降撤去を求められます。

期限を前に韓国の国会議員団がベルリンを訪問するなど、撤去反対運動が行われています。

2022年6月に韓国からベルリンを訪問、4日間にわたる慰安婦像撤去運動を行った金柄憲氏らは、撤去反対運動をする国会議員を批判する声明を発表しました。

国の恥さらし、未開の国会議員!

– 情けない韓国国会議員のベルリン少女像の存置要求-

今月初めにチュ·ミエ、キム·ヨンマン、チョン·ヨンギ、イ·ジェガン、イ·ヘミがベルリンを訪問し、ミッテ区の少女像の存置を要求したという。 恥知らずの悪質だ。 ベルリンの少女像は、法も原則もなくむやみに設置する韓国とは全く違う。

1. ベルリンの少女像は、1年単位の展示許可による公共展示造形物だ。

2. 展示のためには、ミッテ区都市空間芸術委員会の審議を通過した後、道路庁と緑地庁の最終許可を得なければ展示ができない。

3. 許可された造形物は1年展示後に特に問題がなく、住民の反対がなければ延長申請が可能だが、最大展示期間は2年だ。

4. 現在、ミッテ区の少女像は2020.9.28.設置後、契約違反という理由で撤去命令を下したが、その時から設置主体(コリア協議会)の無理強いが始まり、2022.9.28.まで延長された。

5. 2022年9月28日以降、延長許可なしに今日まで2年間放置されている状態だ。

一国の法務部長官を務め、一人一人が立法機関である国会議員たちが国を恥をさらしている。 実に情けないこの上ない行動だ。

以上

2022年6月ベルリンにて金柄憲氏の撤去活動

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2024年9月 韓国国会議員によるベルリン慰安婦像撤去反対活動

MBC News 2024.09.06.
독일 베를린 소녀상 철거 임박‥시민들 “시장 사퇴” 촉구
ドイツ・ベルリンの像の解体..市民が市長の辞任を求める
https://n.news.naver.com/mnews/article/214/0001372645

人権、平和の象徴ベルリン平和の少女像-大韓民国国会議員訪問団

2024年9月24日在韓国ドイツ大使館前にて「ベルリン少女像を守る文化芸術人行動記者会見」

恥ずかしい反日(元)日本人「保坂祐二 」vs.真実を主張する愛国韓国人「金柄憲」

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2024年8月27日、ソウル高等裁判所から金柄憲氏に対し名誉棄損で400万ウォン損害賠償金の判決が下されました。(判決文はこちら

訴えたのは韓国の世宗(セジョン)大学教授の保坂祐二氏(2003年~韓国籍)です。

金柄憲氏が「虚偽事実」と批判した保坂祐二氏の著書『新親日派 反日種族主義の虚偽を暴く』には、どのような記述があったのでしょうか。

以下、『新親日派 反日種族主義の虚偽を暴く』 から李栄薫 編著『反日種族主義』を批判する箇所と慰安婦についての記述を抜粋します。

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2019年『反日種族主義』という奇異なタイトルの本が韓国で出版され、続いて日本でも出版されました。 その本の著者たちは韓国人の反日的な「常識」や「情緒」が根拠のない嘘だと言いながら、日本に対する「奴隷根性」を赤裸々に見せてくれました。 【p.7】

韓国人の集団的記憶を反日的で偽りだと見る彼らの見方はごく一部では正しいこともありますが、全く合わないまま日本に対する「奴隷根性」を繰り返して見せる内容がほとんどです。 【p.9】

ところで、韓国の嘘文化にあれほど危機意識を持って誤った主張には同意しないという李栄薫が、なぜ自分の文章には問題の核心部分をすべて抜いて隠蔽に明け暮れるのでしょうか? これこそ彼の奴隷根性の発露ではないですか? 【p.14】

そして「反日種族主義」を抱いていけば、韓国は「先進化どころか後進化するだろう」とし、「嘘の文化·政治·学問·裁判はこの国を破滅に導くだろう」ということで危機意識を持たなければならないと訴える。
ところが、李栄薫の論理には自身が「嘘」と見なしたものを攻撃するためのまた別の虚偽や隠蔽があまりにも多く動員された。 李栄薫が言った内容、すなわち「種族は隣人を悪の種族として感覚」するということは誤った認識です。
種族全員が隣人を敵と見るのは話にならないからです。
したがって、彼が書いた本『反日種族主義』は前提自体が間違っていると言わざるを得ません。
また、韓国人の精神文化を「反日種族主義」と卑下する李栄薫の論理は、日本の極右勢力に免罪符を与える「利敵行為」とも同じです。
筆者(保坂祐二)は「奴隷根性」を繰り返す李栄薫の論理と文が韓国を破滅に導く恐れもあるという憂慮を払拭することができません。
筆者はその懸念を確実に解決するために本書を書きました。
読者の皆様は本書を通じて嘘に事実を混ぜて人を欺き、国を破滅に追い込もうとする悪魔がいるなら、その本質が何かを知ることになるでしょう。【p.33】

日本軍慰安婦制度は、日本が他民族の様々な階層の女性を就職詐欺や拉致形式で連行し、武力で威嚇する環境の中で性的搾取を正当化した制度であり、一定期間彼女たちを性奴隷にして慰安婦たちの自由を剥奪した犯罪だった。【p.270】

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李栄薫氏に対して「奴隷根性」を何度も繰り返し、慰安婦は性奴隷で犯罪だとする保坂祐二氏の書著対し、抗議した金柄憲氏に罰金とは残念な判決です。

一方、韓国の裁判官は反日教育を受けてきたエリートなので、起こりうる事態でもあります。

保坂氏は、親日派より更に悪い悪魔のような『新親日派』として李 栄薫氏らを批判しています。そして金柄憲氏に対しては執拗に何度も何度も裁判を仕掛けてます。金柄憲氏の著作「赤い水曜日」も保坂氏の訴えによって発売禁止となってしまいました。

(※↓表をクリックすると別タブで拡大表示されます)

韓国に帰化した元日本人で、韓国内で大学教授として反日的な言論を繰り返しながら、自分の著書を批判する韓国人に裁判を繰り返す保坂祐二氏。日本人として恥ずかしく思うのは私だけでしょうか。

韓国を愛し、保坂氏による嫌がらせににも屈せず、勇敢に真実を訴える続ける金柄憲氏を応援していきたいと思います。

2024年9月
なでしこアクション代表 山本優美子

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【金柄憲所長、国民行動への支援方法】
皆様のあたたかいご支援は確実に金所長にお届けしています!!

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後援口座 ゆうちょ銀行
店名 五五八
店番 558
口座番号 2629662
ミヤモトフジコ

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【 保坂祐二氏 プロフィール 】

https://x.gd/wdKD7 著者紹介より
東京で生まれる。東京大学工学部卒。1988年、日韓関係研究のため、ソウルに住所を移す。2000年、高麗大学政治外交学科で政治学博士号取得。2003年、韓国滞在15年で韓国国籍を取得。2013年、「大韓民国紅條勤政勲章」を授与される。現在、世宗(セジョン)大学・大洋ヒューマニティカレッジ待遇教授、独島総合研究所所長。(現)(財)日帝強制動員被害者支援財団理事(2018.3~)。(現)慶尚北道庁独島委員会諮問委員(2015.3~)

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判決文 日本語訳 【 韓国語原文PDF  】

主文

1. 第一審判決の中で被告金柄憲をして原告に対し4,000,000ウオン及びこれに対する2021.8.24から2024.8.27までの年5%、その翌日から全てを支払い終えた日までは年12%、それぞれの比率で計算した金額を超過して支給するように命じた被告金柄憲敗訴部分を取り消し、上記取り消し部分に該当する原告の被告金柄憲に対する請求を棄却する。
2. 原告の被告人たちに対する控訴及び被告金柄憲の残りの控訴を棄却する。
3. 原告と被告ジョン・チ・マン被告高ヒョンヒョンの間で発生した控訴費用は原告が負担し、原告と被告金柄憲の間で発生した訴訟総費用はそれぞれ各自が負担する。
4. 第一審判決の主文第一番目ナ項の中で「500,000ウオン及びこれに対する」を「各500,000ウオン及びこれに対する」に改める。

判決理由

1. 本裁判所の判決理由は下記2項のように修正したり変更した部分を除外し、第一審判決理由と同じであり、民事訴訟法第420条本文に依拠し、これをそのまま引用する。(原告は被告たちが第1審判決理由第1番目のタ項の表列1乃至19に記載と同じように原告の社会的評価を低下させるだけの表現をし、原告を侮辱したという理由で、不法行為による損賠賠償請求を行った。第一審裁判所は被告金柄憲の上記表順番1乃至3,5,6,8,12に記載の各行為、被告ジョン・チ・マンの上記表順番14に記載の行為、被告高ヒョンヒョンの上記表列18に記載の行為は侮辱行為であると認定し、残りの行為は認定しなかったが、原告は敗訴部分の中で上記表列9,15,16,19に記載の各行為に関して不服であり、被告金柄憲は敗訴部分全てに関して不服であり、被告ジョン・チ・マン、被告高ヒョンヒョンは不服ではなかった。従って原告及び被告たちが不服ではない上記表順番4,7,10,11,13,14,17,18記載の各行為による損害賠償請求はこの裁判所の審判範囲に属さないため、第一審判決理由の中で上記各行為に関する部分は除外して引用する)

2. 修正および変更する部分
〇第一審判決理由第1番目のタ項の表列5に記載の行為内容部分を「フェイスブックで原告に『慰安婦契約当事者は雇い主なのに日本軍が契約期間を守ってくれた?「何だ!頭がイカれたような話じゃないか?』という文章を掲示した(「또라이 같은 」という表現が否定的感情を引き起こす表現に該当するのはするが、前後の文脈に鑑みれば、これは日本軍慰安婦の性格と概念に対する原告と被告金柄憲の見解の相違を、粗暴で荒々しくかつ無礼な言葉で表現したということに近く、原告の人格的価値に対する社会的評価を低下させる表現に該当するようには見えないので認定せず)」に変更する。

〇第一審判決理由第一番目タ項の表列6に記載の行為内容部分を「フェイスブックで原告に『これはまたなんの新学説だ?本一冊に全ての新学説を書いたホ先生、碩学になられたですな~』という文章を掲示(「新学説」「ホ先生」「碩学になられたですな~」のような表現が原告の人格的価値に対する社会的評価を低下させる表現に該当するとは見えないので認定せず)」に変更する。

〇第一審判決文第6頁第16,17行(表の内部を含む、以下同様)の「乙が第1乃至9号証(価値番号を別途表示しないのは価値番号を含む)」を「乙が第1乃至9,15号証(価値番号のある証拠を含む、以下同様)」に、同じ頁第26行の「主張趣旨」を「主張」に、同じ頁第27行の「被告金柄憲」を「被告金柄憲、被告高ヒョンヒョン」に、同じ頁第28行「被告人」を「上記被告人たち」にそれぞれ直す。
〇第一審判決文第7頁第3行の「被告人」を「上記被告人たち」に直す。
〇第一審判決文第8頁第13行の「500万ウオン」を「400万ウオン」に、同じ頁第15行の「被告金柄憲は5,000,000ウオン及びこれに対する」を「被告金柄憲は4,000,000ウオン及びこれに対する」に同じ頁第17行の「2023.6.20までは」を「2024.8.27までは」に、同じ頁第20行の「上記金額のうち500,000ウオンに対し」を「上記金額のうち各500,000ウオン及びこれに対する」に、同じ頁第21行の「同じ2023.6.20まで」を「上記被告たちがその履行義務存在のありなし、及び範囲に関して抗争することが妥当であると認定される第一審判決宣告日である2023.6.20までは」にそれぞれ直す。

3. 結論
原告の被告人に対する請求はそれぞれ上記の認定範囲内において理由があり、引用し、残りの請求は理由がなくそれぞれ棄却せねばならない。第一審判決の中で被告金柄憲敗訴部分は、これと結論が一部違っており、不当であるため、被告金柄憲の控訴を一部受け入れ、第一審判決中、被告金柄憲をして原告に上記認定金額を超過して支給するように命じた被告金柄憲敗訴部分を取り消し、上記取り消し部分に該当する原告の被告金柄憲に対する請求を棄却し、被告金柄憲の残りの控訴と原告の被告たちに対する控訴は理由がなく、それぞれ棄却する(但し、第一審判決の主文第1番目のナ項のうち「500,000ウオン及びこれに対して」は第一審判決理由第二番目のタ項に鑑みるとき「各500,000ウオン及びこれに対して」の誤記であることが明らかでありこれを訂正する)

以上

1985年8月12日 日航機墜落事故「勝利なき戦い」に挑んだ自衛隊員たち

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なでしこアクション代表山本優美子が、日本航空123便墜落事故について以前産経ウェブに書かせていただいた記事(2016.8.11付)をご紹介します。
産経ウェブ版: https://www.sankei.com/premium/news/160807/prm1608070004-n1.html
この事故については、今なお全く事実無根の馬鹿げた陰謀説が流れているのは大変残念なことです。
私の書いたこの記事は、航空自衛隊の現地指揮官だった父が保管していた資料を基に書きました。もちろん父にも内容を確認してもらった上で発表したものです。ここに書いてあることが真実です。
事故の起こった8月に多くの方に読んでいただきたくここに再掲します。

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日航機墜落事故「勝利なき戦い」に挑んだ自衛隊員たちの苦悩を忘れてはなりません

8月になると、8月15日の終戦の日や靖国神社参拝が毎年話題になりますが、私が思い出すのは昭和60年(1985年)8月12日に起きた日本航空123便墜落事故です。ヘリコプターから吊るされた自衛隊員が通称・御巣鷹の尾根(群馬県上野村の高天原山)で生存者を引き揚げて救出している映像が印象に残っている方も多いでしょう。あれは陸上自衛隊の写真ですが、航空自衛隊もまた長野県川上村に救難指揮所を設置して活動をしていました。

犠牲者520名、生存者4名。史上最悪の航空機事故に、航空自衛隊は創設以来最大規模の災害派遣出動に踏み切りました。8月12日の事故発生から8月30日の撤収までの18日間は「勝利なき戦い」と呼ばれていました。私の父は当時、入間基地の副司令であり、現地指揮官を務めました。父の保管している当時の資料を見ると、空の守りから陸に降りた航空自衛官の「勝利なき戦い」の様子がよく分かります。

自衛隊のPKO派遣や阪神大震災、東日本大震災での活躍もあり、今では国民の間で自衛隊に対する理解がずいぶん広まりました。共産党幹部が「防衛費は人を殺すための予算」と発言すると非難されるまでになりました。

しかし、昭和60年当時は今のようなインターネットやSNSによる情報はなく、新聞・テレビなどの大手メディアによる情報がすべてでした。その大半は自衛隊バッシングがメディアの正義だと言わんばかりに、まともな防衛知識もないままに自衛隊批判が繰り広げられていました。

事件発生2日後には、ある大手新聞社が「自衛隊に抗議・疑問続々」という見出しで自衛隊の現地到着が遅かったと批判し、それに続いてデマ・放言のようなバッシングが始まったのです。

自衛隊バッシングに熱心な一部メディアは、救難活動の妨げにもなりました。特ダネを求めて軽装で山中に入った記者やカメラマンが脱水症状を起こして陸自のヘリに救助されたこともありました。着陸許可がないのに新聞社やテレビ局のヘリが、救出活動中の現場空域に進入し、2次災害が起きかねない事態も招きました。現場の記者が正確な記事を書いても、冷房の効いた本社にいるデスクに没にされたり、歪められたりして、現場の記者はその都度に自衛隊に弁解したという話も残っています。

では、メディアが批判したように、本当に自衛隊は現場到着が遅かったのでしょうか?

8月12日18時57分、JAL123便がレーダーから消えた4分後の19時01分に百里基地から戦闘機2機が緊急発進し、19時21分には上空から炎を確認しています。

20時33分に羽田空港から災害派遣要請があると、7分後の20時40分には航空自衛隊入間基地から先遣隊30名が出発しました。日付が変わった13日01時10分には同じ入間基地から548名の派遣隊が出発しています。

現地へ急ぐ派遣隊にとって、最初のハプニングは高速道路料金所で起きました。災害派遣で緊急な出動なのだと説明しても料金所の担当者は「料金を払わねば通せない」の一点張り。結局、自衛隊員が立て替え払いしました。急な出動だったので財布を携帯していない隊員も多く、大型車の通行料3200円の支払いに苦労したそうです。

御巣鷹山の事故現場までは40度近い急斜面を歩かねばなりません。背丈以上ある熊笹の藪を切り開き、ロープを伝いながらの移動で3時間以上かかりました。

現場のあまりに無残な様子におう吐する隊員もいましたが、隊員達はみな懸命に働き、「一刻も早く遺族のもとへ」と肉片となった遺体を丁寧に毛布にくるみました。

「遺品はそのままにしておくようにという指示が出されていましたが、熊笹の中に時計などが落ちてると、このまま永久に見つからなかったら遺族は悲しむと思い、目立つ場所まで動かしました」

「悲惨な現場でも尻込みする者はいなかった。作業終了、下山といっても『もっと残ってやりましょう』、『休憩だ』といっても『いや続けましょう』という」

「夜、宿営地に帰った時には、みな作業服が汗でズブ濡れで疲労でおし黙っている。それでも足を怪我した隊員に翌日は『休め』というと『どうしても行かせてください』と必死でいう」

このような現場報告が残っています。18日間の救難活動に派遣された航空自衛隊の隊員は入間・浜松・百里などの各基地から延べ約1万人。怪我で手当てを受けた隊員はいましたが、脱落者はゼロでした。

こうして厳しい任務を終えて戻ってきた隊員を待っていたのは、メディアによる一方的な自衛隊批判でした。隊員はさぞ驚き、落胆したことでしょう。

そんな中、隊員の励みになったのは派遣部隊の前線基地となった長野県南佐久郡川上村のみなさんの協力でした。到着早々、地元の農家の方々が「隊員のみなさんにビタミンを」と大量の高原野菜を差し入れてくれました。汗まみれで帰ってくる隊員に、村の健康センターのお風呂を提供してくれました。体育館を宿舎として提供した川上第二小学校は始業式を2日遅らせてくれ、児童たちは励ましのお手紙を送ってくれました。

「じえいたいのみなさん、とてもつかれたでしょう。じこげんばにいって、ぼろぼろのいたいをみつけて、たいへんでしたね。学校にとまって、毎朝そうじをしてくれてどうもありがとうございます」

「8月22日の昼食をじえいたいのみなさんといっしょにたべさせていただいて、どうもありがとうございます。カレーやサラダとてもおいしかったです。げんばなどにいっていたいをはこんだりしますか。ああいうところでは、しごともきつくてたいへんだと思います。まいにちあついなかごくろうさまです」

川上第二小学校の中澤弘之校長先生(当時)は学校の記録書にこう残しています。

「隊員と児童のふれあい、この大惨事の中で昼食会や激励会がごく自然の形でなされた。隊の救援活動や児童の学校生活に効果的であった。組織体としての自衛隊の規律ある行動、礼節をわきまえた奉仕の精神、子供たちへの思いやり等、児童に多くの教訓を与えた」

あれから31年。自衛隊創設以来の大規模な災害派遣となった日航機墜落事故が残した教訓は果たして生かされているのでしょうか。

救難活動を安全・円滑に実施するために不可欠となる救援機や取材ヘリなどの空中統制は、航空法で十分に規定されているでしょうか。災害派遣車両を料金所で止めるようなことはさすがになくなりましたが、大規模な災害など緊急事態に対応するための法律は、その後の2つの大震災を経て整備されたでしょうか。自治体と防衛省の役割分担・協力体制は充分構築されているのでしょうか。災害派遣された自衛隊員への手当ては充分でしょうか。不幸にも殉職した場合、残された家族に充分な賞じゅつ金は用意されているのでしょうか。

自衛隊の任務は、自衛隊法第3条にあるように「我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする」であり、災害派遣は主任務ではありません。災害時の自衛隊派遣は当たり前だと思われていますが、派遣中も限られた人員で通常の防衛業務も遂行しているのです。

政府は、もの言わぬ自衛官に「勝利なき戦い」を強いてはいませんか。自衛隊がその能力を充分に発揮できるよう、憲法改正とともに法整備を進め、装備や予算も充実させるべきです。それが、日航機事故で亡くなった520名の犠牲者の霊に報いることにもなると私は信じます。

※写真 「中警団新聞 昭和60年(1985年)9月15日」より

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韓国MBCニュース報道~ベルリン慰安婦像・独島(2024.8.14-15)

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2024年8月の韓国 MBCニュースから、ベルリン慰安婦像についての報道と独島についての報道をご紹介します。独島についての報道には、7月10日東京で開催した国際シンポジウムについても触れられています。日本語は松木國俊氏(国際歴史論戦研究所 上席研究員)によるものです。

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ベルリン慰安婦像 関連報道
国力尽き歴史消す日本‥また撤去危機少女像(2024.08.15/ニュースデスク/MBC)

レポーター:
ベルリン市からミッテ区に設置された少女像撤去を通告された。日本政府から強い圧迫があったことが疑われている。歴史を消そうとする日本を見逃すわけにはいかない。少女像を守ろうと言う集会が、現地でドイツ、日本、英国など多様な国からの参加も含めて200人以上が集まって開催された。

ベルリン市議会左派議員:
最初は日本人の名でさらに偽のドイツ人の名前で「少女像を撤去せよ」とのメールがたくさん届いた。

アナウンサー:
5月にベルリン市長が日本に行った時に撤去を示唆し、7月に岸田総理がドイツ訪問時に撤去が公式化した。日本は国家をあげて歴史を消し去ろうとしている。

現地日本人:
実際日本政府が少女像撤去に関して圧迫を加えるために多くの金を使っている。日本人として恥ずかしい。

アナウンサー:
日本と韓国人団体への支援金を断つためのロビー活動をしているとの疑惑が提起されている。

Korea協議会代表:
我々のプロジェクトを日本政府が嫌っているため、我々のプロジェクトを選ばないように審査員に強く働きかけているそうだ。

アナウンサー:
我が国政府は見守るだけで何もやることはないと言っている。

レポーター:
外交問題に発展すれば少女像撤去の名分をドイツに与えるというのが政府の論理である。しかし少女像が女性の人権や暴力に関する世界共通の問題の象徴である点を広く世界に訴えることも政府のやるべきことの一つではないか。

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独島関連 報道
「独島は韓国の土地ではない」‥ユン・ソクヨル政権で繁栄するニューライト (2024.08.14/ニュースデスク/MBC)

( 内容 )
李栄薫先生:
独島を韓国領土と断定することはできない。李朝時代の地図が間違っているからだ。
独島問題は大韓民国独立後、それもこの20年間に反日民族主義の象徴となったものだ。
しかし日本領と見ることも難しく、日韓が独島を巡って互いに譲歩すべき。

アナウンサー:
これは日本の独島を半々にしようと言う主張に似ている。日本との友好関係を害しないように低いレベルで管理すべき。

反日歴史学者:
日本さえちゃんとした根拠がないことを知っているのに何で韓国の学者の口からこんなことを・・

— 日米韓シンポジウムの場面 —

アナウンサー:
李栄薫氏は先月東京で開かれた日米韓シンポジウムでも「慰安婦は売春婦だった」と主張した。
シンポジウムには柳錫春氏やラムザイヤー教授も参加して同様の主張をした。
李栄薫氏の編著の『反日種族主義』の共同執筆者の鄭安基氏は最近『テロリスト金九』という本を出している。(注1)

アナウンサー:
三大歴史機関の長が全てニューライトに占められた。
東北アジア歴史財団 本来英国史専門のソウル大学教授朴チヒャン氏がトップに就任した。彼女は日本統治下で朝鮮が経済発展をしたと主張する『歴史の再認識』の共著者である。
彼女は就任記者会見でも「『日本は過去について謝罪していない』という既存世代の認識を若い世代に強制してはならない」と発言し波紋が広がった。

国史編纂委員・・・委員長に許ドンヒョン氏が就任した。彼は国定教科書編纂にも参与       しており、日帝時代の親日派である李光洙や尹チホを韓民族の「実力養成」によって独立を達成しようとした独立運動家であると評価している。

韓国学中央研究院・・・先月末院長に『反日種族主義』の共著者の一人である金洛年氏が就任した。

これ以外にも独立記念館の理事に落成台経済研究所所長の朴イテク氏が就任した。
5人中4人の理事は彼の就任に反対したが、国家報勲省の後押しで結局就任した。
以上

(注1) 「 金九 」について
1919年以来、上海で臨時政府に参加し、大韓民国臨時政府の警察本部長、内務大臣、大統領代理、国務領(大統領)などを務めた。1924年、満州の朴喜光と通じ親日派暗殺、主要公館破壊などを指揮し、韓人愛国団を組織して李奉昌の桜田門事件、尹奉吉の上海天長節爆弾事件を指示した。1940年から1947年まで大韓民国臨時政府の主席であったが、南朝鮮単独選挙実施を巡って李承晩と対立し、1949年6月26日に暗殺された。
現在、韓国では独立運動の英雄となっている。

金九は1896年3月9日、李氏朝鮮の黄海道安岳郡鴟河浦で起きた、強盗殺人死体遺棄事件(鴟河浦事件)の犯人の一人でもある。彼は日本人商人・土田譲亮を、日本人だとして集団で暴行、石と鉄棍棒で撲殺し、「義兵」と称して金品・驢馬を奪って、遺体を埋葬せずに凍った河に捨てた。この事件で金九は逃走後に、捕縛され、強盗殺人犯として死刑判決を受けた。後に特赦により減刑され、さらに脱獄する。韓国では鴟河浦義挙として讃えられている。
(以上ウィキペディアフリー百科事典より)