韓国市民団体が「慰安婦詐欺はもうやめろ❗️」2021.5.5韓国日本大使館前

韓国ソウルの日本大使館前の慰安婦像前で正義連(元 挺対協)が毎週水曜日に日本を糾弾する水曜デモを行っています。

その真横で「慰安婦詐欺をもうやめろ!」の横断幕を掲げて活動している韓国市民団体の皆様。その勇気と行動力に感謝です。


[横断幕] 慰安婦詐欺もうやめろ❗️
慰安婦被害者法第2条1項に符合する日本軍慰安婦は一人もいない❗️

2021. 5. 5. 慰安婦法廢止國民行動 声明文

正義連は故ユンスンマン氏に対する慰安婦の捏造を謝罪して
虚偽捏造の本山正義連を解体せよ!

正義記憶連帯は5月3日いわゆる’日本軍慰安婦被害者’ユンスンマン氏の逝去を知らせる訃告を公知した。 訃報内容の重要な部分を説明すると、「ユンさんは1929年に忠清北道で生まれた。 13歳だった1941年、家にトラックを運転してきた日本の軍人が祖父に暴行を加えるのを見て抵抗し、トラックに乗せられた。

そのようにして日本の下関に連れて行かれ、紡績会社で3年ほど働いていたが、以後、慰安所に連行され、無惨な性奴隷の被害にあった。 体と心に大きな傷を負って一生を生きた. 1993年に政府に日本軍’慰安婦’被害者として登録して、海外での証言、水曜集会参加など日本軍性奴隷制問題の正義なる解決に向けた活動をした。”とした。

しかし、正義連のこの訃報は、明白なうそであり、1993年に日本軍慰安婦被害者登録も’慰安婦被害者法’を違反した虚偽登録であることが明らかだ。

まず、日本軍がトラックを運転して来て強制的に乗せて行ったという部分は、挺対協で発行した’強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち(4)、(以下、挺対協証言集)’の尹氏本人の証言にもない嘘だ。 たとえ証言にあったとしても、どの国の軍隊が戦争中に朝鮮まで来て、田舎の少女を連れて行き、紡績会社で強制的に仕事をさせるコメディのようなことをするだろうか。 嘘をつくにしてももっともらしくすればどうか。

次に慰安所に連行され、無惨な性奴隷の被害にあったとしたが、当時、日本本土では、日本軍慰安所がなかった。 1996年のラデイカ·クマラスワミと米UN人権委の報告書で「慰安所という制度設立の公式的な名分は売春行為を制度化し、それを通じて売春行為を統制することにより陸軍の占領地域で報告される強姦報告の数値を減らすことができる」と述べたように、日本軍慰安所は基本的に戦時占領地に設置された。 なのに占領地でもない日本本土に日本軍慰安所があるというのだろうか(とんでもない嘘)。

これと関連し私本人が正義連側にが直接、日本軍慰安所が日本にもあったかどうかを確認するために問い合わせた。 ところが、自分をリュ氏と名乗る担当女性の回答には驚いた。 彼女は’日本と朝鮮にも日本軍慰安所があり、日本に連行された人が朝鮮で慰安婦生活をした人も相当数ある’と主張した。 ここで疑問が生じた私は元慰安婦たちの文章をもう一度確認した。 結果は衝撃だった。 リュ氏の主張通り日本と朝鮮で売春生活した女性たちが日本軍慰安婦被害者に登録された場合が一つや二つではないことが分かったためだ。

故ユンスンマンさんも日本軍によって連行されたものではなく、日本軍慰安所でもない一般の遊郭のような売春店で働いたにもかかわらず、日本軍慰安婦被害者に登録され、国家からさまざまな保護と支援を受けた。 この部分については今後、警察や検察による徹底した調査が行われるべきだろう。

最後に、ユン氏は1993年に政府に日本軍’慰安婦’被害者として登録して海外での証言、水曜集会参加などで、日本軍性奴隷制問題の正義なる解決に向けた活動をしたとした。 慰安婦被害者法第2条1項には”日本軍慰安婦被害者”という’日本によって強制動員されて性的虐待を受け、慰安婦としての生活を強要された被害者をいう。’と定義した。 これによると、いわゆる’日本軍慰安婦被害者’は、日本軍(日帝)によって強制動員されたという前提を満たさなければならない。 だが、ユン·スンマンさんは日本軍に連行されなかった。

したがって、日本軍に連行されたこともないし、日本軍慰安所で慰安婦生活をしたことがないユンスンマン容疑者が女性家族部(当時保健福祉部)に慰安婦被害者申告をして’生活安定支援対象者’に登録されたのは、虚偽登録に国民の血税を浪費した不正行為と判断されている。 もし、挺隊協の証言集(4)以外に他の証言と証拠がない場合、これは明白な虚偽登録であり、これについて徹底した調査を行い、関係者に対する処罰が行われるべきである。

1.正義連は日本で生活した故ユンスンマン氏がどのように日本軍慰安婦被害者に登録されることができたのか、その根拠を提示せよ!

2.正義連は故尹順万(ユン·スンマン)氏の訃告の虚偽事実の摘示に対して謝罪し、虚偽捏造で点綴された正義連を解体せよ!

2021. 5. 5.

慰安婦法廢止國民行動

被っているのは「少女像撤去」ヘルメット

韓国市民団体団結!正義連・水曜デモへのカウンター抗議活動「ウィーン条約違反の少女像を撤去せよ!」2021.4.28韓国日本大使館前


「少女像撤去」ヘルメット

2021. 4. 28. 慰安婦法廢止國民行動 声明文
ウィーン条約違反の少女像を撤去せよ

この2020年5月、偽の慰安婦のイヨンス氏が二回にわたって記者会見を開き、挺対協と尹美香(ユン・ミヒャンを狙撃する際、当面、沈黙していた大統領の文在寅(ムン・ジェイン)が一ヶ月ぐらい経った昨年6月8日、ついに口を開いた。

“慰安婦運動は民間の自発的参加と連帯で成長してきた運動です。 被害者のおばあさんたちは、自ら女性人権運動家になり、世界各地の戦時性的暴力の被害者たちと手を取りました。 市民社会の多くの活動家が連帯し、市民も協力してくれました。 幼い学生までも水曜集会に参加し、慰安婦問題を隠された過去に作らないために努力しました。”

私は大統領のこの言葉聞きながら、慰安婦問題が解決されるどころかますます複雑にこじれてしまうしかないことを直感した。 韓日関係を破綻寸前に追い込んでいる慰安婦問題に対する大統領の認識が慰安婦の実態を歪曲しただけでなく、法治を否定して国際約束すら無視したためだ。

大統領は元慰安婦を’被害者の女性’としたが、慰安婦に対する1次的加害者は、子供を何銭お金に売り渡した親とその家族たちだ。 彼らは貴重な娘を紹介業者や業者に譲渡し、一定期間、奉仕する労働の代価を「前借金」という名目で受け取り、契約書に印鑑を押し、印鑑証明書まで渡した。

彼らが受け取った前借金は、売られた女性たちが契約期間中に返さなければならない借金であり、すべて返すまで縛り付ける足かせだった。 お金がなかったら、その女性たちが売春街に陥って慰安婦として行っただろうか? 親が直接契約書に捺印し、印鑑証明書を渡して子どもを押したが、そこで日本軍がなぜ出てきて神風空軍部隊がなぜ出てくるのか。 その話を聞く日本軍の子孫はどれほど無念であり、自国のために命を落とした神風勇士の子孫はまたどれほど深い侮辱感を感じるだろうか。 立場を変えて考えてみろ!

また、大統領は彼らを「自ら女性人権活動家になり、世界各地の戦時性暴力被害者たちと手を組んだ」と述べた。 しかし、戦争犯罪とは、国際紛争や武力衝突地域において敵対国の女性を拉致、強姦、殺害するなどの行為を指す。 朝鮮と日本は相互武力衝突国家でないうえ、朝鮮の女性は日本国民だった。 さらに、慰安所は占領地の女性に対する強姦のような戦争犯罪防止に向けて運用された合法的な売春空間で、慰安婦はここで規定の料金をもらって性的サービスを提供した女性たちだ。 彼らが戦時性的暴力の被害者と何の関係があるというのか。

実状がこうしたことにも2021年1月8日、故ベチュンヒ氏など12人が日本政府を相手に提起した慰安婦被害者損害賠償請求訴訟の判決文で”日本帝国は第2次世界大戦中に侵略戦争遂行のために’慰安婦’制度を設け、運営し、’慰安婦’が必要になると、当時植民地に占領中だった韓半島に居住していた原稿などを誘拐したり、誘拐して韓半島の外に強制移動させた後、慰安所に監禁したまま常時的暴力、拷問、性的暴行に露出させた。”とした。 いわゆる’日本軍慰安婦被害者’が隣国を相手に起こした訴訟で、大韓民国の裁判所がこのように虚偽と捏造を指摘して、原告勝訴の判決を下した。 恥ずかしいことだ。

大統領はまた、「市民社会の多くの活動家が連帯し、市民も力を合わせました。 幼い学生までも水曜集会に参加し、慰安婦問題を隠された過去に作らないために努力した”としたが、水曜集会は明白な集会法違反だ。 韓国内駐在の外交公館100メートル以内の場所では、外交機関の機能や安寧を侵害する恐れがあるという理由で集会を禁止しているためだ。 例外として休日に開催する場合は可能となっているが、水曜集会は文字通り平日に行われた集会だ。 ある人は業務のない昼休みに文化祭の形式で行っていると言っても、言葉遊びやごまかしに過ぎない。 昼休みの1時間以内に始めて終わらせたのは、たった1度だけでもあったのか。

何より水曜集会の中心となった慰安婦少女像が外交関係に関するウィーン条約を違反した約束違反と憎悪のシンボルという点だ。 2011年12月14日、日本の激しい反対にもかかわらず設置の先頭に立った人物がパク·ウォンスン(朴元淳)元ソウル市長であり、これを公共造形物に登録して撤去できないよう釘を刺した人物がキム·ヨンジョン(金永宗)鍾路区庁長である。 大統領からソウル市長、区庁長まで実定法に違反し、国際約束を破ることをたやすくしていながら、あまりにも堂々とした態度に憤慨せざるを得ない。 個人間の約束さえ守らなければ、人扱いされない状況で、国と国との約束を破っても、国の待遇を受けることを望むということか。

慰安婦問題において大韓民国という国は国際社会に二つの罪を犯してしまった。 一つは、慰安婦の実体を歪曲・捏造して国際社会を欺いたもので、もう一つは国際社会の約束である外交関係に関するウィーン条約を違反したものだ。 このすべてが、韓国自らが国際社会の一員であることを拒否した恥ずかしい行動と言わざるを得ない。

そこで、我々は次のように要求する。

1.外交関係に関するウィーン条約を違反した慰安婦少女像を撤去せよ!

2.、国民を欺いて国際社会を欺いた慰安婦の詐欺劇の実体を明らかにし、関係者を処罰せよ!

2021. 4. 28.

慰安婦法廢止國民行動

李宇衍(イ・ウヨン)先生の演説

「お母さん部隊」の演説

慰安婦法廢止國民行動 代表 金柄憲 氏の演説

日本政府閣議決定~「従軍慰安婦」という用語は使用しない

令和3年(2021年)4月27日、日本政府は「従軍慰安婦」の表現を不適切とする政府答弁書を閣議決定しました。

義務教育諸学校教科用図書検定基準(平成 29 年 8 月 10 日文部科学省告示第 105 号)」は、以下のことを定めています。

[社会科(「地図」を除く。)]
1 選択・扱い及び構成・排列
(5) 閣議決定その他の方法により示された政府の統一的な見解又は最高裁判所の判例が存
在する場合には、それらに基づいた記述がされていること。

今回の閣議決定により、義務教育の学校教科書に「従軍慰安婦」の記述は出来なくなります。

中学校の歴史教科書に「従軍慰安婦」を復活させた山川出版社に対しては、文科省は直ぐに訂正勧告を出し、ページの差し替え等の措置を取るよう行政指導をすべきです。

閣議決定は官房長官談話(1993年河野談話)より、政府の決定として格が断然上です。

以下、質問主意書と答弁書の全文です。

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【質問主意書】
令和令和三年四月十六日提出提出
質問第九七号
「従軍慰安婦」等の表現に関する質問主意書

提出 馬場伸幸

「従軍慰安婦」等の表現に関する質問主意書

「従軍慰安婦」等の表現に関する問題の解決は、重大かつ喫緊の課題である。

平成四年の政府調査等では、慰安婦に関して軍や官憲による強制連行を直接示す資料は見つかっていないにもかかわらず、これまで「従軍慰安婦」の用語は、千田夏光氏の著書(昭和四十八年)以降世の中で広く使われており、その結果、あたかも女性たちが強制的に連行され、軍の一部に位置付けられていたとの誤った理解を日本国内のみならず国際的にも与えてしまっているとの問題があり、今後、政府としてこの用語を用いることは適切ではないと考える。その意味で、本年二月八日の衆議院予算委員会で加藤官房長官が「近年、政府においては、慰安婦という用語を用いており、従軍慰安婦という用語は用いておりません」と答弁されたことは高く評価する。

また「いわゆる従軍慰安婦」の用語も、平成五年八月四日の河野官房長官談話をはじめ広く使われている。菅内閣が同談話を継承して、そこで表現されているお詫びと反省の気持ちを引き継ぐことは十分理解するので、同談話そのものを見直すことは求めないが、「従軍慰安婦」の前に「いわゆる」を冠することは、先ほど述べた誤った理解を正すことにはならず、むしろ間違った印象を更に広めてしまう懸念があり適切ではないので、今後この用語を政府として用いることは適切でないと考える。

以上を踏まえ、次の事項について質問する。

一 政府として、平成五年八月四日の河野官房長官を継承するのか、改めて政府の基本的立場を示されたい。

二 政府はなぜ平成五年八月四日の河野官房長官談話において、「従軍慰安婦」という用語を使用したか。

三 「従軍慰安婦」という用語に、軍より「強制連行」されたかのようなイメージが染みついてしまっていると考えるが、近年、政府としてこのような「従軍慰安婦」という用語を使用していない理由は如何。

四 今後、政府として、「従軍慰安婦」や「いわゆる従軍慰安婦」との表現を用いることは、不適切であると考えるが、政府の見解は如何。従軍慰安婦という用語を使用しない場合であっても、例えば、軍や軍からの要請を受けた業者との関係を明らかにせずに、単に女性たちが「慰安婦として従軍させられた」といった表現を用いる等、「従軍」と「慰安婦」を組み合わせた表現を使用することも不適切であると考えるが、政府の見解は如何。

右質問する。

【答弁書】
令和三年四月二十七日受領
答弁第九七号
内閣衆質二〇四第九七号
令和三年四月二十七日

内閣総理大臣 菅 義偉

衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員馬場伸幸君提出「従軍慰安婦」等の表現に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

衆議院議員馬場伸幸君提出「従軍慰安婦」等の表現に関する質問に対する答弁書

一について

政府の基本的立場は、平成五年八月四日の内閣官房長官談話(以下「談話」という。)を継承しているというものである。

二から四までについて

平成四年七月六日及び平成五年八月四日の二度にわたり公表された政府による慰安婦問題に関する調査において、調査対象としたその当時の公文書等の資料の中には、「慰安婦」又は「特殊慰安婦」との用語は用いられているものの、「従軍慰安婦」という用語は用いられていないことが確認されている。もっとも、談話発表当時は、「従軍慰安婦」という用語が広く社会一般に用いられている状況にあったことから、談話においては、「いわゆる」という言葉を付した表現が使用されたものと認識している。

その上で、政府としては、慰安婦が御指摘の「軍より「強制連行」された」という見方が広く流布された原因は、吉田清治氏(故人)が、昭和五十八年に「日本軍の命令で、韓国の済州島において、大勢の女性狩りをした」旨の虚偽の事実を発表し、当該虚偽の事実が、大手新聞社により、事実であるかのように大きく報道されたことにあると考えているところ、その後、当該新聞社は、平成二十六年に「「従軍慰安婦」用語メモを訂正」し、「『主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した』という表現は誤り」であって、「吉田清治氏の証言は虚偽だと判断した」こと等を発表し、当該報道に係る事実関係の誤りを認めたものと承知している。

このような経緯を踏まえ、政府としては、「従軍慰安婦」という用語を用いることは誤解を招くおそれがあることから、「従軍慰安婦」又は「いわゆる従軍慰安婦」ではなく、単に「慰安婦」という用語を用いることが適切であると考えており、近年、これを用いているところである。また、御指摘のように「従軍」と「慰安婦」の用語を組み合わせて用いるなど、同様の誤解を招き得る表現についても使用していないところである。引き続き、政府としては、国際社会において、客観的事実に基づく正しい歴史認識が形成され、我が国の基本的立場や取組に対して正当な評価を受けるべく、これまで以上に対外発信を強化していく考えである。

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< 参考データ 1>
第204回国会 97 「従軍慰安婦」等の表現に関する質問主意書
質問答弁経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/204097.htm

質問主意書
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a204097.pdf/$File/a204097.pdf

答弁書
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_t.nsf/html/shitsumon/pdfT/b204097.pdf/$File/b204097.pdf

< 参考データ 2 >
第204回国会 98 「強制連行」「強制労働」という表現に関する質問主意書
質問答弁経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/204098.htm

質問主意書
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a204098.pdf/$File/a204098.pdf

答弁書
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_t.nsf/html/shitsumon/pdfT/b204098.pdf/$File/b204098.pdf

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< 関連ニュース >

産経 2021.4.28
自民・下村政調会長 「慰安婦」政府答弁書「教科書は閣議決定にのっとった記述を」
https://www.sankei.com/politics/news/210428/plt2104280018-n1.html

産経 2021.4.28
加藤長官「立場変えるものでない」 「従軍慰安婦」の表現不適切との政府答弁書で
https://www.sankei.com/politics/news/210428/plt2104280009-n1.html

NHK 2021年4月27日
政府 “「慰安婦」という用語を用いることが適切” 答弁書決定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10013001851000.html

産経 2021.4.27
「従軍慰安婦」表現は不適当 「強制連行」も 政府答弁書 教科書は使用
https://www.sankei.com/politics/news/210427/plt2104270018-n1.html

共同 2021年4月27日
「従軍慰安婦」は誤解招く 政府、答弁書を決定
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA27DPQ0X20C21A4000000/

ラムザイヤー教授からのメッセージ(日本語文字起こしと韓国語訳)

緊急シンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」(2021年4月24日 星稜会館)でご紹介したラムザイヤー教授からのメッセージ(日本語)、文字起こしと韓国語訳をご紹介します。

2021年4月24日 緊急シンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」(星稜会館)

ハーバード大学ロースクール ジョン・マーク・ラムザイヤー教授からのメッセージ
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ラムザイヤーです。宜しくお願いします。

このシンポジウムの企画を立てて下さった国際歴史論戦研究所の方々、なでしこアクションの方々、そしてこのシンポに対して寛大な後援をして下さった産経新聞、そしてお忙しいところに集まって下さった皆様方に心から感謝致します。

正直に言えば、なんと言って良いか、全くわからない程恐縮です。こんな著名な先生方に集まってくださる事は一生夢にもなかった事です。本当に光栄に思っております。

しかし今度の課題は僕でもありませんし、僕の8ページの論文でも無いことは明らかです。単なる一人の教員に対する嫌がらせの問題ではなく、もっと深刻な、重大な問題だと思います。

過去の出来事を誠実に、細かく、包括的に、出来るだけバイアス無しに伝えること、学問の自由を徹底的に守る事が、今日の課題になっていると思います。そしてこの二つの目的を達成するために、僕が小さい役割でも果たす事が出来れば幸いだと思っております。誠実な歴史を伝えるため、学問の自由を守るために、僕にでも役に立てる事がありましたら、出来るだけ頑張りたいと思っております。

この経験を通して何を習ったかと言いますと、次の三つの点が気になりました。

一つは誠実にものを言う事がどれほど重要であるかです。

今日のテーマの問題を解決するための第一歩は過去の現象を誠実に供述する事ですし、まさに当たり前のはずの事ですけど、発表する時、論文とか記事を書く時、誠実に、そして出来るだけバイアス無しにものを言うべきだという事ですし、現在のニュースを報告するんでしたら、出来るだけバイアス無しに報告するべきですし、過去の出来事について挙述する場合も、同じ事が当たり前のはずですけれど、無視されている訳なのですね。

そして今日のテーマに戻りますと、1930年代の朝鮮半島では何が起こったかについて書く場合も誠実に書くべきだという事です。

僕が今度の短い論文を書いたきっかけも、英文の文献、英文の文献を読んで、まさに不正だと思った事が多かったからです。どれを読んでも韓国の反日バイアスがかかってるとか、または、米国学界の人文学科の反日バイアスがかかっている様に読めるものが圧倒的に多かったので、この論文を書く事にしました。

ということで、歴史を書く時に、政治的に都合が良いからこれを書こうとか、学界の流行に沿ったものを書きたいのでこれを書こうと思って書く人があまりにも多くいるから、この状態になってしまったと思います。

この経験を通じて習った第二の点は、学問の自由がどれほど重要なのかです。

誠実な研究を行うためにはどんなに政治的に不都合な論文であっても発表できる事が「基礎」になります。

結局、米国の学界では少なくてもこれ位は当たり前の事だとずっと思っていましたけど、結構間違っていましたね。

今度の論文に関する反発の猛烈さにビックリしました。ある程度の反発がある事はもちろん覚悟していましたけれども、こんなに激しいものになるとは全く予想していませんでした。

今回の批判者にとって重要な事は、強制連行説とか性奴隷説に対する反対説が絶対英語の文献に現れたらいけないという事らしいです。少なくてもこの二つの点に関しては学者の間では異論が、異説、異議が全く無い。学者の意見は一統していると伝えたいらしいです。

学界内の意見が完全に一致しているという幻影を守るためにこそ、この反発が起こっていて、そのためには今度の僕の論文、8ページの論文が撤回される事が彼らにとっては重要なのらしいです。

これほどスターリン主義の手段は有り難く、めったにみるもじゃないです。でも結構、強制連行説とか性奴隷説に反対する論文が英語の文献に現れない限り、この説に反対する事はホロコーストを否認する事に変わらないと彼らが言える訳です。

でも、それにしても今回の若い助教授たちのやり方を見て絶望しました。学問の自由を全く無視にして学者としての「暗殺未遂」みたいな行為をとって、それを誇りに思ってるとしか思えない事を言っているのですね。

一応、いろんな意見を持つ学者が論文、または学界の発表を通して批判し合う事が学問を推進させるという基礎的な原理が無視されていて、まさに1960年代の学生運動の悲痛な「寛容性の無しの雰囲気」になって、若い学者の中にはなっている感じです。

そして僕、この経験を通して習った最後の点は、友達がどれほど重要なのかということです。

この非難は僕に友達がいなければ絶対生き残る事が出来なかったものだと思います。米国の友人、日本の友人、彼らの励ましがなんと言っても不可欠でした。

信じてくれる友達、安心させてくれる友達。「あんたはインターネットで言われているほどくだらない人間じゃないよ」と、何回も何回も繰り返して言ってくれる友達に僕が頼りました。

猛烈な批判に当たり始めると、どうしても孤立な感じがしてきて、自分に対して疑問を抱き始めるのですし、それこそが批判者の狙いですよね。疑問を持ち始めさせて、最終的には崩して、それこそ中国の文化革命の手段でした。そういう目に遭わないためには、どうしても友人が不可欠であると僕は感心しました。

この災難が始まった直後、「こんな時には人間について色んな事を習うよ」と言ってくれた友達の一人がいましたけど、まさにその通りです。ただ悔しい事には、知りたくなかった事も習ってしまう事ですね。

という事で、今日僕が言いたい事は最も当たり前で、英語では「All I really need to know, I learned in kindergarten」です。「人生にとって本当に必要なものは全て幼稚園で学んだ」ということです。

「ハサミを持ちながら走っちゃいけない」という事もありますし、「正直に真実のことを言う」、現在の事でもそうですし、過去の事についても正直なことを真実なことを言う。他人の言いたい事を聞いてあげる、聞きたくない事も冷静に聞いてあげる。そして友達は絶対裏切らない、という事です。

この素晴らしいシンポジウムを開いて下さった国際歴史論戦研究所の皆様、なでしこアクションの皆様、後援して下さった産経新聞の方々、お忙しい中に来て下さった著名な先生方、そして皆様方に厚くお礼を申し上げたいと思います。

以上

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韓国語訳
※ “학자에 대한 ‘암살미수’ 행위를 자랑으로 여겨”…램자이어 교수 첫 입장문 전문(全文)  から転載させていただきました。

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심포지엄 〈램자이어 논문을 둘러싼 국제역사논쟁〉에서 발표…펜앤 단독 전문 번역·공개

출처 : 펜앤드마이크(http://www.pennmike.com)

램자이어입니다. 잘 부탁드리겠습니다. 이번 심포지움을 기획해 주신 국제역사논전연구소의 여러분, 나데시코액션의 여러분, 이번 심포지지움 개최에 관대히 후원해 주신 산케이신문, 그리고 바쁜 와중에 모여 주신 여러분께도 진심으로 감사드립니다.

솔직히 말하면 뭐라고 말해야 좋을지 전혀 모를 정도로 황망합니다. 이렇게 저명한 선생님들께서 모여 주실 줄은 꿈에도 생각하지 못했습니다. 대단한 영광으로 알겠습니다. 그러나 이번 과제는 저도 아니고, 제가 쓴 8페이지짜리 논문도 아님은 명확합니다. 단순히 한 사람의 교원에 대한 괴롭힘의 문제도 아니며, 그보다 더 심각하고 중대한 문제라고 생각합니다.

과거에 일어난 일을 성실하고 꼼꼼히, 포괄적이면서도 가능한 편향됨 없이 전하는 것, 학문의 자유를 철저히 지키는 일이 오늘의 과제라고 생각합니다. 그리고 이 두 가지 목적을 달성함에 있어서 제가 작은 역할을 할 수 있다면 다행으로 여깁니다. 역사를 성실히 전하기 위해, 학문의 자유를 지키기 위해, 제가 할 수 있는 일이 있다면 가능한 열심히 해 보고자 합니다.

이번 경험을 통해 무엇을 배웠느냐고 한다면, 다음 세 가지 사실을 들겠습니다.

첫 번째는 ‘무엇인가를 성실히 말하는 것이 얼마나 중요한지’입니다.

오늘 주제에서 다루는 문제를 해결하기 위한 첫걸음은 과거의 현상을 기술하는 것이며, 매우 당연한 일입니다만, 무엇인가를 발표할 때나 논문이나 기사를 쓸 때, 가능한 치우침 없이 무엇인가를 말해야 한다는 것이며, 현재의 뉴스를 보고할 대에는 가능한 편향됨 없이 보고하는 것이고, 과거에 일어난 일을 기술하는 경우에도 그렇습니다. 하지만 이처럼 당연한 일이 무시되고 있습니다.

오늘 주제로 돌아가 보면, 1930년대의 조선반도(한반도)에서 무엇이 일어났는지에 대해서도 성실히 써야 한다는 것입니다. 제가 이번에 발표한 짧은 논문을 쓰게 된 계기도, 영어로 된 문헌을 읽고 매우 잘못됐다고 생각되는 것들이 많았기 때문입니다. 무엇을 읽더라도 한국의 ‘반일(反日) 편향’이 반영돼 있다든지, 또는 미국 인문과학 학계의 ‘반일 편향’이 반영돼 있는 것으로 읽히는 것들이 압도적으로 많았기에 이번 논문을 쓰게 됐습니다. 그래서 역사를 서술할 때, 정치적 유불리를 따져 이것은 쓰고 다른 것은 쓰지 않는다든지, 학계의 유행을 좇아 쓰고 싶은 대로 쓴다든지 하는 사람들이 너무나도 많았기 때문에 오늘날과 같은 상태가 돼 버렸다고 생각합니다.

이번 경험을 통해 배운 두 번째는 ‘학문의 자유가 얼마나 중요한지’입니다.

성실한 연구를 하기 위해서는 아무리 정치적으로 불리한 논문이라고 하더라도 발표할 수 있는 것이 ‘기초’가 됩니다. 결국 미국 학계에서는 적어도 이 정도는 당연한 일이라고 여태껏 여겨 왔습니다만, 제가 잘못 생각하고 있던 모양입니다.

이번 논문에 관한 맹렬한 반발에 깜짝 놀랐습니다. 어느 정도 반발은 있을 것이라고, 각오는 물론 하고 있었습니다만, 이렇게까지 격렬한 것일 줄은 전혀 예상하지 못했습니다. 이번 논문에 대한 비판자들에게 있어서 중요한 것은 ‘강제연행설’이라든지 ‘성(性)노예설’을 반박하는 설(說)이 영어로 된 문헌으로 나타나서는 절대로 안 된다는 것이었던 모양입니다. 적어도 이 두 가지 점에 관해서는 학자들 사이에서는 이론(異論)이나 이설(異說)이 절대로 존재하지 않는다는 사실, 학자들의 의견이 한 가지로 통일돼 있다는 사실을 전하는 것이 그들에게는 중요했던 것 같습니다.

학계 내의 의견이 완전히 일치해 있다는 환상을 지키기 위해서 그처럼 맹렬한 반발이 있었던 것이고, 그 때문에 이번에 제가 발표한 8페이지짜리 논문이 철회되는 일이야말로 그들에게 있어서 중요한 일이었던 것 같습니다. 이같은 스탈린주의적 수단은 존재하기 어렵고, 좀체 볼 수 없는 일이기도 합니다. 그럼에도 ‘강제연행설’이라든지 ‘성(性)노예설’을 반박하는 논문이 영어 문헌에 나타나지 않는 한, 이런 설들에 반대하는 일은 홀로코스트를 부인하는 일과 같은 것이라고 그들은 말할 수 있게 되는 것입니다. 이번에 젊은 조교수들이 보여준 행동들을 보고 저는 절망했습니다. 학문의 자유를 완전히 무시하고 학자에 대한 ‘암살미수’와 같은 행위를 하고, 또 그것을 자랑으로 여기고 있다고밖에 볼 수 없는 발언들을 한 것입니다.

우선, 다양한 의견을 가진 학자들이 논문, 또는 학계 발표를 통해 서로 비판하는 것이 학문을 진전시킨다는 기초적인 원리가 무시되고 있으며, 비통하게도, 이는 우리가 지난 1960년대 학생운동에서 본 ‘무관용’을 젊은 학자들이 좇고 있다는 느낌입니다.

그리고 제가 이번 경험을 통해 배운 마지막 사실은 ‘친구가 얼마나 중요한지’하는 것입니다.

이번에 제게 쏟아진 비난들은 친구들이 없었다면 절대로 극복하지 못했을 것이라고 생각합니다. 미국의 친구들, 일본의 친구들…… 그들의 격려가 매우 필요했습니다. 저를 믿어준 친구들, 안심시켜 준 친구들, “당신은 인터넷에서 사람들이 말하는 것처럼 형편없는 사람이 아니야”라고 몇 번이나 되풀이해 말해준 친구들에게 저는 기댔습니다. 맹렬한 비판이 시작되면, 어찌 됐든 고립된 것 같은 느낌이 들게 마련이며, 자신에 대한 의문을 품기 시작하게 됩니다. 그리고 그것이야말로 비판자들이 노리는 바입니다. 의문을 갖게 해서 마지막으로는 붕괴시키는 것, 그것이 바로 문화대혁명 때 중국 공산당이 취한 수단이었습니다. 그런 꼴을 당하지 않기 위해서는 친구들이 매우 필요하다는 것을 깨달았습니다.

이번 재난이 시작된 직후 “이런 때에는 인간에 대해 여러 가지들을 배우게 된다”고 말해 준 친구가 있었습니다. 정확히 그대로였습니다. 다만 안타까운 일은, 알고 싶지 않은 것도 배우게 됐다는 사실입니다.

결론적으로 오늘 제가 드리고 싶은 말씀은, 매우 당연한 것입니다만…… 영어에는 “All I really need to know, I learned in kindergarten”이라는 표현이 있습니다. 번역하자면 “인생에서 정말 필요한 것들은 전부 유치원에서 배운다”는 말입니다. “가위를 들고 뛰어서는 안 된다”라든지 “정직하게 진실을 말한다”라든지. 현재의 일도 그렇지만 과거의 일도 과거의 일에 대해서도 정직하게 진실을 말하는 것. “다른 사람이 말하는 것을 들어주는 것”, “듣고 싶지 않은 사실도 냉정하게 들어주는 것”. 그리고 “친구는 절대로 배신하지 않는 것” 등 말이죠.

이번 심포지움을 열어 주신 국제역사논전연구소의 여러분, 나데시코액션의 여러분, 심포지움을 후원해 주신 산케이신문의 여러분들, 바쁜 와중에 심포지움에 참석해 주신 저명한 선생님들, 그리고 여러분께 심심한 감사의 인사를 드립니다.

존 마크 램자이어(하버드대학 로스쿨 교수) / 번역=박순종 기자 francis@pennmike.com

출처 : 펜앤드마이크(http://www.pennmike.com)

4.24【緊急シンポジウム】ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争 (永田町/星稜会館)

【生中継動画】 緊急シンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」
https://youtu.be/Sy6jVLu0xow

<プログラム>
◆ 開会のあいさつ
国際歴史論戦研究所会長 杉原誠四郎

◆ 第一部「報告」
「ラムザイヤー論文の紹介」
山本優美子 国際歴史論戦研究所副会長、慰安婦の真実国民運動幹事長、なでしこアクション代表

「ラムザイヤー論批判への反論」
西岡先生 麗澤大学客員教授、 歴史認識問題研究会会長

「エコノミストから見たラムザイヤー論文」
高橋 洋一   嘉悦大学教授、 内閣官房参与

「ラムザイヤー論文批判をめぐるメディアの問題」
有馬 哲夫  早稲田大学教授

「ラムザイヤー論文と歴史教科書-「従軍慰安婦」記述復活問題-」
藤岡信勝  新しい歴史教科書をつくる会副会長

◆ ビデオ・メッセージ
イウヨン先生 落星台経済研究所研究委員、「反日種族主義」共同執筆者

ラムザイヤー教授

◆ 第二部「討論」
秦 郁彦  日本近現代史専門家、慰安婦問題の第一人者、著書「慰安婦と戦場の性」
高橋 史朗  麗澤大学大学院客員教授、歴史認識問題研究会副会長
高橋 洋一
有馬 哲夫
司会 藤岡 信勝

< 報道 >
産経ニュース 2021.5.6
「慰安婦性奴隷説」否定のラムザイヤー論文に韓国などが反発 「自由な研究」阻害するおそれ
https://www.sankei.com/politics/news/210506/plt2105060011-n1.html

pennmike 2021.04.24
“학자에 대한 ‘암살미수’ 행위를 자랑으로 여겨”…램자이어 교수 첫 입장문 전문(全文)
http://www.pennmike.com/news/articleView.html?idxno=43196

출처 : SBS 뉴스  2021.04.24
[단독] 거꾸로 걸린 태극기…”암살 미수”라는 램지어

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【緊急シンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」開催の趣旨】

昨年12月、ハーバード大学ロースクール所属の法経済学者マーク・ラムザイヤー教授は、「太平洋戦争における性サービスの契約」と題する学術論文をネットに公開した。その趣旨は、すでに日本では確立した学説となっている「慰安婦=公娼」説をベースに、戦地に於ける慰安婦と業者との関係を「ゲーム理論」の枠組みによって分析したものであった。

この論文の内容が1月31日の産経新聞に詳しく紹介されると、韓国では「慰安婦=性奴隷」説に立つ学者や運動団体などから激しい反発がおこり、次いでアメリカでもコリアン系の学者や学生らが先導して、ラムザイヤー批判の大合唱がおこった。

そこまではよしとして、問題はそれらの批判者がラムザイヤー論文の撤回を求めて署名活動を展開し、全世界で3000人以上の学者の署名が集まったなどとしていることである。たとえ署名が1万人分集まろうと、真理は微動だにしない。

しかし、こうした行動は、学問の自由を圧殺する全体主義的な風潮の表れであり、自由な社会において看過できない深刻な問題である。学問的研究に対する批判は同じ学問的研究や論説でなされるべきであり、多数を頼んで圧力を掛け、論文を撤回させ、研究者の口を封じるなどは、決してやってはいけないことである。

このシンポジウムは、そうした憂慮の上に立って、慰安婦問題の当事国たる我が国でも、学問の自由と論争のルールは守られるべきであるとの立場から、ラムザイヤー論文を読み、それぞれが自己の見解を確立する一助にしようとする試みである。

時あたかも、日本では令和3年度から使用される中学校の歴史教科書に「従軍慰安婦」の記述が復活し反響を呼んでいる。そうした意味でも、慰安婦問題は我が国にとって避けて通れない課題である。

今後、いずれは「慰安婦=性奴隷」説の学者とも学問的なベースで冷静な議論の場を持ちたいと考えるが、このシンポジウムは、何が今回の国際的論争の争点であり、問題点であるかを究明し、議論の正しい在り方をこの日本において示すことを狙いとする。多くの方々が関心を寄せていただくよう希望する。

令和3(2021)年3月

国際歴史論戦研究所

【緊急シンポジウム】ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争(概要)

令和3年(2021年)4月24日(土)14:00-16:30
会場・星陵会館(永田町6番出口)

<第一部> 報告
山本優美子 ラムザイヤー論文の紹介
西岡  力 ラムザイヤー論文批判への反論
高橋 洋一 エコノミストから見たラムザイヤー論文
有馬 哲夫 ラムザイヤー論文批判をめぐるメディアの問題
藤岡 信勝 ラムザイヤー論文と歴史教科書-「従軍慰安婦」記述復活問題-

<第二部> 討論
秦 郁彦/高橋洋一/有馬哲夫/高橋史朗/藤岡信勝(司会)

主催:国際歴史論戦研究所
後援:産経新聞社

参加費:2000円(資料代を含む)

事前申込先(先着200人)
TEL03-6912-0047
メール irich.shinpo@gmail.com

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高橋洋一先生(嘉悦大学教授・内閣官房参与)
ディスカッション・ペーパー「ラムザイヤー論文について」

https://www.youtube.com/watch?v=wTyuoTACHIw

https://www.youtube.com/watch?v=3nes4YxAe0s